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Posted by - 2024.04.25,Thu
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Posted by Ru Na - 2016.08.31,Wed
こちらでは、変な動きをする台風10号の重大な影響はほとんどなく、
8月も早や過ぎ行こうとしている。
(この台風による被災地、またイタリア中部の地震被災地の方々に
お見舞い申し上げます。)
まとまった強い雨が断続的に降り、気温が急に下がったが、
強風も無く、今日は昨日より8℃高い真夏に逆戻り。
日差しはぎらぎらと、夕方サギコロニーに出かける時間帯もまだ
33℃近くあった。
流石に夜は涼しさが戻り、巣立って飛び回るサギのヒナたちの姿にも
季節が感じられる。

多忙すぎる日々に、「冬になったらとりかかろう。」という事ばかり
どんどん溜まっていくが、それでも新聞はなるべくじっくり読む、
というのが日課。
家では3紙購読しているが、どうしても目を通したいのは1紙半。
いくつかの記事や評論やエッセイが、いろいろ考える材料になっている
ものの、反芻しないと数日後には忘れてしまう。
その時々に心惹かれた文の内容を、時々書き留めておくのもいいかもしれない。

楽しみにしているのは、朝日新聞1面の隅に載っている「折々のことば」。
著名人のことばも市井の人が何気なく言ったことばも、分け隔てなく
哲学者の鷲田清一さんは取り上げ、短いうがった解説を付けている。
全ての解釈に共感しているわけではないが、時々とてもすとんとくる。

もうずい分前だが、
「聞いていない。」-無能な上司
その翌日、
「もう決まった事だから。」-同上

と、2日連続。別に会社でなくとも、日常にありがちな事。
信頼していた人が、大切な場面でこういう事を言ったことがあった。
今思えば、その人を過大評価していたようだ。

最近印象深かったのは、
「人間が抱く嫉妬の中で最も暗くて陰湿なのは、対象となる人間の
正しさや立派さに対してなの。」-宮本輝の小説より

皆それぞれ独立した個であり、違うのが当たり前と、人間を捉えていれば、
嫉妬心など起こり様がないはずだが、右へならえが好きで、
他人を自分と同じ地平に引き摺り下ろして考えがちな日本人気質は、
嫉妬深い国民性と言われても仕方が無い。
(以前スペイン人の女の子に日本人ってとても嫉妬深いみたいね、
と言われた事がある。)
それが更に進むと・・・・。納得。

「“自由の獲得”は劇的な政治変化を伴うのに対し、“自由の喪失”は
音もなく徐々に、ほとんど人の気づかぬうちに進行することが多い。」
               -猪木武徳 経済学者

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