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Posted by - 2024.04.20,Sat
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Posted by Ru Na - 2016.06.27,Mon
26日、野鳥の会の有志でサギコロニーのカウント調査を行った。
集まったのは12名+1名。
1名は、対岸に来ていたのだが、皆の姿が見えなくて
日を間違ったのかしら、と帰ってしまった。(のが、後で分かった。)

今年のコロニーは、例年営巣を始めるのが一番遅い左岸上流の木立に
サギが集まって、そこから営巣が増えていき、ついで中州。
去年もおととしも一番巣が密集していた左岸下流の木立は、
6月の中頃からようやく営巣を始めた。

ほぼ毎日コロニー通いをしている。
日毎どんどん巣が増えて、ヒナも次々誕生している左岸上流のカウントを
どうやったら正確に、効率良く数えられるかしら、と
ここのところ頭を悩ませていた。
この木立は、草陰になっている箇所を見るには、両岸とも
見る場所を変えて色んな地点から観察しないと、数が把握できない。
また、木立の上部は奥行きがあまりなく、両岸からそのまま
数えたのでは、重複(ダブルカウント)が多く出来てしまう。

  

写真を山ほど撮って、パノラマ図を作って巣の位置を記入しようと
したり、両岸から見てどの場所や巣が重複するか把握しようとしたり、
あれこれ試みたが、どうもすっきりこない。

どの位置にどのサギが営巣しているか、予め図面を作ろうと思ったのは、
シラサギ類が巣の上でじっと抱卵している時、身体の一部しか見えないと、
それがコサギなのかチュウサギなのか識別が難しい。
親鳥がお腹の下に、まだ小さなヒナを隠している場合、
タイミング良く親鳥が身を起こさなければ、分からない。
巣作りを始めた頃から毎日観察している私でさえ、
広い範囲にどんどん増えていく巣が、次第に把握できなくなっている。
年に一度カウントの時だけ来る人には、短時間での識別が大変だろうと
思った次第だが、詳細図面はややこしすぎてギブアップした。

結局のところ、どこのどの巣にどのサギが抱卵していて、
どの巣にヒナが何羽いるか、とにかく記憶に刻んで、
当日、現地で確認しながら、カウント漏れがないよう調査用紙に
片っ端から記入するという、地道な方法しかなさそう。

良く晴れた26日の午後3時、まだ誰も来ていない。
左岸の下流の木立からカウントを始める。
ここはサギが集まり出したのが最近なので、まだ巣も少なく、
数えるのが楽な場所。手早く済ませる。
ついで中州。両岸からの重複箇所が少ないが、奥に潜っている巣を
探すのが大変な場所である。
(5月末すでにヒナの声はするのに、なかなかヒナが見つけられなかった。)

日差しが強すぎて、双眼鏡代わりのビデオカメラのモニターが
とても見づらい。眩しくてアマサギの茶色の背中さえ白く見えてしまう。
そのうちいつもの鳥調査メンバーが集まり始めた。

強い陽光に、その白さが一層輝くチュウサギの巣立ちヒナ。

 

巣が一番密集している問題の左岸上流の木立のカウントに移り、
5時前に右岸側に回る。
一応集合時間は5時にしてあったので、ぽつぽつと人が来だした。
5時20分からは、戻って来るサギのカウント。
コロニー全体の巣やヒナを数えるのは、時間をかければ一人でも出来るが、
色んな方向から飛来するサギのカウントは、やはり人数を要する。
そちらを皆に任せて、私は右岸からの中州、左岸上流のカウントを続けた。

餌取りに出かけていたサギの群が次々帰って来て、コロニーの木立は
次第に白い点で埋まっていく。途中から参加の人達もやって来た。
7時半カウント終了。
その後も戻るサギあり、飛び立つサギあり。
しばらく数人のメンバーとそれを見、また左岸に回って
コロニー全体の巡回をしてから帰った。












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