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見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
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Posted by Ru Na - 2018.11.30,Fri
堀田善衛 生誕100年の記念年、ということで、
出身地である隣県では、様々な企画展などが行われているらしい。

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201810/CK2018102002000238.html

これほどの人なのに、絶版になっている著作が多く、
あの本を買いたいと思っても、手に入らなかったりしたが、
この機会に再販されたものも出てきたり、新たな関連本が出版されたり、
ようやく又世間がそのすごさを再認識する機運がでてきたような・・・。
でもやっぱり、まだまだ動きが鈍いのがいらだたしい。

だいたい、曇りのない目で世界を見、権力や権威や長いものには
決して巻かれない人間は、特にこの時代、あまり良く思われない。
私にとってもごく当たり前と思われる事なのだが、
何故か大勢が見たがらない、言いたがらない事を率直に、
そのものずばりと言い当てたり、ほんとうにその通り、と
言われて初めて今まで漠然と形にならずに思っていた事に
はっきりとした形象を与えてくれたり、
宮崎駿氏が言うように、堀田さんの思想と言葉は本当に灯台の光のよう。

先日、TVの歴史番組でレギュラーが語っていて、いたく同感したこと。
「正しく判断できる人は少ししかいない。・・・
 世間では正しさより分かりやすさが好まれる。選挙の時など特に。・・
 歴史を見るには、そんな人間の習性を自覚することが必要。・・」

実は我が町と縁が深い堀田善衛さん。親戚の家があった縁で
若い頃の数年間をこの町で過ごしていた。
かって香林坊にあった、自伝的な小説にも出てくる親戚の楽器店が、
米国東部の工業都市に長年住み、その町のオーケストラに入っている
叔父が、子供の頃最初にバイオリンを買ってもらった店、と聞くと、
なんだかとても身近にも感じられるのだった。

私がスペインを旅したり、スペインの歴史や文化を考える時、
やはり堀田さんの著作で読んだことが、必ず頭の隅っこにある。
全著作を読んでいるわけではないが、(読みたくても手に入らないものが多い。)
一番好きなのは、「路上の人」。
ヨーロッパ文学では当たり前だが、日本文学にはあまりないグローバルな
感覚が堀田さんのベースにあって、それがトーマス・マンやドストエフスキー、
ロマン・ロランなどと並んで、飽きずに繰り返し読みたくなる
重要な要素になっている。











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Posted by Ru Na - 2018.10.31,Wed
「変容する家」展のすべての会場を回った。
途中から集め始めたスタンプラリーで、手ぬぐいや缶バッジも
もらった。

「変容する家」展は、民家や空き店舗などを会場にした現代アート展で、
市内にまとまった3つのエリアがある。
21世紀美術館が企画した、東アジア文化都市の催しのひとつ。
会期が長いのと、入場無料なのと、それぞれのエリア内の会場が隣接していて、
気軽に行きやすく、気に入った作品は二度見もしてしまった。

美術館やギャラリーではなく、生活の場や、あるいは里山にアート空間を作り、
広域に点在する会場を鑑賞者が訪ね歩く、というやり方は
「地域興しに現代アートを」というのはあまりに安直、といった批判さえ
聞こえるくらい、今ではすっかりポピュラーになって、
こういった事の先駆的な企画に参加したり手がけてきた者にとっては
感無量。

私は展覧会そのものを目指して見に行ったというより、
目的地に行く途中に、ついでにちょっと回り道して見たものが多かったが、
昔から馴染みのある地区なのだけれど、会場を探して路地裏をあてずっぽうに
歩いて目に入る風景が、とても新鮮に感じられた。
そういえば近頃、河川敷の遊歩道ばかり通っていて、これらの路地を通るのは
数年ぶりだったことに気付いた。

近年、“新幹線効果”などで街はますます観光化し、
昔から旧市街の中心地に住んでいる私の目に付く道や店は、
小奇麗で洒落た感じにどんどんなっているが、いつの間にか何だか
ひどく薄っぺらな街に成り下がってしまった、という思いを持っている。
今回、展覧会場になったエリアにも、観光の波は多少なりとも押し寄せては
いるが、路地裏には、外部の視線に対し客体化したのではない生活の景色が
そのまま残っているようで、それがいつまでそのままでいられるかという、
時の中の脆さも内在させて、一瞬であるか常時であるかの微妙なバランスの
ある一点が私に触れたのだった。

そういう空間の奥に、映像やらオブジェやら、平面、立体、音・・・
実体があって無いような現代アートが潜んでいて、
よりリアルな街の実存そのものになっていたのだった。



















Posted by Ru Na - 2018.09.30,Sun
台風・地震・またまた台風接近。

姪が北海道で住んでいる町のすぐ近くが震源地だった。
幸い物的破損だけで済んだらしい。
彼女は東日本大震災の時も北関東にいて、大きな揺れを
経験している。

翁長知事が亡くなった沖縄の知事選、台風の影響は如何に?

リンゼイ・ケンプの訃報を新聞で見て、
昔ロンドンのパブで偶然出会った、リンゼイ・ケンプ・カンパニーの
メンバーである青年と交わした会話を思い出していたら、
今度はきききりんの訃報。残念。

9月いっぱいもどうせ暑かろう、
クルト・ワイルの三文オペラのような秋の空気はまだ当分先、
と思っていたら、台風や長雨やなにやかやで、
気温が急に低くなったりする。でも蚊は暗躍する。

サギコロニーのサギたち、まとまった渡りの光景が二度見られた。
全体数がそれより減っているので、知らないうちに少しづつ
渡って行ってしまったようだ。
親鳥にごはんのおねだりをしているヒナが、まだ少数いるが・・・。

月下美人の花は二つ開き、庭の金木犀がもう花を付け始めている。










Posted by Ru Na - 2018.08.31,Fri
クロサワの映画のタイトルではないが、8月は何かと戦さを想起させる。
そんな8月は、スケルツォでも、バラードでもアンプロムチュでもなく、
やはりラプソディーとしか例えようがないんだな。

今年生誕100年として話題に上る人で、自分にとって重要な存在が
何人もいる。
ネルソン・マンデラ、レナード・バーンスタイン、いわさきちひろ・・・
いずれも、戦争など人間社会の巨大な力に踏み潰されそうになる、
脆く小さくしかし美しくて尊い何かを必死で守ろうとした方々。
同じ年の生まれだったと気付いた次第。

そんな8月に、翁長知事が亡くなり、さくらももこが亡くなり、
猛暑と水浸しの小さな列島。
とてもじゃないが、まともな方向を向いているとは思えぬこの国の
政治と社会の漂流が行き着く先は?

サギコロニーのサギヒナたちは、ようやく自力で危険が回避できる
くらい成長したものが大半になった。
今年も春先から、ずっとサギコロニーに通いづめていて、
ここに至ってずい分長い旅をしてきたような心持である。






Posted by Ru Na - 2018.07.30,Mon
連日の猛暑。 
昨日37℃、今日36℃。 熱帯夜続き。
朝は9時頃すでに30℃超え。夕方5時でもまだ33℃くらい。

サッカーW杯は、フランスが優勝。 
まだ19才のエンバペは、人格的にもなかなかの人物のようだ。

西日本豪雨。死者は200人超え。
こちらでは幸い大きな人的被害はなかったが、
3日間の大雨で、一時的に川の水位が日頃の3倍。
今年は低い位置の巣が少ないサギコロニーだが、被害にあった子が
やはりいる。

雨がやむと梅雨明け宣言、いきなりの猛暑。危険な暑さ。
どさくさにまぎれて、またカジノ法案通過。
モリカケ疑惑は一体どこへ?
それに政権に忖度する原発訴訟の結果。
沖縄の翁長知事は、辺野古埋め立て阻止のため、
ついに最後のカードを切った。
でも、黒を平気で白とごまかし、正当性も正義も
まともな感覚なんて微塵もない今の政権には、
何をやってもねじ伏せられるだろうなと思うと、
やりきれない。
そして、なるべくものを考えないようにしている国民の
多くの無関心。










Posted by Ru Na - 2018.06.30,Sat
いつの間にか、番狂わせが多かった(ように思う)サッカーのW 杯。
予選リーグが終わり、よもやと思った日本は、
なんとか決勝トーナメントに進める事と相成った。

私には、日本だから応援する、といった様な感覚はあまりないのだが、
何となく嬉しいのも事実。
現政権はいつもの手法で、どさくさに紛れて、問題多い法案を
さっさと通してしまったが・・・。

遅れて来たサギたちの子育てが、佳境に入っているので、
サギコロニー通いで忙しく、他に何も手が付かない。
部屋の片付けは一体何時になったら目途がつくのか・・・。

棚の内容の分類整理だけではなく、増え続けるPCの外付けHDDの
内容も、同時に整理しているのだが、
撮影に出てると、PCに取り込まねばならないカメラや動画のデーターが、
毎日約20Gづつ増えていくので、
HDDの当座の空きを作るため、データーBD-Rもせっせと焼く。
でなければ追いつかないのである。

自転車操業とは、まさしくこういう事。






Posted by Ru Na - 2018.05.28,Mon
仕事がしやすくなるよう、少し部屋を整理しようと、
この冬、本棚を追加した。
個展のはがき用の作品写真を撮るため、ある程度広い壁面を
確保しておく必要があって、部屋の壁の2面は棚を置かない
ようにしていたのだが、床に平積みの本やCDの山、散乱する
書類やいろんな道具。
もっときちんと収納システムができていないと、肝心の制作も
やりづらくなる一方。

で、壁面180cm×180cm分の棚を入れて、CDや本や、カメラ用品、
パソコン関連のものなど、少しづつ整理しては収めていっている
のだが、一向に片付かないどころか、ひとつ山を崩すと、かえって
収拾が付かなくなったり、一体何時になったら埒が明くのか、
快適に仕事できる環境に出来るのか、見当が付かなくなってしまった。

もう要らない、と思われるものをある程度は捨てているのだが、
基本的には物を溜め込む習性があるので、ミニマリストには
なれそうもない。









Posted by Ru Na - 2018.04.30,Mon
「松雪草」は、チャイコフスキーのあの魅惑的なピアノ小品集
「四季」の中の四月の曲。
「四季」の12曲はどれも好きだが、これは特に私のお気に入り。
季節おかまいなしに年から年中この曲を弾いているが、
それでも、ふと気付くと早や五月の風。

沖縄の普天間基地問題、シリア情勢、ロヒンギャ難民、
#Me Too の広がり ・・・でも日本では・・・
南北首脳会談の今後・・・?
気になる色んな世界情勢や社会問題が、次々吹き付ける風のよう
だが、寒暖差に翻弄されている我がささやかな日常では、
サギの戻りが遅くてやきもきしている間に、庭にすみれやつつじの花。
行きつ戻りつしていた季節が、今は一斉に新緑に被われ始めている。

連休前半、早速、水と緑と黄色い小花と白い鳥たちと、たっぷり
すてきな時を過ごすことができた。






Posted by Ru Na - 2018.03.30,Fri
以前、冬の初めに会ったハヤブサの子のことを書いた。
あまりに幼くてたより無げで、果たして無事に冬越しできるか
心配していた。
その後の大寒波、大雪。
生まれてから最初の冬が越せずに命を落とす野鳥が多いという。
この冬は、昨夏生まれの若い野鳥にとって、格別厳しい冬となった。

いつの間にか桜花がほころんでいる。
五月並の陽気の日が続いて、河岸に山をなしていた除雪捨て場の雪の壁も、
見る見るうちに小さくなった。

私は相変わらず何やかやと忙しく、特に午前中はスケジュールがびっしり。
夕方になってようやく川の様子が見に行ける。
何かと理由を付けては、結局毎日川まで行ってしまうのは、
ダイサギやアオサギなど、サギたちに会うためである。
冬の大ダイサギは、春シベリアに渡るので、しばしの別れが惜しい。
最近は会える日と会えない日が交互する。
会えないと、いよいよ行ってしまったのか、と思って淋しくなり、
翌日会えると、ほっとすると同時に、早く渡らなくていいのかと
心配になる。

今日はもうダイサギの気配はなく、この川にいたダイサギはみんな
去ってしまった気がしたが、
それでももしやと、その姿を探していつもより少しだけ遠出をした。
風が冷たい。日も落ちる。もう帰ろうと引き返しかけたら、
護岸のまばらな枯れ草の中に、じっと動かない鳥の姿。
ハシボソかしら?何をしているの?と近づくと、
羽が茶色いハヤブサの若鳥!
驚かせないようにそっと遠くからズームして見る。
冬の初めに出会ったハヤブサの同じ子のような気がして
思わず話しかけた。

ハヤブサの子はじっと同じ場所に座ったまま、頭だけ動かして
こちらを見る。
見知ったものに対する人懐こい表情をして、警戒心の欠片も
ないような様子。
あどけない顔をして私を見る仕草が、とても馴染み深い感じがして、
ますます同じ子のように思えてきた。
それならば、無事に冬越しが出来たということ。
近頃時々、件のハヤブサの子のことを思い起こしていたので、
天が我々を再会させてくれたのだろうか。

それにしても、ハヤブサの子は一向に移動しようとしない。
身体の向きさえ変えず、動かすのは頭だけ。
どこか具合でも悪いのか?足に釣り糸でも絡んで動けないのか?
夕闇も迫る。だんだん心配になってきた。
「大丈夫?あんよ動かせる?もうねんねに帰らなくてもいいの?」
私は、話しかけながら少しづつハヤブサに近づいて行った。
可愛い目で私の言う事を〔どのくらい分かっているか〕
一生懸命聞いているようだったが、5m位に近づいた時
ようやく仕方なさそうに飛び立った。
良かった! ちゃんと飛べるのだ。

ほよほよとした頼りない飛び方だったが、とりあえず飛んだ。
それで私も一安心して帰路に着いた。














Posted by Ru Na - 2018.02.28,Wed
バッハ研究で知られる音学者、磯山雅さんが亡くなった。
2月22日。
雪道で転倒した後、意識が戻らなかったらしい。
痛ましい事故で、とても残念である。

分かりやすい古楽の入門書にはお世話になった。
国立音大で教えていて、“I教授のブログ”は、時々楽しく
読ませていただいていた。
FMラジオ番組、“バロックの森”、“古楽の楽しみ”での解説も
とても聞きやすかった。

まだこれからの研究が楽しみだったのに・・・・。
残念としか言いようがない。












Posted by Ru Na - 2018.02.16,Fri
記録的と言われる大雪はとりあえず過ぎて、
幹線道路は別に、買い物にも出られないくらい
大量に積もった路地の雪も消えつつあるが、
雪に地表がすっぽり覆われた数日間で、
どれだけの生きものが飢えて、危機的状況に
追い込まれたことだろう。

植物や山岳、時には野鳥を撮りに、県内方々に
足を伸ばしている自然写真家である知人が言うには、
「この雪で食べ物が見つからないせいか、 鳥たちは
日頃食べないものまでつついている。」

先日、私が良く通る道に沿った石垣に、
丸く膨らんだ茶色の鳥がへばりついていた。
ふくら雀ならぬ、ふくら鶫だった!
石垣に縦に取り付いて、羽を時々ぱたぱたさせて、
何をしているのか、と見ると、
石垣に積もった雪から滴る水を呑んでいるらしかった が、
同時に石垣の苔をつついて毟り取って食べていた。
私が3m位の至近距離に来ても、それどころじゃない、
といった切迫した様子。 他の通行人が来たら、
さすがに逃げてしまったが、 何とかしてあげたい。
近頃いつもポケットに忍ばせているビスケットを 砕いて、
ツグミがいた場所に撒いてきたのだが・・・。

庭の小鳥たちは、当然のように人のすぐ側に来て
ごはんが出てくるのを待っている。
日頃は怖がりのヒヨ子も、すぐ目の前の枝にとまって、
大好物のバナナが出てくるのが待ちきれない様子。
みんなお代わりも当たり前のように要求。
せめてこの子たちにはひもじい思いをさせたくない。
野鳥だけれど、ほとんど家族のようになっている。

やはりよく通る道沿いの生垣。
この辺はスズメがよくいたからと、通るたびに ビスケット
などの粉を撒いていたら、 ハシボソガラスが2羽、
食べに来るようになった。
天敵が少なく、賢く融通が利いて、街中であんなに 逞しそうに
生きているカラスだけれど、 普通の冬でも、生まれて1年目の若鳥で
無事に冬越し 出来るものは少ないという。
ましてや、こんな厳冬では・・・。

ボソは私の姿を遠くからでも認めると、嬉しそうに
可愛い顔をして飛んで来て、お口汚しの小さな欠片を 食べる。
そのうちスズメの小群も出てくるようになった。
スズメに混じって、ヒヨが1羽。
それこそ2m位しかない私の目の前で、平気で ビスケットの欠片をつつく。
そのうち手の上からでも 食べそうな雰囲気。
私は初対面の野鳥たちでも、すぐ仲間と思われることが
割と多いタイプのようだが、
それにしても、こんなに警戒心なくしてどーするの?
と心配になるほど。
みな切羽詰っていて、余裕を失っているようだ。
早く普通並みの冬に戻ってよね。

先に食べたボソたちは、近くの木にとまって、
スズメや ヒヨから横取りするわけでもなくただ見ている。
こういう緊急事態。
何だか野鳥たちも譲り合いや 助け合いの気持ちを結構持っている、
というのは、 情緒的に考えすぎだろうか?




Posted by Ru Na - 2018.02.07,Wed
またまた雪の話題。
蛇行する偏西風のせいと言われる大寒気団の居座りが、
日本海側に記録的な大雪をもたらしている。
隣県ほどではないが、わが町も雪に埋もれ、さらにしつこく
降り続くものだから、道際の雪の壁は嵩が増える一方。

庭の池の上の雪囲い用の波板が、雪の重みで潰れやしないか
ヒヤヒヤ。(こまめな雪よけが必要。)
鳥たちは餌も見つけられず、居場所も狭められ、
この冬が越せないものが続出するのでは、と危惧。
せめて庭の小鳥レストランの常連たちには、お腹いっぱい
食べさせたい。

あなたが外出する時、ポケットにパンくずやお米などを忍ばせて、
安全そうで雪の影響が少なそうなスポットを見つけたら、
そっと撒いて欲しい。
もしかしたら、それで命拾いできる野鳥がいるかもしれない。
こんな非常事態には、皆で協力せねば。
Posted by Ru Na - 2018.01.28,Sun
数年ぶりの大雪で60cm超えだった積雪が、ようやく道路が見えるくらい
溶けて、ほんの1日だけ自転車に乗れた。
その翌日から荒天。
今度は日本全体が、深刻な交通マヒに陥るほどの大寒気団。
積雪はこの前ほどではないが、日中も氷点下。
時折台風並みの強風。
道を歩くのに、凍ってない箇所を探して足元から目が離せなかった。

庭の小鳥レストランに来る小鳥たちは、余裕が全くなし。
猛烈な勢いで食べて、すぐまた次の催促。
私が庭に出ても、逃げずに近くで待機している。
というより、木の上などに集まって、こちらを熱心にうかがって、
目力でごはんを呼び寄せたい様子。

河岸に行けば、それなりの雪深さ。人があまり歩かないので、
かえって安心している様子の水鳥もいる。
タシギもつい油断して。雪の上の目立つ場所でくつろいでいた。
イソヒヨ子さんは、寒そうに民家の前庭の木からちょっと顔を出して、
またすぐに引っ込んでしまった。

日中は多忙。丁度時間が少し空く夕方、川原でアオサギと
しばらく過ごすのが私の日課。
ひどく吹雪く日は外に出られなかった。
今日は、凍りついた雪がようやく溶けてきたようだ。
しばしの寒波の中休み?






Posted by Ru Na - 2018.01.09,Tue
雨やみぞれ、あられや雪、と、相変わらず冬の北陸の空模様は良くない。
まだ明けていないと錯覚するくらい、朝がどんより暗い日も多く、
青空がのぞいたかと思うとすぐまた厚い雲に覆われ、雨が落ちてくる。
それでも、能天気に青空が続く太平洋側の冬より、こんな水っぽい天候が
私は案外好きなのである。

天気が悪いと自転車に乗れないことも多いが、日に一度は川べりに出てみる。
川や川に出るまでの道で、冬季によく友だちができてしまう。
人間や犬猫ではなく、野鳥の友である。
野鳥が友になるなんて、野鳥関係者も含めてほとんど信じてもらえないが、
われわれの関係は、“友”と呼ぶほか他の言葉がない。

イソヒヨ子、イソヒヨ君は、時期が来ればまたつがいになるのだろうが、
今は別の場所でそれぞれ別に会い、今日も会えて良かったね・・。と
再会を喜び合ったり、これから天気が荒れるらしいから気をつけてね・・。
など、いろいろ話をしている。
私がまだもう少し先まで行って、すぐ戻ってくるような時には、
そう言っておくと、待っていてくれたり、呼ぶとまたわざわざ出て来て
くれたりする。こんなに優しくしてもらって時々申し訳なくも思う。
そしてミソサザイも新たな友に加わりそうな気配。

数年越しの友、カワガラスに会えない日もあるが、うまく行き会うと
向うの方がいち早く私を見つけて、ジジッと嬉しそうに鳴きながら
大急ぎで近くまで飛んできてくれるので、しばし話をして、
また明日、と名残を惜しみながら別れるのである。

水鳥たちとも、何か共有する仲間意識がある。
鳥は識別能力がとても優れているらしい。
私にはどのカワアイサも同じに見えるのに、かれらは同じ様な人間の群の
中でも、私をちゃんと見分けているらしい。



Posted by Ru Na - 2017.12.31,Sun
その後の寒波到来で、12月にしては20数年ぶりの積雪があったり、
天候は平年より低温で雨やみぞれの日が多い。
寒い方がよかろうと思うのに、川に来る冬の水鳥はあまり増えない。

秋の終わり頃から会った冬の水鳥たち。(サギも含めて)

コガモ、マガモ、カワアイサ、ホシハジロ、キンクロハジロ、
ヒドリガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、トモエガモ、
ハシビロガモ、オナガガモ、ミコアイサ、ウミアイサ、
ホオジロガモ、オシドリ、マガン、ヒシクイ、セグロカモメ、
カワガラス・・・・
そして冬の大ダイサギ。


冬限定ではないけれど、

カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、バン、オオバン、
カワウ、
水辺の鳥としては、セグロセキレイ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ
それから、アオサギ、コサギ、ゴイサギ、何とチュウダイサギ(冬越しするの?)

遠出はほとんどせず、自転車や徒歩で動き回れる範囲で会った鳥たちである。
リストアップしてみたら、この範囲内では、まままあの種数かもしれない。
川で会うウミアイサは久しぶり。ミコアイサは1日だけの遠足。
キンクロハジロが少ないのが気になる。
カワアイサの全体数も少な目。
・・・というか、最近野鳥の全体数が急に激減しているような気がする。
私のいるこの地域だけのことだろうか?
それとももっと広範囲で?・・・何か大きな自然災害の予兆?





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