忍者ブログ
見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
[309] [308] [307] [306] [305] [304] [303] [302] [301] [300] [299
Posted by - 2024.05.06,Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by Ru Na - 2013.09.10,Tue
6月2日。どうなる事かと心配していたゴイサギの幼鳥、ホシゴイにも
ちゃんとヒナが生まれ、順調に育っている様子。



親鳥と同じ色のヒナが甘えている。



つがいの片方は巣の近くで、しばしの休憩で羽づくろい。



コサギのヒナも少し大きくなった。



夕方になると、餌取りに出かけていたサギたちが順次帰ってくる。

 

薄暗くなったサギコロニーに、白い点が増えていく。

 

6月5日。サギコロニーの工事について説明したいと、土木課から連絡があった
というので、中流域の工事について今まで何度も土木課と折衝してきたSさん、
Mさんと、県央土木に出向くことになった。
コロニーの様子が分かる写真があるといいというので、
去年や今年の全体写真、サギの種類が分かる写真をプリントした資料を
徹夜で作って、去年の記録映像をまとめたDVDと共に持って行った。
こんな可愛いヒナの様子を見たら、誰だって心動かされ、
子育てを邪魔しようとは思わなくなるのでは、と期待して。

日差しの強い真夏のような日、県央土木の事務所で大きな図面を前に、
河川課の人が、この区間は川幅が狭くなっているので水害に備えて広げたい、
という話を聞いた。
川幅を広げるには、コロニーの中心になっている中州を取り除かねばならない
と言う。とんでもないことだ。
色々言い合いをし、サギたちが密集している左岸・下流寄りは残すことになったが、
中州も一部削らせて欲しい、7月に入ったら、サギがあまりいない左岸上流寄りから
少しづつ工事を始めたい、と言われた。

とりあえず、コロニー全体を全て潰す、ということにはならなかったが、
サギたちが子育て真っ最中の7月に工事に入るなんて、問題である。
また、周囲の緑が無くなってしまったらコロニーは存続できないのでは。

いつも右岸から観察していて、左岸からの様子を十分見ていなかったのは
手落ちだった。その日の夕方、早速左岸に行ってみた。

      

中州の左岸に面した側にもサギや巣がいっぱい。

 

遊歩道が木立のすぐ近くなので、サギたちが間近に見える。





左岸下流寄りには高速道路が川を渡っている。
何故かサギたちはこういう場所が好きらしい。

 

高架の下にホシゴイたちが集まっていた。

 

何も無いからここから工事を始めたいと言っていた左岸上流寄りの木立全体に、
何と、ゴイサギの巣が沢山あった!

 

サギコロニーから数百メートル離れた川の中で採餌するコサギたち。
コロニー周辺にはこういう場所が沢山なければ子育てが出来ない。

  
 
 
 
 
 
  
  
  
PR
ブログ内検索
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
Ru Na
性別:
女性
職業:
金沢市在住の美術家
訪問者
最新TB
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]