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見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
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Posted by - 2024.04.28,Sun
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Posted by Ru Na - 2012.04.08,Sun
天気も気温も変化が極端なこの頃。嵐の日の高温、四月に入っても積もる雪。
今朝の気温は3℃以下で風が冷たく、冬用のコートをまた引っ張り出して出かけた
河口の森での定例探鳥会。
天気は上々。しだいに、少し動けば汗ばむような陽気になった。

今日こそ遅刻しないでおこうと急ぐ川縁の自転車道。
幸か不幸かカワアイサの姿はもう無く、順調に行けば9時に十分間に合うはずだった。
ツバメが川面をかすめて飛んでいる。今年初めて見るツバメたち。

途中の草むらで、モズらしき小鳥が2羽飛び交っている。
ちょっとだけだと足を止め、撮影。なかなかレンズで捉えられない。
恋の季節の追いかけっこをしている2羽を眺めていて、つい時間を忘れてしまっていた。

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                     3枚の組写真

陽が眩しすぎて、カメラの液晶画面がよく見えず、見当をつけて手当たりしだい映した写真を
後で見ると・・・・おや、ジョウビタキの♀かしらという姿が写っていた。
よくよく見ると、光線の具合で白っぽく映っているけれど、こげ茶色の頭部からモズだと判る。

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河口に近づくと、
ダイサギが1羽。


河口の森が
見えてくると、
そろそろ北帰行で
もいいないと思っていた
マガモやコガモ
キンクロハジロが
水面に点々と
浮いていた。






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やはり集合場所に遅れて着いたが、皆はまだ目の届く所にいてハシビロガモを眺めていた。
今日は参加人数が多く、いつもよりゆっくり歩く。

グループの最後尾に従いてササゴイの池に着くと、観察舎はすでに満員状態。
皆が熱心に見つめる池の対岸にはカワセミが!

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ここでカワセミに初めて会った。水に飛び込む時、青い宝石のようにキラリと光る。

森は新芽に覆われ始め、冬鳥がまだいる川縁には白タンポポやツクシが出ている。

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ウグイスが上手に鳴き、コゲラやシジュウカラの声に混じって聞き慣れない声も。
カワラヒワにも出会う。

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 海岸に出る。
 日差しが強い春の海。
 肉眼では見えないオオミズナギドリを
 プロムナーで見せてもらった。






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この日観察された鳥は40種。
これから北に帰る冬鳥と、渡ってきた夏鳥が同居している時期。
鳥見を通じると、季節の移ろいが具体的に目に見えるようある。




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Posted by Ru Na - 2012.03.17,Sat
今日はおやみなく雨が降り続いた一日。何となく春の気配が混じる雨である。
月に一度の中流域鳥調査の日なのに、この天気。
朝しばらく迷ったが、風もないので天候の回復を期待して徒歩で出かけた。

橋の欄干でハクセキレイが賑やかに囀っていた。この子にはもう春が来ているみたい。

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河川工事も相当進み、先月より更に鳥の居場所が少なくなっている。
この天候の上、明日は別の場所での探鳥会があるので、人の集まりは悪い。

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カッパや傘をお共に鳥を数えながら歩いた。
今日は工事も行われているので水鳥はさすがに少ない。
緑地公園側の木立には、エナガ、コゲラ、シジュウカラが飛び交っていた。

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 曲水にはタシギ。









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川岸の遊歩道の
ひと気のない芝の上に
オオバンが3羽。
それに混じって
バンも1羽
一緒にいた。












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その仲良さそうな様子に見入っていて、アトリの群を見逃してしまった。
工事現場の土の上に綺麗なキジの♂が現れた。

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しばらく行くと、土しか残っていない所にまた別の♂。
この辺はかって背の高い草に覆われていて、キジたちが方々に隠れていたが、
今は剥き出しの地を歩かなければならないのが可哀そう。

ムクドリと共にツグミも群れでいた。

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まだ草が刈られて居ない所にはアオジが4羽以上。

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ずっと雨は止まず、だんだん冷えてきた。ヒバリは声だけを聞く。
外環橋まで歩いて一応解散。近くのショッピングセンターでちょっと休憩のティータイム。
また雨の中、来た道を引き返す。

先ほど見たキジがまだいたので、しばらく足を留めて眺めていると、
何か変。
カメラをズームアップしてみると、尾の下に何か細いものが見えた。

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紐? いいや違う。 小枝かヨシの茎のようだ。

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しっかりくっついているようで、キジが動いても外れる気配はない。
キジは気にする様子もなく、歩き回っているが、
何かの拍子に刺さってしまったのだろうか。

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取ってあげたいけれど、私一人で急な斜面を降りて野鳥を捕獲するのは無理。
心配でしばらくうろうろし、気にしながら帰路についた。
一応野鳥の会に情報を流すことにした。

家の近くまで来て、これもまた気がかりなバンがオオバンと一緒にいるのを見て
ちょっと安心。

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Posted by Ru Na - 2012.03.12,Mon
震災から1年目の3月11日。河口の森で定例探鳥会が行われた。
数日もう春のような暖かな日が続いた後にまた寒波。
午後からは暴風雪になるとの予報を気にしながら出かけた朝は、
風は冷たかったものの青空が広がり、
すっかり雪の消えた川ベリの自転車道を、向かい風に逆らいながら海方向へ下って行った。
1年前は冷たいみぞれの降る日で、扇子のデザイン版下を届けに、顔にみぞれを受けながら
同じ道を自転車で走っていたのだった。

道中程まで来ると、枯れ草に覆われた中洲の風景が広がり、
この辺はまだ自然破壊の工事が来ていないと、すっかり嬉しくなった。

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朝の明るい陽を
浴びて、
カワアイサたちが
気持ちよさそうに
早い流れに乗って
泳いでいるのを
眺めるために
何度も足を止めた。



川岸の木で賑やかに
鳴いていたのは
モズ。



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またしばらく土が剥き出しの工事だらけの風景。
河口近くの森が対岸に見えてくると、ゆったりとした水面に点々と散らばる水鳥たちの
姿が急に多くなる。キンクロハジロに混じってマガモたちもけっこういる。

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 上流から
 こちらに移動
 してきた子たちも
 いるのかしら。
 ここなら安心。












岸辺にはオオバン。

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去年の今頃、同じ場所にはオオバンが沢山いて大判振舞だったのに、数は少ない。
ヒドリガモも2つがいだけ姿が認められた。

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橋を渡って森と川の間の小道を行くと、そこでもモズに出会った。

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途中あちらこちらで引っ掛かっていたので、集合場所に着いたのは9時15分過ぎ。
こんなふうに私は遅刻常習犯だけれど、みんなゆっくり歩くのですぐに追い付く。
まだ芽吹きが見られない丘を越えて、再び川べりに出ると、メジロの群が騒いでいたり、
コゲラが幹をつついていたり、小鳥たちが活発に動き回っている。

誰かが川岸の藪で動き回る小鳥の群の中にベニマシコを見つけた。
一生懸命双眼鏡で探して、ベニマシコの赤くて可愛い姿を初めて見ることができた!

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 写真や動画を
 撮ろうとしたが、
 手前の枝が
 邪魔して
 なかなか
 ピントが
 合わない。
 やっとこれだけ。











川にはキンクロハジロに混じって、ずいぶん多くのホシハジロがいた。

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ホシハジロはよくキンクロハジロと一緒にいるらしい。
白黒に赤茶が混じってお互いに引き立て合っているのは、自然の素敵なデザイン。

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アオサギが5羽
まとまっていたり、
平ったくて地味な
オカヨシガモも
見ることができた。










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 海岸に出る。
 風は強いが、波は
 12月の時ほど高くない。
 この時、加賀方向の海面に
 蜃気楼のような陸の影を
 見た人が何人もいたと
 後で聞いた。
 私は気付かなかった。






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 今日見た鳥の
 「鳥合わせ」をして
 お昼近くに解散。
 参加者31名で
 見た鳥は36種。










他のメンバーとカメラの話などしていたら、空も陰りだし、しだいに風も強まってきた。
早く帰らねばと、再び通った川べりの草の中に、アオジが1羽、少し眠そうにしていた。

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これから来る嵐を避けようとするのか、薮の中に潜り込んだ。
帰路の自転車道は強風にあおられ、真直ぐ走るのが難しいくらい。

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ゆっくり進む。
川面が波立っている。
満潮の時、
河口付近のこの辺では
川の水が一時的に
上流に向かって
逆流すると、
先日教えてもらったが、
その逆流と強風が
重なって、
こんな波模様を
作っているようだった。







家近くなり雨がちょっとパラついたが、帰り着くまで何とか天気は持ちこたえてくれた。
暴風雨になったのは3時頃から。
TVで放映している震災の追悼式典や追悼番組に、吹きすさぶ風の音が重なった。








Posted by Ru Na - 2012.02.19,Sun
おとつい、昨日と、さらなる大雪にみまわれた金沢。今朝の最低気温は―3.4℃。
庭の池の周囲を雪かきしても、もう雪を捨てる場所がない。
朝、ツルツルに凍った道を歩いて、中流域の探鳥会へ。

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予報が外れて
快晴になり、
銀に輝く雪の
陰が青い。



時間までに集合場所に
たどり着けたものの、
その先の緑地公園は
ほとんど雪に埋まり、
踏み分け道を
1列になって歩いた。





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今日は河川工事が休みで、掘り返された土の山も白一色に覆われている。

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川が狭められているので、水鳥の数は少ない。
カルガモ、コガモ、カワアイサ、バン、オオバン。
マガモは2つがい見ただけ。あの熱々カップルはどこに行っているのだろう。

雪を乗せた小石とほとんど同じ格好で、イカルチドリが浅瀬に丸まっていた。

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タゲリも近くにいて、教えてもらわなければ分からないくらいの保護色になっていた。

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冬木の梢にはキジバトが2羽、寒そうに身を縮めていた。

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大きい木はなるべく残して欲しいと、県の土木課に申し入れているというが、
僅かに残っている木立が伐採されなければ良いのだが。

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 道の脇の公演側の木々に、かすれた高い声で
 エナガの群がやって来て、
 しばらく枝の間を忙しげに動き回っていた。
 まるで木の枝に積もった小さな雪塊が
 キラキラ動き出したように。

 エナガに混じって枝つつきに余念がないのは
 コゲラ。


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雪見橋まで歩き、
鳥調査隊はさらに先へ。
その他の者は
ゆっくり引き返した。









先ほどイカルチドリとタゲリがいた場所。
彼らは対岸に移動していて、アオサギの側でちょこちょこ歩き回っていた。

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解散してから、川原の水際を歩いて帰りたかったのだが、雪が深くて三歩と進めず諦めた。

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Posted by Ru Na - 2012.01.22,Sun
今日は兼六園での探鳥会の日。9時少し前に集合場所に着いたのに誰もいない。
見回すと少し離れた所に知った顔が。
聞くと、今日は9時半からなのに早く来すぎてしまったとのこと。
私も、いつものように確か9時からだと思っていたのに。

しばらくすると少しずつ人が集まりだした。
待っている間、シジュウカラやエナガ、メジロたちが元気そうに
近くの木々の間を行き来するのを見ることができた。

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今年は新年からエナガの群を見ることが多い。
しかし、ツグミやシロハラには、まだ一度もお目にかかっていない。
何だか冬鳥が少ないという声をよく聞く。
早朝から団体の観光客が多い今日の園内には、あまり鳥の姿がなかった。
霞が池にもカルガモが少しだけ、カイツブリも1羽しかいないようだった。

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いつも兼六園の探鳥会では、けっこう多くの鳥に出会えるのに。
霞が池のコイたちに会いに行くと、みんなどことなくぼんやりしている。
ここ数日暖かな日が続いているので、水温が低くて動きが鈍いというはずはない。
水に洗剤の泡のようなものが少し浮いていて、水の状態が良くないのだろうかと
案じながら瓢池にむかうと、先に行った人たちが一箇所にかたまって何かを見ている。
池の中の小さな島陰にオサギがうずくまっていて、周囲の水に白い泡が・・・。

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先程からずっとそうしているのだという。
時折、身体を低くしたまま羽を激しく動かして水を浴びているが、すぐまた
同じ姿勢に戻ってしまう。
その様子はまるで羽に付いた悪いものを早く取ってしまいたいといったふうにも見えた。

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「あの周りの白いものは何なのでしょう。」
「フンじゃないのかな。」 「何か吐いたのかもしれない。」
みんな心配そうに長いこと見ていた。

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そのうちやっと身体を起こして立ち上がり、

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まだ時々羽を洗いながら、小島の方へ。

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小島の上に登ってからも、羽の水を切るためか、長い間羽を揺すっていた。

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やっと立ってくれたので少し安心したが、何か悪いものでも食べるか飲むかしたのだろうかと、
気が気ではなかった。
「ただ水浴びしていただけなんでしょう。」と、みんなはまたぞろぞろ歩きだしたが、
私は霞が池の白い泡や、先日金沢城址で見た、具合悪そうに草の中でうずくまっている
アオサギのこともあったので、水質が汚染されているのではと気になった。
兼六園を廻る水は辰巳用水から来ていて、その取水口の上では辰巳ダムの工事が
行われていた。現在貯水の実験中らしい。
貯水槽の外壁には真新しいコーティングがされているだろうし、去年ニュースになった
川の水質汚染の問題もある。
鳥たちがそれで健康を害しているのだったらどうすればいいのかと、気が晴れなかった。

    追記:後で調べたら、アオサギが水浴びする時、独特の脂粉をまき散らす
        ということが分かった。
        あの白い泡状のものはどうやらその脂粉だったらしい。


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 探鳥会の終わりの鳥合わせ。
 この日見た鳥は16種。
 こんなに少ないのも珍しい。










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探鳥会の後、広坂休憩館で、
野鳥の会の新年会があった。
幹事の手作り料理、
ベトナムのお菓子コーナーなど
美味しいものがいっぱい。
年間鳥合わせ、
鳥グッズオークションなどで
楽しいひと時を過ごした。









Posted by Ru Na - 2012.01.17,Tue
中流域の野鳥調査が、外環橋で一応解散してから間もなく雨が降り出した。
傘を持たない男性軍は足早に引き返し、あっという間に見えなくなった。
私はここまで来るのに、自分のペースをあまり考えないで歩いてしまったので、
腰の持病のせいで急に歩けなくなってしまった。
Mさんに付き合ってもらって、おしゃべりしながら元来た道をゆっくり戻り、
途中、緑地公園内の「みんなのギャラリー」に立ち寄ったりもした。

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 金沢市内の
 別の場所から
 移築した食堂の
 古い建物は、
 一階がギャラリー
 になっていて、
 二階は町会の
 集まりなどに
 使われているらしい。







昼近く、空気が温まってきたお陰か、鳥たちも何となく活発になってきたよう。
声しか聞かなかったヒヨドリの飛ぶ姿も見られるようになった。

公園の池で、コサギが足を震わせながら歩いていた。

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あんまり足をぶるぶるさせるので、足に工事のビニール紐でも絡まったのかと心配して、
しばらく様子を見ていたが、どうもそうではなく、泥の中を足で探っているらしかった。

オナガの群れが飛んできて、騒ぎながら木に止まり、またすぐ飛び去った。

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何か白くて長いものをくわえたハシボソガラスが、工事現場の方から飛んで来た。
パンでも貰ったのかなと見ていると、来るカラスみんな同じものをくわえている。
「どう見ても、あれはちくわですよ。」と、双眼鏡を覗きながらMさん。
近くの木に2羽止まったので、「何くわえているの?ちょっと見せてよ。」と声をかけたら、
その内の1羽が、― ガァ ―。 鳴いたとたん、獲物を下に落としてしまった。
まるでイソップ物語みたいで、大笑い。

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「ボクなんか二つも持てちゃうもんねー。」
ちくわが沢山入った袋でも放り出してあったのかしら。

今日は休みの工事現場に、また別のコサギがいた。

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公園の入口付近で、またオナガが騒ぎながらやって来た。と同時に、
「ツピー」とお馴染みの声で、シジュウカラのつがいも飛んで来た。

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木の下の方で、土や木の皮をほじくっているオナガたち。
彼らは多分、雪見橋や大桑橋近くを飛び回っていた同じ群だろう。

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児童公園の入口でMさんと別れ上菊橋を渡ると、雨の中、無数のコガモたちが
わらわらと川面に広がっていた。
工事が休みの日だけ、鳥たちも安心していられるようだ。

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川原に降りると、ハクセキレイのつがいが忙しげに歩き回っていた。
ハシボソガラスに出くわして、ちょっと立ち止まって、しばしにらめっこ。

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先日エナガの群を見た同じ草むらに、また4羽のエナガが飛んできていた。

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この他、カワガラスもオシ君たちも雨の中元気そうにしていた。










Posted by Ru Na - 2012.01.15,Sun
中流域の野鳥調査は、この地区の河川工事が野鳥にどのように影響しているかを
調べるために、日本野鳥の会石川が毎月一回行なっている。
今日は今月のその調査日。

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 天候が心配だったが、
 幸いにも薄日がさして、
 空気は刺すように冷たいが、
 みぞれ等は降らなかった。
 










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上菊橋から
上流に向かって、
しばらくはまだ
中洲や岸辺の草が
残っていて、
コガモが40羽ほど、
カルガモも沢山いたが、
児童公園の辺りから
雪見橋までの広大な
範囲が、工事のため
土が掘りかえされ、
こちらの岸からは
水も見えない位の
惨たる有様。





児童公園の向いの中州で、飛びながらチラリと姿を見せる小鳥。
マヒワらしい。

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 この辺では
 ほとんど見かけない
 鳥らしいので、
 識別できた人は
 何と偉いのでしょう!

 撮影した動画から
 後でやっと
 左の写真を
 切り出した。






ほんの一週間前、マガモたちが楽しげにしていた、堰堤近くの中洲が崩されて、
醜い土の塊になっていたのはショックだった。
昨日川の水がひどく茶色になっていたのは、この中洲を壊していたせいだったのだ。

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それでも、マガモたちは健気に、いつもの場所でエサをついばんだり泳いだり、
求愛し合っているカップルもいた。

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このわずかな土塊も、いずれ全て取り去られる予定らしい。

河岸に少し残っている木々のほぼ全ての幹に、これから切る予定の印の
赤いテープが巻いてあった。

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去年6月には、
木立が心地よい
木陰を作る、
このような美しい
場所だった。







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雪見橋の上から下流方向を望む。右手の木立にオナガの群れがいた。
ここもその内取り払われて、手前にあるようなコンクリートと石で固めてしまうらしい。

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城南中学校前の小さな池で、コガモが楽しそうに沢山集まっていたが、
ここが残される可能性はゼロ。


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大桑橋に向かう岸辺の
2本並んだ高い木の梢に
キジバトの群れがいた。
全部で8羽。













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大桑のこの一帯も、いつまで木々や草むらが残るか分からない。
鳥たちの生息域がどんどん狭められ、人の心もいっそう潤いを失っていくのでは。

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 大桑橋を過ぎると
 草地は残っているが、
 この辺では
 何故かあまり
 水鳥を見かけない。
 水の流れ方の
 せいかしら。
 モズがチラッと
 飛んで、
 アオジもちょっと
 鳴いたよう。






外環橋まで歩いたところで、空模様が怪しいので貝殻橋まで行くのを止めにしようと、
そこで解散となった。





Posted by Ru Na - 2011.12.13,Tue
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今回の探鳥会のテーマ、カラ類はついに見られなかったけれど、
冬に向かう森には、思いの外豊かな色彩があった。

鳥合わせが終わって、今年の定例探鳥会は一本締めで終了。

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 池のカルガモたち。
 ここには早朝、
 ヒドリガモもいたらしい。











解散して、もと来た道をマウンテンバイクでたどる。
川近くの木立に差しかかった時、梢をつたう小さな影が。
見上げるとコゲラのつがいが木の枝を這うように動き回り、幹をさかんにつついている。

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ひと気がすっかり無くなった森に、コンコンという音が響きわたっていた。

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穴掘りをしているのかなと、しばらく眺めていたが、
あちらこちら動き回って細い枝もつついていたので、虫を探していたのかもしれない。

先月と同じ木に、先月と同じようにカワウがとまっているのも可笑しかった。


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漁港の船溜が見える橋を渡って、
自転車道に戻る。
こちら側からの方が
キンクロハジロたちが
間近によく見える。







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 向かい風がとても強く、
 そのうち雨がまた降り出した。
 予報では天気がだんだん良くなる
 はずだったのに。

 また時々橋の下で立ち止まり、
 雨宿りがてら、近くにいた
 オオバンやセグロセキレイを
 眺める。





雨の中、ムクドリの群れや、キジバトにも出会った。

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土手の上の銀杏が落葉し、芝の上が黄色い絨毯のよう。

朝出かける時に最初に見たカワアイサたちはまだいて、更にユリカモメも加わっていた。

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この日の探鳥会では、

カワウ、ガンSP、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、
キンクロハジロ、ホシハジロ、ミサゴ、トビ、ノスリ、キジ、オオバン、
セグロカモメ、オオセグロガモメ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、
ヒヨドリ、ジョウビタキ、ウグイス、ミヤマホオジロ、アオジ、シメ、カワラヒワ、
ハシボソガラス、ハシブトガラス

の27種が確認された。その内普正寺で私が見ることの出来たのは16種だけれど、
行き帰りに会った、

カワアイサ、カワガラス、アオサギ、ダイサギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、
スズメ、ムクドリ、キジバト、ユリカモメ

を加えると、26種の鳥たちに出会えた。
この荒天で、しかもあちらこちらの工事を考えると、まずまずの成果じゃないかしら。









Posted by Ru Na - 2011.12.12,Mon
さて、探鳥会の一行に追いついて、川ベリに出る。
ヒヨドリが相変わらずとても騒いでいて、時々木々から飛び立って
波状飛行のシルエットを見せるけれど、間近までは来てくれない。

「アカゲラが・・・」という声がしたので、三人ほどがかたまって見上げている木に
近づくと、

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 穴がいっぱい開いた
 幹があって、

 アカゲラかコゲラの
 仕業だという。
 当のアカゲラも
 コゲラも、今は
 近くにいないようだ。
 残念。










植物にとても詳しそうな女性が、緑の小さな実を拾っている。
センダンという木の実で、中の硬い種には穴が開いていて、数珠にできるそうだ。

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実をひとつもらう。中を開いて種子を見るより、そのまま鉢に埋めたら芽が出るかもしれない。

木々の間から川にいるオオバンやカモたちを見ていたら、
誰かが「おーっ。」と声をあげた。
白いタカ、ミサゴ(準絶滅危惧種)が上空を舞っていたのだった。

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ふたたび森の中へ。雨は止んでいるがこの荒天のせいかあまり鳥は出てこない。
まばらになり始めた森の紅葉や木の実を楽しみながら海岸に向かう。

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海に出るとひどく荒れている。
高い波頭が防波堤に砕けて白いしぶきが上がっていた。

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そんな中、遠くに30羽ほどの編隊を組んで飛ぶ鳥たちがいた。
種類を特定しようとプロミナーをのぞき込む人にも分からないくらい遠く速く、
多分ガンだろうということに落ち着いた。








Posted by Ru Na - 2011.12.11,Sun
夜間に降ったあられが、庭の池のほとりに少し残っている。
今日は河口の森での12月定例探鳥会の日。こんな天候じゃ行くのは無理かしらと、
様子見をしていたら、弱い雨が時々降るが、空が何となく明るんでいる。
ずっと風邪気味だったけれど、今日はさほどではない。抜歯した痕も痛まない。
これは大丈夫かもしれないと、一応コートの上にカッパの上下を重ね着して、
マウンテンバイクで出かけた。

 
川沿いの自転車道に降りたとたん、カワアイサの姿が目に飛び込んできた。

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近頃ずっと天気が悪く、また時間もあまりないので、
冬の水鳥たちが来ているかもしれないと思いつつ、なかなか見に来ることができなかったので、
この季節、カワアイサに会うのはこれが初めて。二つがいがいた。




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しばらく行くと、
カワガラスが
尾をピコピコさせて、
岸を歩いたり
水に潜ったり。



久々の川辺散歩が
嬉しくて、
出会ったハクセキレイの
つがいに挨拶すると、
立ち止まって
こちらをしげしげ
眺めていた。




そのうち雨が降り出して、次第にあられ混じりになってきた。


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冬枯れのすすきの白い穂が
風にあおられ波を作る。
雨が激しくなって、
時々自転車道が橋の下を
くぐる時、止まっては
雨あられをしのいだ。

途中アオサギ、ダイサギを
見かける。





対岸に森が見える河口にさしかかると、
キンクロハジロとホシハジロが沢山かたまって水面に浮かんでいた。

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みんな寒そうに頭を羽に埋めている。
対岸の木立から、ヒヨドリたちの騒ぐ声が聞こえている。

集合場所に着いたのは、もう9時15分を過ぎていて、当然もう誰もいない。
カッパを脱いで双眼鏡や三脚、カメラを取り出してから歩きはじめる。
折しも陽が射し始め、名残の紅葉が輝いた。

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先月見たコマユミが
まだ赤い実のままで
いる。











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 丘の小道を行くと
 青空が見えてきた。
 ヒヨ以外の声は
 しない。












丘の中ほどで、人の話し声が。探鳥会の一団のよう。

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今日はいつもの場所にアオサギたちもいないようだ。
観察小屋でみなと合流。ササゴイの池にも鳥の姿はなかった。
近くの木の上で、ハシブトガラスが1羽、頭を上下させてずっと鳴き続けていた。
もう少しすると、ハシブトたちの求愛の季節らしいが、
気の早い子がお嫁さんを呼んでいたのかしら。


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Posted by Ru Na - 2011.11.13,Sun
今年予定の展覧会がみんな終ったら、久々に探鳥会に行こうと楽しみに
準備していた11月の定例探鳥会。
週間天気予報を前々からチェックしていたが、天候がどうも怪しそう。
ご近所に住む野鳥の会会員に昨日偶然出会ったら、
―少々の雨なら、みんな傘をさして鳥を見ます。
 なんなら車に乗っけてあげましょう。朝電話してみて下さい。―と言われた。

今朝起きたら微妙な天気。
7時頃、雨がけっこう降っている。ラジオでは、朝一時的な雨、と言っているが、
ネットのアメダスでは、これからやって来そうな雲が長々と続いている。
さて、どうしよう。
結局ご好意に甘えて、車に便乗させていただいた。
出発して間もなく、市民マラソンの交通規制に引っかかり、
 集合場所に着いた時、もう皆がぞろぞろ歩き出していた。


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 心配していた雨はそう降らず、
 ほとんど傘なしで歩けた。
 むしろ、細かな雨粒を滴らす
 紅葉し始めの木々が鮮やかで、
 気分は爽快。







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ヒヨドリが、群れて
鳴いているのが
よく聞こえるけれど、
時々波状飛行を
するのが
遠くに見えるだけ。
モズもメジロも
シジュウカラも
声はさかんにする
のだが、
姿が見つけられない。

そこかしこの木が、
小さな赤い実を
付けている。


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小さいのがコマユミ、少し大きくて色が薄いのがマユミ、と教えてもらった。

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この秋はツグミの姿を、まだ誰もあまり見ていないらしい。
林を抜けて、何もいなさそうなササゴイの池を過ぎて川べりに出るが、
冬のカモたちもまだ来ていない様子。

対岸の枯れ木に、カワウが鈴なりになっていた。

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嘴の先が細いので、カワウと識別する。ウミウは嘴の先が丸いと、教えてもらう。
川の中程に、カンムリカイツブリが一羽いた。

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とても詳しそうな人に従いて歩くと、肉眼ではなかなか見つけられなかった
カワラヒワの群れや、ジョウビタキ♀に会うことが出来た。
アカゲラも近くに飛んできたらしいのに、私は見られず残念。
さらに海岸の方には、イソヒヨドリがいたらしいのに、私は見つけることができず、
大残念。

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海岸近くの林にあった
黒いノブドウのような実。


森の中の湖に、カルガモに混じって、
オナガガモの♀が一羽。
写真は撮れなかった。





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今日はあまりアップで鳥を見られなかったが、
秋の繊細さをたっぷり満喫したのだった。









Posted by Ru Na - 2011.06.21,Tue
緑の木立と咲き乱れる野花に縁どられた
小道をresize2818.jpg、上流に向かってゆっくり歩き続ける。


オオヨシキリの声。
しばし留まって姿を探すが、
見つからない。
叢でキジも鳴いている。






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 ヤマボウシの花が
 まるで雪のよう。



 木の上のコムクドリを
 フィールドスコープで
 アップで見せてもらった。
 なるほど、ムクドリを
 白くしたような鳥である。
 当のムクドリも、群れで
 草地をつついていた。






聞きなれた声がすると思ったら、おなじみのヒヨドリ。


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探鳥会では、「なーんだ、ヒヨか。」とか、「あんなもの (注目すべき) 鳥じゃねえ。」 
など、さんざんな事を言われているヒヨドリだけれど、
私には可愛くて面白くて、興味が尽きない鳥である。
この子が飛び立った後に、「ピーヒョロロ〜」や、「ツーピー、ツーピー」 と聞こえたので、
みな、トビやシジュウカラか、と辺りを見回したけれど、ちょっと何かが違う。
どう聞いても、ヒヨの声音である。
どうもこのヒヨドリは、格別上手に、他の鳥の鳴き真似ができるようだった。

河川工事をしている区間は、鳥がいそうもない。草木が全く無くなっているのだから。
暑い中、かなり歩いて、イワツバメの営巣地へ。

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鮎釣りをしている人たちの近くの地面にイワツバメが集まっていた。
釣りの餌でも落ちていたのかしら。

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川を渡る高架の裏に、
イワツバメの巣が沢山。
親鳥が飛び交っては
餌を雛に運んでいる。
50羽以上いるようだ。
あまりにも暑いので、
そこで一旦解散。
希望者だけ
さらに進んで、かって
眼鏡橋があった
所まで行く。

途中、良い声で囀る
ホオジロに会った。




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 これは何の木?
 赤い細かい実が
 まるで宝石のよう。













昔、河原の細い砂利道を自転車で苦労しながら通って、よく遊びに来た眼鏡橋の辺りは、
すっかり様変りしていた。


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誰でも簡単に車で来ることができる、開けた場所になってしまった。
川の中ほどで壊れかけていた眼鏡橋はもう無く、上に普通の橋が架かっている。

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小石が流れで回転し、
砂岩に穴を穿っている、
“殴穴”は、方々にあるが、
一番見事だった
眼鏡橋のたもとの穴は、
跡形もなかった。
















Posted by Ru Na - 2011.06.19,Sun
現在行われている河川工事で、自生する草木に覆われた河岸や中州が削られ、
人工芝や護岸のコンクリートで、自然の景観が壊されつつある金沢市の川。
これらの工事が、野鳥や自然にどのような影響を及ぼしていくか、調査して県に提言するため、
日本野鳥の会石川支部の有志が、この春から月に一度、中流域・大桑地区で、
鳥の種類と数の観察・記録をしている。

この川は私のフィールド。心安らぐ環境を、そう易々と破壊されたくない。
双眼鏡とカメラを携えて、朝9時、集合場所へ。調査会に参加させてもらった。

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 川原はすっかり
 緑に覆われている。
 今日は暑くなりそう。














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川岸の小道を上流に向かって、
ほとんど探鳥会気分で、
鳥や植物を見ながら歩いた。



水面の段差が大きい堰には、
しばらく姿を見なかったゴイサギたち。
流木がいい具合に引っ掛かって、
鳥たちに素敵な足場を提供している。



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 まだ羽根が茶色い
 雛たちも、
 一人前の顔をして
 狩りに加わっていた。
 その数20羽。
 水質が心配だが、
 みなの様子は
 例年と変わりない。
 
 アオサギと
 場所取り合戦をしている
 のも、おなじみの光景。





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 「ごちそうさま〜。」
 
 せっかく遡上したのに
 捕まってしまった
 かわいそうな鮎。






堰の上部を歩く小さな鳥はイソシギ。砂州と行ったり来たり。2羽いた。

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ウミネコのつがいが上流方向に飛んで行った。
対岸ではカルガモが7羽。そのすぐ傍にトビが舞い降りた。

resize2832.jpgカルガモを襲う様子もなく、
水をちょっと飲んで、
すぐまた舞い上がって、
木陰に入った。



次第に日差しが
強くなって、
気温もぐんぐん上昇。
予報通り、
暑い日となった。











Posted by Ru Na - 2011.04.30,Sat
4月29日早朝、兼六園での探鳥会に参加した。

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新緑の梢の上で
ハシブトガラスも
気持ち良さそう。












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 ソメイヨシノは散ったが
 いろんな種類の桜が
 至る処で咲いていた。











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明るい朝の光の中で、小鳥のさえずりがとても賑やかだったけれど、
みな木々の高みで活発に動き回っているので、その姿をとらえるのがなかなか難しかった。

園のあちらこちらで鳴いていたのはシジュウカラ。

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松の枝にはセグロセキレイ。

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この日の最大の収穫は、綺麗な声をすばらしいリズムと共に
長く披露してくれたイカル。

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Posted by Ru Na - 2011.02.20,Sun
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よく晴上がった青空の下、日本野鳥の会の探鳥会が川の中流域で行われた。

resize2298.jpg集合時間の朝9時ごろは
まだ道が凍っていて、
足がすべりそうなくらいだったけれど、
この上天気に、沢山のカモたちが
とても楽しそうにしていた。





この間から雪の川原で
追跡していたホオジロガモが、
すぐ近くに群れていた!

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みんなでぐるぐる円を描いて泳いでいる。
「求愛のディスプレイをしてる!」 と誰かが叫ぶ。
頭を後ろにのけぞらせたこのポーズが、ホオジロガモのプロポーズらしい。

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マガモの群れに混じっている中央のちょっとスリムな子は、オナガガモの雌。
カワアイサやコガモ、キンクロハジロ、カルガモ、オオバン、それからセグロカモメ、
対岸にはアオサギ、キジ。
そしてフィールドスコープで、対岸の草叢にいたカワセミを、アップで見せてもらった。

resize2299.jpgresize2300.jpg











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日頃一人で歩いていても
気が付かない鳥を、教えて
もらえるのが、探鳥会の楽しみ。

川の手前の藪にいたのは、モズ。
こんなかわいい姿なのに
他の小鳥を襲うという。


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 公園側にいたのは、ウソの一団。
 ウソを見たのは初めて。






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のどが赤いのがアカウソ。桜のまだ固い芽をしきりに食べていた。

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民家の近くのゴミ捨て場には、シロハラがいた。

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会の終わりの「鳥合わせ」で
あがった37種の内、
私が実際に見ることができたのは
22種+2種(声だけ)
だけれど、
気持ちの良い天気の
気持ちの良い場所で、
これだけ多くの鳥に出会えて
とっても幸せ。

帰りがけに、さらに
ツグミとホシハジロに出会えた。


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 横長の画像は
 撮影した動画から
 切り出したものです。





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