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Posted by Ru Na - 2016.09.15,Thu
9月に入っても暑い日が続き、夏はまだまだ終わりそうもなかったが、
朝晩の涼しさ日落の早さに、季節の移ろいが感じられる。
先日、数年ぶりの県境の山を訪れた。
山と言っても標高千メートルにも満たないが、我が町の奥座敷と呼ばれる
温泉の山壊で、鏡花の小説にも出てくる。
遭難者が出るくらいの登山ルートも何本もあり、様々な楽しみや憩いで、
地元民の大切な宝のような一帯である。
私にとっても、事故で腰を痛める前は自転車でしょっ中山頂近くまで登っていた
馴染み深い山である。

今回は、長年慣れ親しんだいつものコースではなく、
あまり知らない遠い方の山麓から車で上がり、稜線沿いを縦走する道を通って、
お馴染みの夕霧峠に出るルートを取って、山をぐるっと一周した。

真新しいススキの穂が、さらさらと秋風に揺れる。

  
山肌が幾重にも重なるその山が発する気を思い切り吸い込んだ。

 

この近くから、



        ここを通って、

        

懐かしい夕霧峠へ。



昔は何の変哲もない無人のコンクリートの山小屋だった。
いつのまにかこんな洒落た屋根が付けられていた。

稜線の道からは隣県の平野、散居村の眺めが広がる。

 

薄曇りの雲の合間から地上に落ちる陽が、平野の上に光を走らせ、
明るいスポットが移っていく。

 

   君は行く 明るき暗き大空のだんだらの・・・

 村山槐多の2月の空を詠った詩だが、この一節がなぜか頭に浮かぶ。


涼混じりの空気の中、軽やかな蜻蛉の透いた羽が空気をいっそう軽くする。


 
 ヤマモモにじっととまって動かず。
 

蝶の飛翔にも秋の気配。

 

夕霧峠のすぐ下の道。急坂である。
ここをマウンテンバイクやランドナーで登っていた頃を、
懐かしく想い起こした。

  




 

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