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見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by Ru Na - 2018.02.07,Wed
またまた雪の話題。
蛇行する偏西風のせいと言われる大寒気団の居座りが、
日本海側に記録的な大雪をもたらしている。
隣県ほどではないが、わが町も雪に埋もれ、さらにしつこく
降り続くものだから、道際の雪の壁は嵩が増える一方。

庭の池の上の雪囲い用の波板が、雪の重みで潰れやしないか
ヒヤヒヤ。(こまめな雪よけが必要。)
鳥たちは餌も見つけられず、居場所も狭められ、
この冬が越せないものが続出するのでは、と危惧。
せめて庭の小鳥レストランの常連たちには、お腹いっぱい
食べさせたい。

あなたが外出する時、ポケットにパンくずやお米などを忍ばせて、
安全そうで雪の影響が少なそうなスポットを見つけたら、
そっと撒いて欲しい。
もしかしたら、それで命拾いできる野鳥がいるかもしれない。
こんな非常事態には、皆で協力せねば。
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Posted by Ru Na - 2017.10.25,Wed
先日、今年は台風が少ないと書いたその後、22-23日に大型の台風21号の
ありがたくない訪問があった。
風は思ったほどではなかった。夜中・未明の雨も覚悟していたほどでは
なかったが、川がひどく増水した。山の方で大量に降ったのである。
我が川では氾濫も堤防決壊も浸水もなかったが、一時、消防団待機準備の
水準を超えていた。

22日の午後、降り続く雨に川は既に水位が高く、水は濁って浅瀬や中州が
水没しかかっていた。
水鳥たちはどこに潜り込んだかほとんど姿がない。
夕方風が出てくると、河口の森でも小鳥たちはどこかに避難して、
情報交換か、ヒヨドリだけが鳴き交わしていた。
近頃日中コロニー近くの浅瀬で過ごしているサギたちの姿も少なく、
ダイサギが10羽ほど、川中の浅瀬があった場所で心細げに
身を寄せ合っていた。

23日の未明、雨量が最も多かったらしいが、睡眠中で覚えていない。
朝、強い雨風は収まったが、一日雨が降り続き、
川の様子を見に行ったのは、ようやく24日の午後になってから。
水位情報を見て、23日未明の水位の上昇にぎょっとして、
(野鳥の子育て時期が終わっていて良かった!)
水位が下がったのを確認してから出かけたのだが、
実際の川は濁流が渦巻き、堰の段差は水没、浅瀬は水没。
中州・寄り州は浸水。草木がなぎ倒されて、流木やゴミが
あちらこちらに引っ掛かっていたりした。

遊歩道の方々に、泥や小枝や枯葉などが散乱していて、
ここまで泥水が被ったということが分かる。
この川近くの高台の下で、崖崩れもあったらしい。
ここは人的被害がなくて良かったのだが、何と水っぽい国なのだろう。
いつもその水の恩恵を受けているが、ひとたび何かあると
土がすぐ脆くなる、何と脆い国土であるか。
(どさくさまぎれの大儀なき解散劇の衆院選の結果なども、こんな国土の
気候風土が国民の気質に相当影響していると思う。)







Posted by Ru Na - 2017.10.20,Fri
我が家の庭の金木犀は、毎年律儀に10月1日にいきなり香るが、
今年は咲き始めが大幅に遅れ、ほとんど香らず散ってしまった。
近所の金木犀も、同じような状況。
家からさほど離れていない高台の地区では、日当たりのせいか
毎年秋分の頃に金木犀が咲くという。
今年こちらの方は二度咲きをし、数日間とても良い香りを放っていた。

金木犀が咲く日がずれるのは、異常気象が取り沙汰される猛暑の夏の
年に時々起こるが、今年は特に変だった。
8月前半までの猛暑、後半の天候不順。8月後半から9月の台風は
例年より少なく、9月後半から10月初めの高温。
1日で10℃ほど気温が上下するのである。
こちら28℃あった日は、リスボンで33℃まで気温が上昇したというから、
この極端な天候は世界規模らしい。

小さなオレンジ色の花邑が、地球温暖化など環境の色んな変化を
考えさせてくれる。
その花をゴキゲンにつつくのはスズメ。
花に寄って来る虫がお目当てのシジュウカラやエナガの群。
鳥たちには、このくらいの日にちのずれは、
かれらの秋の食生活にあまり影響していないようだ。



Posted by Ru Na - 2017.08.10,Thu
台風5号は、さほどの強風にならなかったがかなりの雨。
川は増水し、濁流が渦巻いている。
中州、寄り州はことごとく水没。

サギコロニーでは、7月初めの増水時でも、水位2m超えは
ほんの一瞬だったのに、今回は数時間に渡って2m以上になっていた。

9日も1.5m。サギたちが集う浅瀬は完全に水没。
遅く営巣したチュウサギの巣を探す。
周囲の草木は水でなぎ倒されている・・・。駄目だったか・・・?
かろうじて残っている木の塊の中に、抱卵中の姿を見つけ、ホッ。

小さなヒナが3羽いた別のチュウサギの巣。
ここも水を被ったかもしれない。ヒナが2羽になっていた。





Posted by Ru Na - 2017.07.29,Sat
ようやく大雨洪水土砂災害の、警報やニュースが一区切り。
それにしても毎年この時期、日本列島は水浸しで泥だらけになっている
ような観がある。
私の住む地域では、幸い水害らしい水害はなかったが、
同じ市内では土砂崩れによる避難勧告、浸水や道路の冠水等もあった。

九州北部や秋田を考えるとかわいらしいものかもしれないが、
7月初めには1時間に61.5mmという、観測史上最高の降雨があった。
その時のサギコロニー近くの川の水位は、一時日頃の倍になっていた。
しかし数日後の豪雨による増水の方がより深刻で、
後で水位グラフを見ると、一瞬だが日頃の3倍の水位に増水していた!

今年は、例年に比べ、木立の比較的高い位置に営巣していたコサギだが、
一番低い位置にあり、ヒナがまだ小さい巣が、完全に水没したらしい。
親鳥がヒナを連れてどこかに避難してはいないかと、その後いくら探しても
小さなヒナ3羽が見つからない。

渇水の夏も困る。雨が降らなくても高温多湿。
ハダニなどが発生してヤナギがボロボロになる。
雨は降ったら降ったで、その辺りを泥水の海にする。土が崩れる。
カビや害虫が大量発生。
近年、温暖化による異常気象が拍車をかけているとはいえ、
元々自然災害が多い脆い列島。
暑くて水っぽいこの季節、ことさらプロヴァンスのカラッとした気候が
懐かしくなって、還りたくなるのである。










Posted by Ru Na - 2017.04.14,Fri
4月10日、日が落ちて間もない東の方の空に丸い月が架かった。
満月? その下に輝く星。月とほぼ垂直に並んでいる。

      


折しも満開の桜。
堤防の上の道を縁取って、白い花の腕(かいな)を伸ばしているのが
夜目にも分かる。

  

下流から上流に向かって自転車を走らせる私の前方に、
タテに並んだ月と星が、時には花に隠れ時には街の灯の上空に点る
春の宵の灯明のような空の道標。

              


 
    




ゴイサギの声。岸辺に降り立った。

  



川沿いのソメイヨシノは、花見のスポットであるが、
格別のライトアップもされていないので、街灯の側だけが照らされて、
こういうひっそりとした夜桜も趣がある。


   



   



月齢14の月に接近していたのは木星だったと、後で知った。


      






Posted by Ru Na - 2016.12.06,Tue
Au clair de la lune
    Mon ami Pierrot
    Prête-moi ta plume
    Pour écrire un mot.

    Ma chandelle est morte
    Je n'ai plus de feu
    Ouvre-moi ta porte
    Pour l'amour de Dieu.

ご存知、フランス民謡の「月の光で」

 月の光で、我が友ピエロ
 書きものしたいのだけれど
 君のペンを貸してよ

 僕のローソク燃え尽きちゃった
 もう種火も残っていやしない
 お願いだから君の扉を開けてよ
 神の名の下で               (runa:訳)

ピエロが住む月のイメージは、満月ではなくてやはり三日月だろう。
三日月に腰掛けるピエロの絵が、昔からよく描かれてきたせいかもしれない。

その細い月を廻って、相次いで天体ショーが見られるこの頃。
12月3日は、月齢4の月と金星が近くに並んだ。
3日の日没後の南西の空に架かった細い月。

   

   

左下が金星。くっきりと大きく輝いている。

 

こんな細い月なのに、川面にはきらきらと明るい光の道ができた。

      

川面に上弦の月と金星が、逆さ鏡で映る。

      

上の画像が空の月、下が水の中の月。

   
   

12月5日。今度は月と火星が並んだ。

  

月齢6の月の右下には金星が輝く。

  

そして12月6日は、一年で一番日没が早い日。
日の入り時刻は、16:37:37である。






Posted by Ru Na - 2016.09.20,Tue
15日の中秋の名月は、厚い雲に隠れて見られなかった。
月がより美しくなるという翌日は、薄い雲で滲んでいた。

 

雲が流れて、時折丸い形が現れる。

 

同日、河川敷にはコスモスの花が咲きほころび始め、
季節は確かに移ろっている。

   

   

 

猛暑の後、夜風に涼が混じるこの頃、恒例となった明かりのイベントが
始まっていた。
十六夜のこの宵、川原に落ち着いた雰囲気のステージや屋台が立ち、
朧な月の下、人々が闇と光の中を行き交い、穏やかな宵を楽しんでいた。

           

           

川原の芝に設置されたLEDの光の絨毯。

 

この日以降、台風の影響で天気は下り坂。雨が続いている。






Posted by Ru Na - 2016.06.08,Wed
連日サギのコロニーに、監視を兼ねて観察に通っている。
木の上のチュウサギ。

 

羽づくろいする姿を、夕日が美しく染める。

 

営巣もずい分増え、ヒナも誕生し始めている。
これから巣作りのコサギとアマサギのカップル。

 

帰る頃にはすっかり暗くなり、近頃帰路の前方の空に見える
やたら明るい赤い点が気になっていた。

   

星にしてはあまりに大きく、最初は夜間飛行物体かと思ったが、
点滅も動きもしない。
一体これは、本当に火星なのだろうか?
そして、火星がこの10年で地球に最も接近している事を知った。

 

軍神マルスの赤い戦いの星、火星。
この赤さは、時には禍々しい印象を与えるせいか、また地球のお隣で
行き来するのも夢ではないと思えるせいか、SF小説などにに取り上げられる
ことが多い星。
しかし、この赤い宝石のような光を見ていると、
争いや禍をもたらすイメージはなく、只々ドロップのような甘ささえ感じ、
宙からの親しげな挨拶のように思えてくる。

 

毎日楽しみにしていた赤い光を、この2日ばかりは
梅雨めいた曇り空が隠してしまった。





Posted by Ru Na - 2016.03.05,Sat
3月に入ったとたん、また雪。

  

  

その淡雪は1日で消え、今日は再び4月並の暖かさ。
その陽気に誘われ、週末の河岸は、散歩する人走る人と、
いつもに増して人出が多く、人が多いと鳥が少ない。

下流方向へ自転車を走らせていると、前方に沈む日が
奇妙な形になっていた。

 

まるで水に映った陽のように、縦に引き伸ばされて、太陽が3つあるように見えた。

 

こういう現象を何と呼ぶのだろうか。サンピラー(太陽柱)の一種?
刻々と沈む日。雲の下に出た太陽は何だか大きな電球がぶら下がっているみたい。

 

線香花火の火玉が今にも落ちようとする様になってきた。

 

ようやく雲と分離。

 


 









Posted by Ru Na - 2015.12.12,Sat
このところ、日没後の明るさが残る時間が長くなったような
感じがする。天気の良し悪しのせいかしら?
そういえば毎年、冬至の来る前に、既に日が長くなったような気が
することがある。

サギが旅立つ時期になると、渡りに入る時刻、塒入りの時間と
日の入りの関係を捉えたくて、日没時刻をチェックしている。
コロニーのサギは、例年11月半ば過ぎにはいなくなるのだが、
今年は塒の場所が変わったせいか、数は減少しつつも、
まだ残っているので、日没後に塒にいるサギの数を数えに
コロニー通いと日没時刻のメモは続けていた。

荒天続きの11月末、母が足の疾患で入院したこともあり、
なかなかサギたちに会いに行けなかったが、
家と病院の往復に明け暮れた合間に数回、無理やり時間を作って
塒のサギを数えに行った。
その時の記録に、日の入り時刻を後でまとめて調べてメモしていたら、
12月に入っていつの間にかその時刻が、ほんの僅かだが
遅くなっているのに気付いた。

    

何故?? 冬至に向かってどんどん日が短くなるはずなのに。

  

どの時点で逆転が始まったのだろう?
 11月29日―16:38:36
 12月  2日―16:37:59
 12月  7日―16:37:37
 12月  9日―16:37:43
 12月10日―16:37:49
12月2日から9日の間のどの日かに、日没が一番早い日があるはずと
調べてみた。結果、6日と7日が16:37:37
この二日が今年一番日暮れが早かったということになる。

日没がまた遅くなるといっても、日の出時刻も更に遅いので、
冬至に向かって昼の時間は短くはなっている。
しかし、こんな逆転現象はどうして起こるのだろうか?
また、太陽の軌道の関係で、いったん遅くなった日没が
この冬の間にまた早まる事はあるだろうか?
さらに調べる。

   

地球から見た太陽の通り道―黄道は、夏は高い位置にあり
冬は低くい所を通る為、夏冬で日の長さ(日の出から日の入りまで)が
変わる。高い円弧はそれだけ距離が長いので日の出ている時間も長い。
というのは、小学校で習って誰でも知っていることで、
自転する地球の地軸は傾いているものだから、そんなことが起きてしまう。
しかも、自転するのに要する時間は24時間より約4分少ない。
そこでズレが生じる。
太陽の周りを回る公転軌道が楕円形なので、公転速度にも早い遅いの
変化が生まれるし、それらが重なって、相対的に正午の太陽の位置が
一定ではなく8の字を描くようになる・・・。
と、分かったような分からないような・・次第に頭が混乱してきた。

複数の動きが生み出す相対的なものが、日の出・日の入りの時刻に
大きく作用して、日ごとの日没時刻の変化が大きくなったり、ゆっくりに
なったり、逆転したりの現象になる、ということは何となく理解した。

   

とにかく、日の出が一番早い日、日没が一番遅い日が
夏至や冬至と一致しない、というのを初めて知った。
天文の知識を観念的に持っている人は、そんなこと当たり前
じゃないか、と言うかも知れない。
しかし、感覚的に捉えていたことに実際の裏付けがあったのは、
とても新鮮な驚きだった。

 







Posted by Ru Na - 2015.10.01,Thu
最近の天体ショー、月が地球に最も近づく時の満月、
スーパームーンもさることながら、
この夏の夕空は、光と雲の大スペクタクルがよく見られた。
そして秋、29日の夕焼けは、

 

黄金を熔かしたような眩さと、筆でちょっと紅の点を置いたような
ちぎれ雲で開幕。

 

太陽が地平の彼方に沈む残光が、雲の紋を異様な色に染めていった。

 

 

これは一体現実の光景かしら?

 


 





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金沢市在住の美術家
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