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Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by Ru Na - 2015.05.10,Sun
瓢湖に残っていたのは、コハクチョウ8羽にオオハクチョウ1羽。



上の写真はコハクチョウ。オオハクチョウは嘴の黄色の範囲が広い。
泥に頭を突っ込んだのか、この子の頭は少し黄色に染まっている。



広々とした湖面を皆でゆっくり廻っていた。

  

  

瓢湖には元々溜池だったメインの湖に、隣接する3つの池がある。
葦など自然の草木に囲まれて、鳥が住みやすそうな湿地帯である。

          

   

ハクチョウたちは橋をくぐって、隣の一番大きい池の置くまで行き、
岸辺近くですっかりくつろいだ様子をしていた。

  

この付近は、冬季人の立ち入りが禁止になる場所なので、
かれらがもっとも落ち着ける場所なのかもしれない。

  

葦原にアオサギの幼鳥が隠れていた。

  

以前、その身体の長さに驚いたアオクビアヒルも健在。
冬の水鳥が少なくなった湖の主のような顔をしている。

  

コガモ以外の居残り組のカモたちも、健康上の問題がありそう。
おそらくここで越夏するのだろう。
羽を少し痛めているらしいオナガガモが水に入るところ。

 

こちらのヒドリガモは舌を出しっ放し。嘴にうまく収められなくなったようだ。
見ていると胸が痛むが、餌を食べるのに特別苦労もないようだった。

 

他の場所だったら、生き抜くのが難しいかもしれないが、
ここなら地元の人に大切に見守られて安全に生きていけるだろう。



この子と仲良しらしいスズガモの♀。
具合悪そうなところはない。ヒドリガモとただ一緒にいたくて
居残っているのかもしれなかった。



野鳥を取り囲む環境がどんどん悪化する中で、
瓢湖は鳥たちが安全に安心して過ごせる、貴重なサンクチュアリである。

 

 



  




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