忍者ブログ
見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
[574] [573] [572] [571] [570] [569] [568] [567] [566] [565] [564
Posted by - 2024.05.03,Fri
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by Ru Na - 2017.10.25,Wed
先日、今年は台風が少ないと書いたその後、22-23日に大型の台風21号の
ありがたくない訪問があった。
風は思ったほどではなかった。夜中・未明の雨も覚悟していたほどでは
なかったが、川がひどく増水した。山の方で大量に降ったのである。
我が川では氾濫も堤防決壊も浸水もなかったが、一時、消防団待機準備の
水準を超えていた。

22日の午後、降り続く雨に川は既に水位が高く、水は濁って浅瀬や中州が
水没しかかっていた。
水鳥たちはどこに潜り込んだかほとんど姿がない。
夕方風が出てくると、河口の森でも小鳥たちはどこかに避難して、
情報交換か、ヒヨドリだけが鳴き交わしていた。
近頃日中コロニー近くの浅瀬で過ごしているサギたちの姿も少なく、
ダイサギが10羽ほど、川中の浅瀬があった場所で心細げに
身を寄せ合っていた。

23日の未明、雨量が最も多かったらしいが、睡眠中で覚えていない。
朝、強い雨風は収まったが、一日雨が降り続き、
川の様子を見に行ったのは、ようやく24日の午後になってから。
水位情報を見て、23日未明の水位の上昇にぎょっとして、
(野鳥の子育て時期が終わっていて良かった!)
水位が下がったのを確認してから出かけたのだが、
実際の川は濁流が渦巻き、堰の段差は水没、浅瀬は水没。
中州・寄り州は浸水。草木がなぎ倒されて、流木やゴミが
あちらこちらに引っ掛かっていたりした。

遊歩道の方々に、泥や小枝や枯葉などが散乱していて、
ここまで泥水が被ったということが分かる。
この川近くの高台の下で、崖崩れもあったらしい。
ここは人的被害がなくて良かったのだが、何と水っぽい国なのだろう。
いつもその水の恩恵を受けているが、ひとたび何かあると
土がすぐ脆くなる、何と脆い国土であるか。
(どさくさまぎれの大儀なき解散劇の衆院選の結果なども、こんな国土の
気候風土が国民の気質に相当影響していると思う。)







PR
ブログ内検索
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
Ru Na
性別:
女性
職業:
金沢市在住の美術家
訪問者
最新TB
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]