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Posted by - 2024.04.20,Sat
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Posted by Ru Na - 2017.01.19,Thu
しばらく留守にしていて、戻ったら早速、川の仲間に会いに行った。
この冬、雪の日はまだ少ない。ようやくの白い景色。
雪で道が埋もれていて歩きづらいが、ひと気も少なく清浄な静けさがある。

 

             

路地から川原に出る前、ぽんぽこに丸くなった鳥が飛んで来たので、
一体誰? と、民家の壁に止まったのを見ると、イソヒヨ子さんだった。

 

赤い南天の実をくわえたまま、まるで置物のようにじっとしている。
あまりの寒さに身体が動かないといった態。
しばらく後、おもむろに実を呑み込んだ彼女は、再び不動の姿勢を続けていた。

5羽がいつの間にか8羽に増えていたホオジロガモ。

  

  

キンクロハジロやホシハジロ。皆元気そう。
首に漁網が引っ掛かったホシハジロも、網を引掛けたまま健在。

  

アイサたちにも御挨拶。雪がちらついて寒いのでじっとしていた。

  

おめかしに余念がないカワアイサ嬢。

  

河岸に人があまりいないと、カワセミも安心して出てきて餌取り。

  

珍しくカワウの子供が1羽だけ。今夜はこの小島で眠るつもりらしい。

  

川の仲間で何といっても、久しぶりに会えて嬉しいサギたち。
コサギ、アオサギ、そして戻って3日目にようやく会えたダイサギ。
話しかけながら写真を撮っていると、すぐ近くまで飛んで来て
ポーズを取ってくれたり、ダイも何だか嬉しそう。
ダイサギはよく連いて来たり、先導(私の進行方向に先に少し飛んで
私が追いつくのをそこで待つ、を繰り返す。)してくれたりするが、
この時も、私と一緒に移動しながらずっと側に居てくれた。

  

暗くなり身体も冷え切って、もう帰宅しなければならない時刻。
ダイサギと離れ難くて、このまま一緒に連れ立って家に帰りたいくらいだったが、
ダイサギは川辺の子、私は川辺では眠れない。
また明日、と約束して別れた。








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Posted by Ru Na - 2017.01.02,Mon

        新年おめでとうございます。

 



川の仲間からの御挨拶です。

   




   




   

上から、イソヒヨ君、コウライ君、カンムリさん。

みんな元気で無事に冬を過ごせますように。


Posted by Ru Na - 2016.12.22,Thu
12月21日、冬至。
1年で最も昼が短い日だが、日没時刻は既に遅くなっている。
日の出時刻は、まだこれからもっと遅くなる。

ここ数日とても暖かく、天気も上々。
そういえば去年の冬至の日も晴れだった。
今日も、日暮れが早いとはいえ、この時期北陸に多い曇天の日よりは、
長く明るさが残っていた。

今日のダイサギ。

 

穏やかな夕刻の空を見上げるムクドリ。

 

とても可愛い表情でこちらを見るトビ。

 

日差しが気持ち良さそうなカワアイサ♀。
今日のカワアイサは、同性で行動しているものが多かった。

 

仲睦まじいマガモの求愛シーン。

 

冬至の夕陽に照らされたモズ。

  

私はどうもモズに好かれているようで、方々でモズに挨拶される。
こちらも挨拶を返すと、モズはすぐ近くまで来てくれるので
しばし一緒に過ごす。

  

カワウとカンムリカイツブリ。

               
 

いよいよ冬の到来を感じさせる、キンクロハジロとホシハジロ、
それに、ハジロカイツブリ。

 

ヨシガモ(左2羽)も加わると。冬の川の華やかさがいっそう増す。

 





 
Posted by Ru Na - 2015.12.29,Tue
この冬は12月に入っても気温が高く、雪らしい雪はまだない。
そのせいか、いつも庭に来るメジロがまだ姿を見せない。
サギは塒に残っているし、川には冬の水鳥が少ないが、
それでも季節は廻って、冬至、クリスマスは過ぎ、早や年の瀬。

近所の電線に群れていたムクドリ。60±羽いた。

  

  

この冬も、カンムリカイツブリがしばらく近の川にくに来てくれた。
でもやっぱり、水がたっぷりした下流域の方が居心地が良さそう。

  

   

  

冬至の日没。

  

3年越しの仲良し、近所のカワガラスのカワちゃんたちがやっと来た。

  

  






Posted by Ru Na - 2015.12.28,Mon
10月から既に川に飛来していたカワアイサ。
いつまで経っても♀がほとんどで、♂はどうなっているのだろうか
と、気になっていたが、この数日で急速に増えてきた。

 

  

つがいで仲良く川の波乗り。

  

この♂は、羽を痛めて初夏の頃まで残っていた、同じ子のような気がする。

  

くっきりとした白黒の姿を見ると、何故か元気が出てくる。

 

ちょっと種が違うけれど、この子も今や立派な群の一員。

  

近すぎて、頭部が切れてしまった残念な写真。

  

夕暮れの水面を悠々と進む、冬の川の王者の風情。

 








Posted by Ru Na - 2015.05.10,Sun
瓢湖に残っていたのは、コハクチョウ8羽にオオハクチョウ1羽。



上の写真はコハクチョウ。オオハクチョウは嘴の黄色の範囲が広い。
泥に頭を突っ込んだのか、この子の頭は少し黄色に染まっている。



広々とした湖面を皆でゆっくり廻っていた。

  

  

瓢湖には元々溜池だったメインの湖に、隣接する3つの池がある。
葦など自然の草木に囲まれて、鳥が住みやすそうな湿地帯である。

          

   

ハクチョウたちは橋をくぐって、隣の一番大きい池の置くまで行き、
岸辺近くですっかりくつろいだ様子をしていた。

  

この付近は、冬季人の立ち入りが禁止になる場所なので、
かれらがもっとも落ち着ける場所なのかもしれない。

  

葦原にアオサギの幼鳥が隠れていた。

  

以前、その身体の長さに驚いたアオクビアヒルも健在。
冬の水鳥が少なくなった湖の主のような顔をしている。

  

コガモ以外の居残り組のカモたちも、健康上の問題がありそう。
おそらくここで越夏するのだろう。
羽を少し痛めているらしいオナガガモが水に入るところ。

 

こちらのヒドリガモは舌を出しっ放し。嘴にうまく収められなくなったようだ。
見ていると胸が痛むが、餌を食べるのに特別苦労もないようだった。

 

他の場所だったら、生き抜くのが難しいかもしれないが、
ここなら地元の人に大切に見守られて安全に生きていけるだろう。



この子と仲良しらしいスズガモの♀。
具合悪そうなところはない。ヒドリガモとただ一緒にいたくて
居残っているのかもしれなかった。



野鳥を取り囲む環境がどんどん悪化する中で、
瓢湖は鳥たちが安全に安心して過ごせる、貴重なサンクチュアリである。

 

 



  




Posted by Ru Na - 2015.05.09,Sat
連休後半に、久しぶりに瓢湖を訪ねた。

  

晴天続きの初夏の陽気。4日、一日だけ降った雨のせいか水量は多く
水は濁り気味だが、この湖はいつ見ても美しい。

  

ハクチョウの越冬地として名高く、冬にはハクチョウと水鳥で賑わう湖面も
今は静けさの中にある。
傷病で渡れなかった少数のコハクチョウやオオハクチョウと、
まだ残っているコガモなどが、のんびり過ごしていた。

  

会えるかなと期待していたツルシギ、やっぱりいた!





日を浴びて思い思いにくつろぐ様子が可愛らしい。
色が薄い子は若鳥か?













Posted by Ru Na - 2015.03.17,Tue
ひどい寒波が来たかと思うと、また気温が高めの日々。
川では冬の水鳥たちが急に少なくなった。
そんな中で、セグロカモメはいつもの場所でまだのんびりしている。

 水浴びする様子。

 

 

 

 

 

 

 「ああ、さっぱりした。」

 






Posted by Ru Na - 2014.12.15,Mon


河口近くの広い川面に浮かぶホシハジロの群を眺めていたら、
この近所に住むというおじさんが話しかけてきた。
川幅が今の半分だった頃、大雨による増水で何度も浸水した事、
いろんな話を聞いた。

ー夜中に逆巻く川の水音を聞くのは本当に怖かったよ。
 今はもうその心配がないけれどね。
 子供の頃は、しょっちゅう水が溢れる細い川の側に住んでいて、
 大水が出るとなると、村の者みんなですばやく対応したものだ。
 こういう場合の手順や方法など、みんな知っていた。
 役所はただ工事するけれど、工事しっ放しで昔の知恵を生かそうという
 気が何もないし、耳もかさない。-

この区間の右岸は、何年も工事が続いていて、去年の秋からは
半年以上堤防上の遊歩道も閉鎖され、迂回路を通らざるをえなかった。
ようやくフェンスが取り除かれ、工事はやっと終わったのだと思っていたが、
左岸の工事はこれからで、コンクリートブロックでずっと岸を覆っていくと、
最近の住民説明会で聞いたと、おじさんは言う。
また右岸の遊歩道も、もっと内陸にずらすのに、既に用地を買収してあるらしい。

延々と続く工事。これだけ川幅が広くなって、周囲の木も無くなったのに、
更に手を入れなければならないのか?
洪水対策は歓迎しているこの地区の住民のおじさんも、
昔のように自然の木が生えていない風景はつまらなくなったと言う。

 9月に撮影した写真。左は工事が終わった右岸、右は右岸から見た左岸の岸辺。



水鳥たちは段差のある右岸より、岸に上がり易い、左岸の水際まで土がある
場所近くにいつも集まっている。
かれらが生活するには、こういう地形が必要である。

   

左岸の上流にある橋の下で行われている工事は、橋の補強だとばかり思っていたが、

   

下流の橋近くにも、コンクリートブロックが延びている。

   

これが繋がると、いくら広々と水がたっぷりある場所でも、
水鳥が住める環境ではなくなってしまう。
何年か後に岸近くに少し土が溜まり、草が段差を無くすくらい
生えるのでなければ、鳥も寄り付かない死んだ川になってしまう。

キンクロハジロとホシハジロ。いづれも♀。

 

左は色白のお嬢さん。

 

河川課と話しをしようか、しかしもう何年も前に決まったらしい工事予定、
電話しても門前払いを食うだけでは、など思いをめぐらせていたら、
さらにショックな話が続いた。

ー毎年この付近でカモを狙って猟銃を撃つ者がいる。
 県や市にいくら言っても、彼らは狩猟の免許を持っているし、
 この2つの橋の間は禁猟区になっていないので、どうしようもない。
 鉄砲の音がする度に警察に電話はしているが・・・・。―

  

マガモが狩猟対象になっていることは知っていた。
後で調べてみると、ここに集まる水鳥の大半が銃猟対象だった!
キンクロハジロやホシハジロ、コガモ、カルガモ・・・・。
ぴゅう、と可愛い声で鳴いているきれいなヒドリガモも、

 

たまに現れるとバードウォッチャーが大喜びするヨシガモやオナガガモ、
ハシビロガモ・・・・めったに会えないスズガモやクロガモまで入っている。
それに、カワウやゴイサギも・・・。
増えすぎて農作物の食害をもたらしたり、森林の荒廃の原因になったり、
人に危害を与える野生動物の個体数の管理のための駆除は、
私は賛成は出来ないがある程度は仕方が無いのか、と思っているが、
こんなカモ猟なんて、ヒトの娯楽のための殺生ではないか。

中流域から河口まで河川工事に継ぐ工事で、水鳥たちの居場所が
極端に減少した。
この辺りは工事も終わり、やっとかれらが落ち着いていられる貴重な場所
になったと喜んでいたのに、安心どころか危険地帯というのが判ってしまった。

いっそ両岸が全てコンクリートになって、水鳥が寄り付かない場所になった方が、
かれらにとって安全かもしれない、と考えざるをえないのは、
なんともやるせない事である。










Posted by Ru Na - 2014.12.12,Fri
河口近くの2つの橋の間、ここは川幅も広く、ゆったりと水面は空を映す。

  

ここはかって、河岸にびっしり木が生え、枝の隙間から中州までの
細い川面を垣間見る、という場所だった。岸に係留した小船が連なる
風景は、なかなか素敵だった。
そのうち小船の渓流は禁止となり、何度も工事された結果、
川幅も広げられ、中州も岸の木は全て取り除かれた。
それでも河岸は緑の草に覆われて、心地よい景観を作っていた。
上流から下流を望む2年前の様子。
   
下流の橋から上流を見た風景。川の中に緑の道が出来ていて、
水鳥たちのお気に入りの場所になっていたし、変化に富んだ地形は
ヒトの目にも美的に映っていたはずだった。

   

しかしこれは、工事の過程で偶然残されたものだったことが後で分かる。
2年がかりの大工事で、この場所も消滅してしまった。
右岸は水際にコンクリートブロックが敷き詰められ、
水面との間に段差ができている。水鳥が岸に上がるには高すぎる。

   

この区間の工事はほぼ終わったものと思っていたし、
河川課の去年までの現場主任さん(この春、別の地域に転勤になった。)も、
そう言っていたので、後は河岸に早く草が茂るのを期待していた。
  
11月末ここに来る度、日替わりでいろんな冬の水鳥に出会った。

 

 

 

上からハジロカイツブリ、オナガガモ、ミコアイサ♀。
みな近郊の潟などに行く途中、一日だけ立ち寄ったものらしい。
いつも大抵いるのは、オオバン、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、
マガモ、コガモ、カルガモ、カイツブリ。

    

河口の森のカンムリカイツブリも、ここまで来ていることが多い。
 
 










Posted by Ru Na - 2014.01.07,Tue
この冬は平年より気温が低い日が続いているが、まだ積もるほどの雪はない。
しかしこれから来る寒波は大雪をもたらしそうな気配。
今日は久しぶりの快晴となり、こんな天候はこの先滅多にないかもしれないと、
何とか時間をやりくりして、河口の森まで自転車を走らせた。

年末は忙しくて森に行くことができなかった。
2日前も、ようやく雨の合間と空き時間が一致したので、
久しぶりの森の空気を吸いに行ったところだった。
1月5日は風が凍るように冷たかった。
川にはキンクロハジロ、ホシハジロ、ヒドリガモと、冬の水鳥たちが勢ぞろい。
頭の緑色がすてきなヨシガモも4つがい来ていた。

 

大声で鳴きながら近くまで飛んできたのはセグロカモメ。

 

こちらを見ては何か言いたげに鳴くので、人間語で答えたが、
首をしきりにかしげて、先を急ぐ私をいつまでも見ていた。

森でコゲラやツグミに出会った。

 

 

薄暗くなりかけた小川で、くりくりと可愛い目をしたジョウビタキの♀が水浴び。
風花のように雪が少し舞った。

  

今朝は氷点下まで冷え込んだが、明るい日差しに日中は8℃という快適な気温。
河川工事の様子をチェックしてから河口に向かう。
カルガモやカワアイサが工事区間外に居場所を見つけているのに安堵したり、
同じ場所で何度も出会うモズに挨拶したり。途中寄り道ばかり。

 
 
カワガラスが、周囲工事だらけの橋の下で丸くなっていた。
2月に繁殖するカワガラスが、巣を作る場所をうまく見つけられるだろうか。

 

河口近くでは、カワウがカモたちとのんびり日向ぼっこ。
こんな眩しい日差しは久しくなかった。







カンムリカイツブリも元気そう。去年のこの時期より濃い色をしていた。

 

エナガの群にも出会った。

 

    森の向うに沈む日。

    

    満ち始めた月が明るく輝いた。

    

  
 
 
  
 
 
 
 
  
  
Posted by Ru Na - 2014.01.04,Sat
新年最初に見た鳥を、“初見の鳥”と云うが、毎年たいてい庭の常連が私の初見の鳥である。
かれらには人間の暮れも正月も関係ないから、夜中に出しておいた早朝用の餌を食べて、
私が庭に面した2階の物干しや廊下で何かしていると、鳴いて次の食事を要求する。
この元日もヒヨドリがあげる嬉しそうな声に返事する事から始まり、
庭に出るガラス戸を開けると、シジュウカラが羽音をたてて近くを飛び回った。

シジュウカラは人懐こい鳥で、私が庭に出ても平気で近くの枝にとまって
さかんに何か話しかけてくる。人の目の前で吊りかごの中の砕いたクルミの実を
つついたり、1粒持ち出しては木の枝の上で両足で押さえながら上手に食べている。
ウグイスはここでは最古参なのにとても遠慮がちで、他の鳥たちの合間をぬって
さっと来てはすばやく食べて、さっと行ってしまう。
気の強いメジロたちは、この冬まだあまり見かけない。

気のせいか、なんだか私はシジュウカラに好かれているようだ。
前の冬も、雪の川原に行くと決まってシジュウカラが寄って来た。
強風が吹き荒れている時でも、細い枯れ木の根元からわざわざ出てきて、
風にひどくあおられているのに、細い枝に必死でしがみつきながら、
こちらの顔を見ながらひとしきり鳴くのである。
シジュウカラ語が解らない私はただ、「早く風の当たらない所にお入りなさい。」
と答えるしかできなかった。

正月三が日はせっかく兼六園の無料開放をしているので、
2日と3日の夕方、ちょっとのぞきに行ってきた。

近くの神社のおみくじ。いつからピンクになったのだろう。

   

お昼前後は陽が出ていたが、夕方はどんより曇って小雨までぱらついた。

   

夕方の人出は少なかったが、天気が悪いせいか鳥の声がしない。
霞が池にはカイツブリの姿はなく、カワセミもいつもの場所に
いる気配もない。
昨秋この園の池の大掃除が行われた時にどこかに行ってしまったのか、
それともたまたま出かけているのか。
池の鯉たちは相変わらずお腹が空いたという顔をしている。

  

お馴染みの冬鳥シロハラも、まだ来ていない様子。
ようやくヒヨドリの声が聞こえたと思ったら、
シジュウカラの群が近くにやって来て、あっという間に取り囲まれてしまった。

 

いつも一緒にいるヤマガラはいなかったが、庭園が急に生き々しだした。

 

3日は前日よりもっと鳥の声が少なく、カルガモは霞が池から
別の小さい池に移っていた。お昼前後の陽が出た時間帯に、
どっと観光客が押し寄せたので、人ごみに嫌気がさしたのかもしれない。

 

小雨が降るし、会いたかったアオジの声もしないし、
いつもは小鳥が多くいる場所も深閑としているので、
あきらめて帰りかけたら、なつかしいツーツーという声。
シジュウカラが2羽飛んできて、しばらく近くの木にとまってくれた。

 

久しぶりに訪れた兼六園で、2日連続してシジュウカラに挨拶でき、
ほかほか温まったような気分の新年になった。
 
 
 
 
 
 
 
  
  
   
   
    
   
Posted by Ru Na - 2013.06.21,Fri
平年より遅れて入梅した北陸。いつもは梅雨といっても始めはなかなか
雨が降らないのだが、ここ数日のまとまった雨で、能登地方では土砂災害も起こっている。
20日金曜日、口能登に位置する“スペース滝”に、小品展の作品を引き取りに行った。
この日、加賀南部は雨雲にすっぽり覆われていたが、金沢以北は曇り空だけ。

“滝”に行く道中、また千里浜なぎさドライブウェイを通った。
さすがにこの時期、シギチはもう見られなかったが、
波打ち際にパラパラとウミネコの姿。
あどけない幼鳥が1羽、海を眺めたり少し歩いてみたりしている。

 

 

 

尾羽の一部が折れ曲がっているが、動くのに別に影響はなさそうだった。



前方にいる成鳥2羽と幼鳥の群の方に飛んで行った。

 

ウミネコ、カモメ、セグロカモメの識別は難しいが、
渡らないで夏も居続けるのはウミネコだけ。
「ニャー」と鳴くのもウミネコだけで、嘴の先が黒いという特徴もある。

 

荒い波を見つめては、時々砂の中のゴカイか何かをつつく。

 

親鳥や兄弟の側で安心しきった様子が可愛い。

 

雲が低く垂れ込める浜辺の、ちょっと素敵な情景だった。

 






Posted by Ru Na - 2013.06.04,Tue
サギたちが川辺で採餌する光景がよく見られる季節になった。
堰堤で仲良く狩をするゴイサギ。



こちらは羽にまだ茶色が混じる若鳥。



最近よく、羽をこんな格好にしているアオサギを見かける。



羽を乾かしているのかしら。羽をうまく仕舞えない様にも見える。
どこか具合が悪いのではと心配になった。
後姿はこんな様子。



夜半から朝にかけ激しい雨が降った先日の午後、
河口の森に行ったら、アカテガニが沢山、川辺の道を横断していた。
その中にとても赤い子が。



草むらに逃げ込んだ後姿はこんなに鮮やかだった。



こちらは時々見かける地味な色。



まだ雨の名残で濡れてひと気のない道路を、
さあ我々の天下、とばかり横走りする姿が方々にあった。

川沿いの道を行くと、平ったい何かがもそもそ歩く。



亀! ・・・にしては亀甲紋があまりない。
草むらの手前で立ち止まり、「チー」と鳴いた。

近くの田の畦には冬鳥マガモのカップルがまだいた。












Posted by Ru Na - 2013.05.17,Fri
シギチ(シギ・チドリ)が見たくてしようがない私は、
“スペース滝”に行く途中で浜辺に寄ろうねと、予めリクエストしていた。
同行の小品展出品者の一人は、野鳥の会の心強い大先輩。
運転するのはプロのカメラマン。普段は鳥写真は撮らないけれど、
ちょっと興味を惹かれたようで、一緒に鳥を探してくれた。

高松SAから浜辺に降りると、先ほど車の中から見えたシギの小群が
前方の波打ち際にいた。
忙しげに動き回るかれらを、離れた所からそっと観察したり撮影したり。



「あれは何のシギ?アオアシシギかしら。」
「キアシシギみたい。とにかく撮影しておいて後で識別しましょう。」

撮影したビデオを後で見たら、チュウシャクシギも混じっていた。



群から少し離れてちょこちょこ走り回る小さな姿が二つ。



これはメダイチドリ。砂の中のゴカイか何かを食べている。



向うから人が来て、みんな一斉に飛び立った。
先に進み、千里浜なぎさドライブウェイへ。ここは砂浜の上を車で走れる。
波を間近で見ながらそろそろと行くと、前方にまた群を発見。



チュウシャクシギ20羽ほどが、波の動きに合わせて行ったり来たり、
忙しそうに採餌していた。














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