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Posted by - 2024.04.19,Fri
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Posted by Ru Na - 2012.05.02,Wed
    したたりやまぬ日のひかり
    うつうつ回る水ぐるま
    あおぞらに越後の山も見ゆるぞ
    寂しいぞ

    一日もの言わず野にい出て歩めば
    菜種の花はだんだんに波をつくりて
    今ははや、しんに寂しいぞ

この室生犀星の詩、「寂しい春」を、そこに立つとどうしても思い起こされる菜の花畑の風景が、
私の知っているかぎり、新潟市には二箇所ある。


そのうちの一つ、福島潟を訪ねた。
今年は天候のせいで、花の時期がどこでも大幅にずれている。
はたして菜の花畑が見られるかしら、と行ってみたら、
清々しい黄色の帯が広がっていた。

resize4925.jpg

汗ばむくらいの陽気、連休初日は大勢の行楽客で賑わっていた。

resize4927.jpg

resize4926.jpg


潟のヨシを
刈り取って
干してある日陰で
くつろぐ人々。












resize4923.jpg


 古民家を
 移築したもの。
 休憩所に
 使われている。













resize4930.jpg
 向うに見える建物は、
 「水の駅
 ビュー福島潟」
 
 内部には
 オオヒシクイの
 越冬地として
 知られる福島潟の
 自然や文化を
 紹介した展示があり、
 今回は
 登らなかったが、
 展望台からの
 眺めは素晴らしい。






菜の花畑の中の散歩道に入り込むと、黄色い花に埋もれてしまいそう。
これはむしろ犀星よりも山村暮鳥の詩の世界。

      いちめんのなのはな
      いちめんのなのはな
      いちめんのなのはな
      ・・・・・・・

resize4909.jpg

resize4928.jpg

ここではよくヒバリに会える。
こんなに人が大勢でも出てきてくれるかなと、囀りをたよりにさがしてみると、
菜の花畑のはずれの杭に1羽とまっていた。

resize4908.jpg









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金沢市在住の美術家
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