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Posted by - 2024.05.03,Fri
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Posted by Ru Na - 2015.03.09,Mon
ずっと会いたいと思っていて、割とすぐに会えそうな気がするのに
今までなかなか会えなかった鳥。

       

毎年の一時期、日本海側に少数飛来するこの鳥。去年は近場に来なかった。
今年は現れたという情報を得て、今度こそはとわくわくしていたが、
猛禽か何かに襲われたのか、背中に傷を負っているらしいと聞き、
渡ってきたばかりで疲れている上に負傷しているこの子が、
押し寄せるカメラマンに囲まれるのかと想像すると、一転して気が滅入った。

何となくおイモに似ていて、ポポーと鳴くらしいので、
未だ見ぬこの子を、ひそかに「おイモポーポーちゃん」と呼んでいる私。
ポーポーちゃんのストレスが少しでも減るように、あえて探すまい、
今年も会えなくても構わない、ポーポーの安全第一と思っていた。

とはいえ、8日はポーポーのいる場所で定例探鳥会。
天気が悪くなさそうな日曜日だから、探鳥会メンバー以外にも、
情報をキャッチしたバーダーが、県外からでも大勢がこの森に来るだろう。
どんな様子かとても気になる。

朝出かけた時は小雨もよい。最近は気温が高いので川に水鳥が少ない。
それでも追いかけっこしているカワアイサたちやセグロカモメのカップルがいた。

   

下流には、夏羽と冬羽のカンムリカイツブリが共にぷかぷかしている。

  

とても小さいのに、カンムリのように首をぐるぐるさせて羽づくろいする
ハジロカイツブリも元気そうな姿を見せた。

  

森の中で、こちらも最近飛来して話題になっているヒレンジャクの群
に出会った。空気が漏れた笛のような声で鳴き、
見る者がちゃんと距離を保てば、観客を気にしていない様子。

  

 

キレンジャクが1羽だけ混じっていた。よく写っていないが、尾先が黄色い。

 

あちらこちらでポーポーを待ち受けるカメラマンの群もいた。
探鳥ルートを皆で歩いている途中、ポーポーが近くにいるらしいと
情報が入り、そっとしてあげたい、でも遠くからでもちょっと見たいと、
結局わき道にそれた数名の後を追って、公園内の建物の横に忍び足。
フェンスの向うの草むらの中で、盛んに地面をつついて採餌している
小さな姿を見た!

 

他のメンバーも戻って来て、皆で遠くから、
「背中の羽が盛り上がっているね。でもこの様子なら傷はそう重大では
なさそう。」など、ささやきながら、しばし見とれていた。

 

ポーポーちゃん、沢山食べて体力をうんと付けてください。
明日からまた天気は悪くなるし、平日になるから人も減って、
もっと落ち着けるでしょう。と心の中で話しかけて場を離れた。

森の木々は芽吹き始めている。解散後、いろんな植物の芽吹きを
見て歩く。かなり緑が吹きだした枝、未だほんの小さな芽の枝・・・。

    

繁殖羽で頭が白くなったカワウと、まだ幼くて胸が白いカワウ。

 

今日は嬉しい事に、道中ドバトの群を方々で見かけた。
秋からあまり姿を見せず、数の減少が心配されるこの子たちが、
暖かくなったからか、活動を始めたようである。

  

 


 
 



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