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Posted by - 2024.04.18,Thu
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Posted by Ru Na - 2012.01.10,Tue
年末久しぶりに体重計に乗ったら、体重がガタッと減っていた。
歯の本格的な治療をはじめてから、なんだか少し痩せたような気がしていた。
春頃から主に流動食で過ごしてきたので、普通なら自然のダイエットと喜ぶところだけれど、
秋の始めはまだふっくらしていたので、体重の急減はちょったしたショック。
それに私は別にダイエットなどしたくない。

康を害するくらいの肥満は困るけれど、
金魚でもめだかでも人でも鳥でも、活動するには少しふっくら気味の方が一番よろしい。
食事もなんだけれど、骨や筋肉が減ったせいかもしれない。
心して歩くようにしようと、先日から自転車に乗れそうな天候の日でも、
時間が許すかぎり徒歩で出かけている。

昔は早足大股で長時間歩き回るのは、てんで平気だったが、
椎間板ヘルニアになってから、そのような歩き方をすると、途中で身体がフリーズしてしまう。
ゆっくり時々立ち止まりながらなら何とか距離を稼げる。
つまり、鳥を見ながら歩くのが理想的なわけである。

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この3連休のなか日、8日は良い天気になって、
近所の河原から上流のショッピングセンターに向かって、つれあいと鳥見をしながら
2時間かけてゆっくり歩いた。

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川岸の草むらに
パラパラと飛んで来たのは
白黒の小鳥、
エナガたちだった。

4羽が枯れ草の間を
しばらく行ったり来たり。
そのうち下流の方へ
飛び去った。







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いつももっと上流の方にいるエナガをこんな所で見るなんて。
上流は河川工事でひどい荒れようなので、仕方なく他の場所を探しているのかしら。

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同じ草むらで、
先日はアオジ、
その次通った時には
ホオジロとウグイスを
見かけた。




トビが川岸の民家の
アンテナの上で、
気持ちよさそうに
陽を浴びていた。


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カワガラスが
飛んだり潜ったり
の挙句、ちょんと
橋桁にとまった。













今日もまだいたオシ君。
彼の存在が近頃すっかり知れ渡って、たいてい周囲に大きな望遠レンズ付きのカメラを
向けている人がいる。それが彼の生活に害を及ぼす原因にならなければいいのだが。
野生の生き物はなるべくそっとしておいてあげたい。
とはいえ、かくいう私もその上品で愛らしい仕草につい見とれてしまって、
小さなビデオカメラでせっせと撮影してしまうのだが。

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少し泳いでは石に登り、ちょっと水を飲んでは羽づくろいしたり頭を掻いたり。

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オシ君の側にはいつも
2羽のカルガモが
付き添っている。
まるで保護者か
お姫様に付いている
従者のように。
時々彼が何を思ってか
彼らを追い回したり
追っ払ったりしても、
いつの間にかまた
カルガモたちに
見守られている。


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 仲良く一緒に
 羽づくろい。










しばらく行くと、今や貴重になった中洲の縁に、点々とコガモの姿が。

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ざっと数えると32羽いた。さらに先に進んでもまだまだいる。
アオサギやカイツブリ、オオバンも混じえ、コガモだけでも60羽以上いるようだ。

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上流の工事のため、居場所が狭められて、ここに集まっているのだろうか。


その先にマガモの1群がいた。
体をゆすりながら♂について行っている子は、昨冬撮影して、私の映像作品に出演してもらった
同じ♀かもしれない。

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時々♂同士がケンカしたり、草陰で眠っている女の子をそっとのぞいている男の子など、
マガモたちの世界にも色んなドラマがあるようだ。

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♀が平ったくなって♂の周囲をぐるぐる泳ぎ回りはじめ、そのうち♂も同じように
平べったく輪を描きだしたので、求愛行動が始まるかな、と見ていたけれど、
すぐやめてしまった。こんなふうに幾度か予行練習をしているのかしら。

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さらに上流に行くと、工事でひどく掘りかえされて川の水が見えないくらい。
美しい木立もみな伐採されて、影も形もなかった。
人工的な芝生公演を作る予定らしいが、どうしてこんな非道いことが平気で出来るのだろう。

河岸を離れて緑地公園の中を通ったが、あまり鳥はいないようだった。
ただ一箇所で、ヒヨドリの群れが騒いでいた。

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公園の池に冬の陽が映る素敵な光景も、鳥たちの声がしないので
何となく寂しげである。

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雪の中に
鮮やかな寒椿。









対岸の家々の上に大きな月がかかり、日は暮れようとしていた。

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