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Posted by - 2024.04.25,Thu
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Posted by Ru Na - 2015.05.22,Fri
時間が遡るけれど、上堰潟で見た風景と光景について。

数年ぶりに訪ねた上堰潟は菜の花の名所だが、以前感銘を受けた
“いちめんのなのはな”畑は、花の時期が終わって刈り取られた後だった。

  

花畑の中に巣を作るヒバリはどうなっただろうと見回すと、
刈られた後に残った草むらの近くを走る2羽を見つけた。

   

湿地の上の木道を歩くのを楽しみにしていたが、増水のため立ち入り禁止。

   

それで、まだ行ったことがない湖の奥を目指し、潟の周囲を廻った。

  

水際の斜面には菜の花が残っていて、ヒバリの声も盛んにする。
湖の奥の方は中州も多く、美しい木立が茂っている。
潟の周囲は畑で、野鳥たちには住み心地が良さそうな所である。

  

とはいえ、増水で濁った水面に、冬の水鳥は僅かしかいなかった。
湖の一番奥からの眺め。

  

中州の木陰で休むカワウ。

   

湖を半周し、ふと見上げると、薄曇りの空に光の輪が懸かっていた!



これは、「ハロ」と呼ばれる現象らしい。
雲の図鑑によると、「太陽や月の光が、雲中の六角柱状の氷晶によって曲げられ
円形の光の輪が出来る現象。」とある。
視半径が22°のものが最も多く、22°内暈(うちかさ)というらしい。

視半径なるものをどうやって計るのか知らないが、
今までにも見たことがあるような無いような、しかし意識して
天空の光の輪を、これほどはっきり見たのは初めてである。

不思議な心地で、潟の一周を終えた。

 

上堰潟は、どのような季節どのような天候でも、その佇まいが美しい。

    

追記:この記事を書いた翌日の朝、我が町でもハロが見られたらしい。



 



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