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Posted by - 2024.04.25,Thu
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Posted by Ru Na - 2011.11.04,Fri
11月3日は、今年の内川鎮守の森ギャラリーⅡの初日。
午後から雨という天気予報がはずれて、薄晴で少し暑すぎるくらいの一日になった。
昼からマウンテンバイクで、すすきや紫式部を眺めながら、坂を登り続けて会場へ。


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長靴や脚立など預けてあるギャラリー花音の手前で、実行委員の一人に呼び止められた。
何でも私の作品がある竹林で、30匹位のスズメバチがひどく興奮して
飛び回っているという。
作品設置の時も、奥の方の地面にスズメバチの巣があるから気を付けてと、
竹林の持ち主さんに言われており、ハチの姿はほとんどなかったのだが、
気にはなっていた。


スペースの中程に緑色のテープを張って、これより奥には入らないようにという貼り紙を
しておきました、と実行委員のUさん。

ハチの興奮が収まったら何とかします、とおっしゃっていたけれど・・・・。

作品の現場に行くと、なるほど緑のテープがまるで作品の一部みたいに
張り巡らされてあった。


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しかし、飛び回っているというスズメバチは見当たらない。
少し安心して、緑のテープが映らない角度を探しながら写真を撮っていると、
友人夫妻が作品を見に来てくれた。
久しぶりに会ったので、嬉しくて話し込んでいたら、偵察に来たらしいハチが一匹
やって来て、我々の周囲をぐるぐる回って、- こいつ等は蜂畜無害 - と判断したのか
そのままどこかに飛んで行った。
話しながら竹林の中を歩くと、草むらに潜むカエル達が跳んで逃げる。
毎年この場所ではオレンジ色のカエルを見かけるが、
トノサマガエルが周囲の環境に合わせて色を変えているのでは、と友人が言う。

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しばらくすると、スズメバチの巣の反対側からハチが飛んで来て、
また我々の傍をぐるりと回って巣の方へ。先程の斥候蜂が帰ってきたらしい。

その後ハチを心配して見に来てくれた実行委員のTさんと話し合い、
緑のテープは地面に下ろし、道路から竹林への登り口に判りやすい看板を
置いてはどうか、ということになり、Tさんは看板を作りに公民館に引き返した。
さらに様子見に来た実行委員のKさんが、道から見てテープが見えなくなるように
するのを手伝って下さった。

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 Tさんに作っていただいた看板二枚を

 登り口の目立つ所に置いた。

 見に来る人が途切れた合間に、
 写真を撮りに竹林の奥に入り、
 テープのこちら側から
 スズメバチの巣になっている
 地面の穴をそっとのぞいたら、
 ハチたちは忙しそうに
 しきりに穴を出入りしている。

 家族連れで見に来た、
 やはり金沢の里山に住んでいるという
 女性が言うには、
 秋はスズメバチが子育てするので
 とても気が立っているとのこと。
 むやみに刺激しないのが一番。
 遠足の子供たちがよく襲われるのは、
 大勢の足音が地面を振動させるせいじゃないかしら、とも言っていた。

Uさんは夜にでも殺虫スプレーをかけてみます、とおっしゃっていたけれど、
あんなに一生懸命何かしているハチが何だかかわいそう。
スズメバチにはスズメバチの生活がある。
とはいえ、見に来た人が刺されでもしたら、これからの鎮守の森ギャラリーにも差し障りがある。
それに山羊たちにも危険であれば、いずれ退治されてしまうのかもしれない。

日が暮れてきたので山を降りる。
帰ってからスズメバチのことをネットで少し調べてみた。
普通、巣の駆除には専門業者を頼む方が良いとの事。
殺虫スプレーを使うには、よほど注意しないとかえって危険、とある。
実行委員のUさんが、暗くなってから巣に近づいて、刺されでもしていたら
どうしようと、とても心配になってきた。

つれあいが言うには、他の蜂は針がくさび状になっていて、一度何かを刺すと
針が抜けなくなって死んでしまうのだそうだ。
(何て可哀そう。夏の間私が庭に出る度、すり寄ってきて水撒きをおねだりする
アシナガバチもそんなかわいそうな運命を抱えていたなんて!)
しかしスズメバチは針が真直ぐで、何度でも刺せるのでより危険なのだという。

翌々日内川に行って、Uさんに何事もなかったのでホッとした。 
結局巣の駆除はあきらめて、なるべく近寄らないようにしようということになった。
作品を見に来られた地元のご夫婦も、スズメバチはよっぽど近づいて驚かせなければ
平気ですよ、とおっしゃっていた。
幸い天気が雨もようになってきたこともあって、ハチが飛んでいる姿はほとんど見なくなった。

数年前は熊出没騒ぎ。今年はスズメバチ。
作品の設置後に台風が来たこともあるし、設置をしている時にあられにあったこともある。
これらのトラブルも、色んな生き物や天候に一喜一憂する里山での野外ワークならではである。

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 ギャラリー花音の前にいたカマキリ。











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Posted by Ru Na - 2011.10.30,Sun
金沢市の山林地区での産業廃棄物処理場の建設に反対する住民運動に端を発し、
1993年に発足した内川鎮守の森ギャラリーは、今年でもう19回目。
初回から参加している私にとっても、19回目の「内川・野外ワーク」である。
今年は11月3日から始まるこのアートイベントのために、
昨日と今日の2日間、竹林での作品を設置を行なった。


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去年は竹林の雑草取りのお手伝いをする山羊たちに囲まれて、
なかなか作業が進まなかったので、今年は実行委員に念押しをして、
気の毒だけれど、山羊さんたちには予め移動してもらっていた。

29日は晴天に恵まれたけれど、蚊の猛攻撃。
30日は時折弱い雨が降る曇天で、暗くなるのが早かったが、
竹林が闇に包まれて何も見えなくなる直前に、何とか設置を終えることができた。

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今年の作品のタイトルは、「流された森の再生を願う」。
私の作品には逆三角形をベースにしたものが多いが、
今回は空を指した三角形を、なだらかに上っていく竹林の斜面に交互に並べ、
その両脇に、赤、紅、紫の帯が流れるように空間を形作った。

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竹林の中を歩くと、バッタがぴょんと飛び出したり、赤い点々を連ねた水引草が
風に揺らいでいたり、小さな白い花に出会ったりする。
それとは分からぬほどの微かな風が竹を揺らし、頭上の空の白い斑点が
ゆらめいて常にその形状を変化させる。
風と虫の音が醸す静けさ。この竹林の静けさに触れると、
今年も内川の秋の季節が来たと実感する。

3.11の大震災で、津波に呑まれ、あるいは放射能に汚された野や森のことが、
いつも頭から離れない。
伊達政宗が開墾に力をいれたという仙台市若林区にある長喜城の屋敷林、イグネは、
津波を木立がかろうじて食い止めたらしいが、今塩害で木々が枯れ始めているという。
イグネの人々が慈しんできた木々の受難は、人にとっても、
そこに住む小さな生きものたちにとっても、どんなに辛いことだろう。
穏やかな内川の竹林で、野の草や虫やカエルたち、近くで囀る野鳥たちに囲まれて
作業をしていると、東北の大地の自然が塩害や放射能を何とか切り抜けて、
再び瑞々しい緑に覆われる日を、つい夢想している自分がいた。

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作品設置のメインの
竹林と、道を隔てて
向かい側は小高い丘。
その高みに取り付けた
作品に、夕刻
竹を透いて届く陽光が
葉の影を落とす。








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 ざわめく竹叢の背後の
 つんと澄んだ空には、
 明るい半月がかかって、
 山は夕闇に沈み始めた。

















Posted by Ru Na - 2011.10.02,Sun
森への賛歌をテーマにした「森の2しずく展」が無事最終日を迎えた。

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白川郁栄さんの森や様々な生きものをモチーフにしたイラストや版画と、
私のインスタレーション空間の組み合わせがなかなか良いと好評だった。

白川さんと私は、作品のスタイルも表現方法も違うが、
経済効率が最重要視されている現代社会の人間中心主義が、

他の生き物の生活を侵食しすぎている事を憂える気持ちは同じ。
金沢美大の同期生が探鳥会で再開し、すっかり意気投合。
昨年の、四国生態系トラスト協会主催の「森のしずく展」でご一緒したのが、
今回の二人展につながった。



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赤い正方枠の中に、珠洲で入手した、おう穴のある“お天気石”を並べた作品。

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イラスト、版画、CGによる白川さんの、生き生きとした平面作品。

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ヤイロチョウはじめ様々な生き物が登場する、楽しく自由な世界。

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モニターに映しているのは
昆虫や野鳥など
自然をモチーフにした
我々の映像作品。









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 メイン会場の蔵の入口。
 左手の壁にも
 緑波の作品を設置した。








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   緑波に取り付けた紐は、
   反対側の壁にむかって
   天井まで延びている。

   玄関を入った正面の壁には、
   白川さんの作品の主人公、
   ヤイロチョウの絵。

   



 

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和室の床の間に並んだ“森のフェ”。

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休憩室の棚にも小額の作品を展示した。

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庭からも、庭をはさんで対面する廊下の窓からも見えるように、濡縁の須戸に設置した作品。

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「金沢るねっせんす展」の
ために制作した扇子も
和室にマッチした。










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 須戸を通して
 庭園が見える。














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日本各地の石を配した庭がなかなか素晴らしく、大切に手入れされている。
この庭を見るため訪れる人も多いらしい。










Posted by Ru Na - 2011.09.27,Tue

いしかわ国際交流サロンにおける二人展、「森の2しずく展」は今日から。
今朝9時から作品の搬入・設置をした。

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  加賀八家老の横山家の
  別邸の一部だったこの建物は、
  細長い中庭をコの字に囲む
  格式ある和室が並び、端に
  蔵がある。
  この蔵がメインのギャラリーに
  なっていて、6つある床の間、
  それに玄関の間などにも
  作品を展示できる。

  10時の開館までの1時間では
  とても設置できないと思っていたが、
  案の定、一通り作品空間が
  出来上がったのは昼過ぎだった。
  その間、人がどんどん見に入ってくるし、
  「ただいま展示の実演中です。」
  などと冷や汗をかきながら言って、
  とりあえずどの時点でも作品全体が
  見られる状態にしていた。




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入り口の看板にはこの二人展が

    2011 金沢美大OB
 東京・銀座-金沢-N.Y. 大展覧会
         金の美         

参加展であることの印の
黄色い旗を掲げた。





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大正期に建てられ大切に保存されている家屋なので、もちろん好きな所に釘は打てない。
梁と壁上部のフックを利用して、作品空間を作り上げた。
相棒の白川郁栄さんの、ヤイロチョウなど野鳥や野生の動植物をテーマにした
イラスト、版画の平面絵画とのコラボが、思っていた以上にしっくりときた。




 
Posted by Ru Na - 2011.09.17,Sat
金沢美大OB 東京・銀座―金沢―N.Y. 大展覧会の合同企画展
「わart展」―金沢会場が、金沢21世紀美術館で、13日開幕した。

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金沢美大のOB、教員、
在校生が、
木の輪と金箔を使って
思い思いに制作した
作品が、ずらりと並んで
なかなか壮観である。
人間国宝の作品も、
現役学生のも、
同列に並んでいるのも、
こういう企画ならでは、
である。







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 会場には、大きな木の輪を
 3分の1に切ったものも
 置かれ、
 来場者が自由に好きな場所に
 金箔を貼ることができる。
 
 あとの3分の2は、
 其々東京会場とN.Y.会場に
 置かれていて、
 展覧会終了時には、
 3つが合わさって、
 大きな金の輪が出来上がる
 という趣向。










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皆色んな素材とアイデアで、
めいっぱい遊んでいる。
輪の形を時計や灰皿に
見立てた作品が多かった。
また、私のように、
木の輪を使わず、
別の素材で輪っか状の
ものを作った人も多く、
中には、どこに輪の形が
あるの、といった
四角い作品まであった。




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ほとんどの作品が、壁にずらっと並ぶとばかり思って見に行ったが、
卓上置きにされている方が多く、壁掛けを想定して作ったのに
横置きにされてしまって、ちょっと残念と思っている作者も結構いるのでは。
奥の赤青が私の作品。横置きになっていたので、スタッフの承認を取って、
壁に立てかけた。

何はともあれ、こんな面白い展覧会を企画運営している実行委員の方々に感謝。
なるべく大勢の人が会場に足を運んで、心ゆくまで楽しんで観ていただけると
嬉しい。





Posted by Ru Na - 2011.08.09,Tue

金沢美大OB展―大展覧会―の企画、「わart展」 東京会場、金沢会場用の作品を
やっと今日発送した。

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先に送ったNY会場用と
合わせて3点。
どれにも木の輪と
金箔は使わずじまい。






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東京会場用の、「ワルト‘11-02」。
気に入ったシワを作るのに結構手間取った。


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金沢会場用の、「ワルト‘11-03」。
どの方向を上下にしようか、最後まで迷った。

小品3点に思ったより時間がかかってしまった。
何はともあれ、作品を送り出してようやく一息。





Posted by Ru Na - 2011.07.22,Fri
金沢美大OB企画展が、この秋開催される。
題して、 東京・銀座―金沢―N.Y.大展覧会。
銀座のギャラリー街を、ある期間、金美OBの多数の展覧会で埋め尽くして
乗っ取ってしまおう、という企画は、過去すでに二回行われているが、
今年は会場に、金沢とニューヨークが加わった。

たまたまその時期に二人展を計画していたので、大展覧会に混ぜてもらうことにし、
ついでに、大展覧会合同企画展の 「わart展」にも参加することにした。
同じサイズの木の輪と金箔を自由に使って制作した作品群が、
東京、金沢、ニューヨークの会場に、同時に並べられる、というもの。

ニューヨーク展だけ〆切が少し早いので、
先に1点仕上げて、今日発送した。

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支給された輪や金箔は使わず、芯に布や紐をぐるぐる巻きつけて作品にした。

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他の2点はまだ制作中。
結局どれにも
木の輪を使っていない。


アレルギー性皮膚炎で
指先はぼろぼろだけれど、
布のぐるぐる巻が面白くて、
やみつきになりそう。








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 関係ないけれど、
 畑のすぐりスイカ。








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今日の川の
カルガモたち。
水流をものとせず
苔か何かを
つついていた。










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同じところに
10羽いたが、
つい一週間前、
草陰で
親子連れを
見たばかり。
ヒナたちは
なかなか
人目に付く所に
出てこない。







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 近頃
 気になっているのは
 川面に洗剤のような
 白い泡が
 多数見られること。
 カモたちは
 平気で遊んでいるが
 水質は大丈夫
 なのだろうか。











Posted by Ru Na - 2011.06.11,Sat
「かなざわるねっせんす展」が昨日から始まった。
今日の午後、マウンテンバイクで会場まで行こうと思っていたところ、
同じく出品している友人が車の同乗を誘ってくれたので、一緒に産業展示館へ出かけた。
紙に関するいろんな展示や体験コーナーがあるペーパーショウの会場の一区画の、
赤い壁で仕切られたスペースに、93人のデザインによる259種のデザインの扇子が
並べられていた。

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とはいえ、売れてしまったものはキャプションしか壁に残っていないので、
全ての作品が見られなかったのは残念。

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私の出品した4本のうち1本も売れて無くなっていた。
黒色を基調にした扇子がわりと多く、赤い壁の上によく映えていた。

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 青い壁のコーナーには、
 「青」をテーマにした
 ポスター展。












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ペーパーショウには、カレンダーや
パッケージデザイン、本の装丁など、
デザイン関係の展示も多いが、
日本各地の和紙の比較も興味深く、
紙そのものの魅力が満載。

創作手漉き紙のコーナー。
こんな大きなものを
一体どうやって漉いたのだろうか。





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 和紙を使った着物や
 バッグや飾り物など。











会場を出てから、ついでに普正寺の森まで行った。

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ムクドリが沢山。芝の上を走ったり、木立から木立へ群れで飛び回ったり、
その賑やかなこと。
巣立ったヒナたちが親と一緒に飛ぶ練習をしているらしかった。

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友人は桑の実を見つけて、
「摘んでいきましょうよ。果実酒にするのよ。」

木々の間を飛び回るムクに混じってちょこちょこ枝をつたう小さい鳥が。コゲラだった!
忙しそうにあちらこちらの枝を行ったり来たりしていた。

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ツツピ、と言って、シジュウカラが近くの看板の上にとまった。
シジュウカラはよく、他の鳥たちを見ていると、「ぼく、ここだよ。」というふうに
近寄ってくる気がする。

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Posted by Ru Na - 2011.06.05,Sun
ひがし茶屋街にある茶房で開催中の「3日だけの花展」は、今日が最終日。
華道家に混じって、友人の建築家やグラフィックデザイナーが参加しているので、
ぜひ見に行きたいと思っていた。

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出かけようとしたら雨が降ってきたけれど、空は明るい。
そのまま自転車で、百万石祭りの余韻が残っている街を横切った。

古い茶屋を改装して、昔ながらの家屋の構造をそのままに、モダンな味付けをした
スペースをうまく生かした花展を見た。

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 グラフィックデザイナーの
 tamaさんの作品。
 青いボールは地球で、
 それを他の天体が
 見守っているのだそうだ。











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アクリルケースの中に、
ツメクサなどの草を生やした、
これもまたtamaさんの作。
いずれも、震災被災者への
応援エールを込めている
という。
草は元気よく伸び、まるで、
-この大災害を乗り越えようと
している東北の人たちの力強さ
みたいでしょ。-とtamaさん。

左は無限大のマーク。
右には日本の旗が
象られている。



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夜、何気なくTVを観たら、民俗学者、梅棹忠夫の思考に沿ってこの震災を読み解く、
という番組をやっていた。

 -文明と科学の進歩は闇に通じる。科学に対する知的な好奇心は人間の業(ごう)である。
 業から逃れるのは、それが業であることを自覚するしかない。-

今回の原発事故で痛感するのは、
人間の手に負えない事に平気で手を出してしまう人間の性(さが)。

 -不安定な地殻の上にある日本では、昔から人は無常の観念を持たざるをえなかった。-

「我々はこの地球上に仮住まいしているのだから。」という、玄侑宗久さんの言葉を思い出す。
便利な現代生活にどっぷり浸かって、いつの間にか自然の猛威を軽視していたのを、
こんな形で思い起こさせた今回の震災である。

花を生けるのは、うつろうものの一瞬を切り取る行為のように私には思われる。
あらゆる生の儚さは地球の瞬きにすぎず、永遠とは想いの中にしか存在しない。
ひと時の花の姿は、その束の間の生を象徴しているよう。


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大手堀の横を通って帰路へ。葉の茂る桜の木では雀とシジュウカラが遊んでいた。

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雨はすっかり止んでいたので、ついで川まで足をのばした。
オオヨシキリは鳴いていなかった。子育てが終わったのだろうか。
水量が増えて流れが速いせいかここしばらくサギ達の姿が見えない。

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1本の杭の上に
仲良くとまる
ハシブトガラスの
カップル。




雲のあわいに
-この世は美しい。-
と言いたげに、
夕日が姿を見せた。




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Posted by Ru Na - 2011.06.05,Sun
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  金沢ペーパーショウにおける
  “かなざわるねっせんす展”の
  ために、3月にデザインした
  扇子が仕上がって、4日
  そのお披露目会があった。





















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会場となった印刷屋さんは、
とても遠くて行くのがたいへん。
同じく出品している友人が、
一緒に車に乗せてくれて、
道に迷いながら、なんとかたどり着いた。

会場では、自分のデザインした扇子を確かめて、
名前とデザインが印刷された小さなラベルを
貼り付けた箱に、それぞれ収めた。

展覧会では、すべての扇子が広げられてずらりと並び、販売される。
売上金の一部は、東日本大震災の義援金となる。

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PC画面で見る色と、実際に印刷される色が違うので、苦労したけれど、
仕上がったものを見ると、何とかさまになっていて、一安心した。
PCによるデザイン版下制作は初めてだったので、最初はずいぶんもたついて、
分からないことが出てくると、主催者代表の方に逐一電話で問い合せしていたが、
その度に懇切丁寧に教えて下さって、おかげで完成させることができたのだった。
そのデザインが、こんなふうに扇子になっているのを見ると、やはり嬉しいものだ。






Posted by Ru Na - 2011.03.26,Sat
震災の復興もなかなか進まず、さらに災害に追い討ちをかける様な天候不順で
心も寒々とする毎日だが、それでも春は扉を少しだけ開いて、しのび入ろうとしている。
今年も石川県愛蘭会の展示会が今日、明日の2日間金沢歌劇座で開催されている。


resize2403.jpg 長年東洋蘭の培養をしている父も
 愛蘭会の会員で、何鉢か出品している。
 肌寒い中、展示会を見に出かけた。

 会議室を使った会場には、
 会員の方々が1年かけて
 丹精込めて育てた春蘭が並び、
 それとは分からぬほどの幽かな香りを放つ。





春蘭は元々日本の野山に自生している植物で、私には、日本春蘭、中国蘭の
区別がつかないが、洋蘭に比べてその花はたいへん地味である。
その微妙な色合いと、仄かな香りを愛でる人は多いという。

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異常気象続きの一年で、
会期に合わせて花を咲かせるのに
皆さんたいそう苦労したとのこと。

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以下は、父がこの展示会の案内のために、地元紙のコラム欄に載せた記事の抜粋。

  中国では古来から、草木の中の「君子」として蘭、竹、梅、菊を「四君子」と呼び、
 その首位に蘭を挙げている。蘭の歴史を少しひもといてみたい。
  蘭の絵を描くことが、文人芸術の一つとして盛んになったのは、今から約千年前の
 北宋の時代からで、中国蘭は、園芸としての長い歴史を誇る。
 花容、葉姿、芳香、ランの鉢に至るまで、愛好者の美意識に磨き抜かれて、
 古典園芸植物というよりは一種の芸術として扱われてきた。
  中国蘭が日本に伝来したのは、鎌倉時代に修行のため中国に渡った僧侶が
 持ち帰ったためと聞いている。
 室町、江戸時代になると貴族や武士、富豪の間で好んで栽培されるようになった。
  明治に入ると一時は下火になったものの、大正、昭和初期から再び古典園芸植物として
 認識され、競って栽培されるようになった。
  昭和の終わりごろまでは、趣味として高くつくため一般には普及しなかったが、
 培養技術の発展により、市場に大量に出回るようになった。
 廉価で買えることもあって、世代を問わず趣味の園芸植物として育てる愛好者が
 次第に増えてきている。
  北陸は、気温、湿度ともに条件が良く、春蘭の培養に適している。
 
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 我が家の庭は
 ほとんど蘭の作場に占領され、
 庭らしい姿をしていないので、
 いつも文句ばかり言っているが、
 この花の時期が来ると
 春蘭の清楚さに
 改めて感じ入る。




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花ではなく、葉の色合いを
鑑賞するものもある。









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会場には春蘭の株、培養土などの
販売コーナーもある。

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  花達は株の健康のため
  いいかげんに摘み取られるが、
  摘み取った花を塩漬けにし
  お湯に浮かべれば、
  趣あるお茶になる。



全国の都道府県には其々の愛蘭会があるというが、
今度の震災で東北地方は相当のダメージを受けて、
蘭はみな駄目になっているかもしれないと、父は言う。
山野に自生している蘭の中には、当然変異するものがあって、
愛好家はそういう蘭を探し、見つけ出したものを培養し、
芸術品として育て上げる。
茨木県は何故か昔から突然変異する蘭が多く見つかる土地らしい。
それはおそらく土質や季候のせいなのだろう。
この震災によって生態系も変わり、美しい蘭を生み出してきたその土壌も
すっかり失われてしまうのかもしれない。
Posted by Ru Na - 2011.03.11,Fri
今年6月に開催されるペーパーショウの特別企画、
「かなざわ るねっせんす展」のための扇子のデザイン版下を、
締め切り日の今日、ようやく入稿できた。

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グラフィックデザイナーの友人からお誘いのメールがあったのは2月の始め頃。
型紙をダウンロードして、photoshopで制作して、pdfファイルで入稿なんてしたことがない。
迷っていたら、別の友人からもお誘いがあった。
やり方の感触が摑めたらやってみようかという気になったけれど、
メールで送ってもらった型紙が説明どうりになっていない。
もう一度別の形式で送ってもらって試作。友人にこんなのでいいか送って見てもらったけれど、
彼女は超多忙の真っ最中で、同じデザイン事務所の人が指示書きを添えて送り返してくれた。
これでこのやり方で多分大丈夫と、気楽に考えて横に置き、映像仕事の方にかかっていた。

いよいよ本格的に作ろうかなと、とりかかったら、PCを使った版下原稿なんて初めてなので、
次から次と形式上で分からないことが出てきた。
主催者の公式HPで最終版の型紙をダウンロードしたけれど、
それがwindousではうまく動かない。
主催の事務所と何度も電話でやりとりし、最初の型紙を使ってよいことになった。
その後もいろいろ問題があって、3月に入ってやっと本格的に作り始めることが出来た。
それでもいつもこんなのでいいのかしら、の不安が残り、
また、photoshopも使ったことのない機能を使ってみたら、その試しに2~3時間くらいは
あっという間に過ぎていく。
とりあえず一つデザインを作って、プリントアウトしてみたら、思っていたのと色味が違いすぎる。

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また、折ってみたら、平面で考えていたのとかなり違う結果になったけれど、
なかなかうまく修正できず、試行錯誤でデザインを4つ作ってみた。

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締め切り間際まで、印刷される色を
なんとかできないかと、
色補正をしてはプリントしてみる、
といったことを繰り返していたので、
たちまち紙の山が出来てしまった。

ぎりぎりになって、
端の方は切り取られるという事に
気が付いたけれど、もう時間切れ。

気楽に考えて始めたら、
思ったより大変だったけれど、
苦労は授業料、
幾つになっても新しく覚えることは多いものだと実感したのだった。





Posted by Ru Na - 2011.02.16,Wed

友だちが出品している「100の愛」展を見に行った。
中心街の小さなギャラリーは、古い民家を改装した洒落たスペースで、
ここは友人の建築家が手がけたもの。

resize2246.jpg ギャラリー企画のこの展覧会は、
 今年で4回目だという。
 同じ大きさの額に、
 絵画、版画、ペーパークラフト、
 コラージュ、漆板、写真など
 さまざまな素材の
 さまざまな表現が並んでいた。








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小さなギャラリーの小さな世界。
その一点、一点に、楽しく、そして
慈しむように作られたのが感じられて、
心に灯がともったような余韻が残った。







今日はまた、雪がかなり消えた街を少しばかり歩いた。

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  大乗寺坂からの眺め。






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日中どんよりとした曇り。
小雨も降ったりしていたが、
夕方になって空に晴れ間が
出来てきた。


大乗寺坂の脇には
寒椿が赤い小さな花を
のぞかせていた。






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川原の雪はかなり少なくなって、遊歩道の一部は自転車でも走れそう。

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ひょうきんなオオバンに会いたかったけれど、姿は見えず、
その代わりホシハジロにお会いできて光栄。

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Posted by Ru Na - 2010.11.12,Fri

数年来、内川鎮守の森ギャラリーでは、
竹林にインスタレーションする空間造形作品と並行して、
映像作品も発表してきた。

例年、どちらの制作も会期ぎりぎりまでかかっているのだが、
今年は特に、夏の猛暑による(そうでなくともいつも夏に持病が悪化する。)
ひどい体調不良、金魚たちは次々と病気になるし、父の入院等々、
本当に制作の進行が遅く、こんな体調ではとうてい無理なのに、
あれもしたい、これもしたいと、気持ちばかり先走り、
結局、いつもの年よりさらにぎりぎりの、まるで自転車操業のような
有様で展覧会に突入したのだった。

竹林での作品設置の初日10月30日の夜も、
3本作る予定の映像作品の1本目の仕上げをしていて、
とりあえず、夜が白む頃やっと音楽なしの映像が1作入っただけの
Video-DVDが仕上がり、それを31日持って行き、その夜からも
ひたすら映像制作の続き。
時間に対して仕事量が物理的に多すぎる2本目はあきらめ、
短い予告編を作り、1本目に音楽を付け、
編集途中の3本目を仕上げて、3作入りのVideo-DVDができたのは、
初日11月4日のほとんど明け方だった。

1本目は、93年から03年までの鎮守の森ギャラリーにおける
私の「内川・野外ワーク(この言葉は自分で名付けたものです。)の記録Ⅰ」。
95年から8㎜ビデオカメラで作品の映像を記録していて、
今年の春、全ての8㎜テープを再びPCに取り込んで、Aviファイルのまま保存する
という作業を、ずいぶん時間をかけてしたのが、
古い機器のこと、映像はあまりクリアーではなく、手ぶれ映像も多く、
あまり使える部分が多くないことが分かり、
それで、1眼レフカメラで撮った作品写真のフイルムを、
フイルムスキャナーでPCに取り込んだ画像を主にした編集作業となった。

フイルムスキャンは、去年の秋頃から始めていたが、とても時間がかかる根気仕事である。

resize1481.jpg 36枚撮りフイルムを現像に出すと、
 通常6コマづつで切られて、
 フイルムケースに入れられてくる。
 
 1コマづつのスキャンは、
 あまりにも時間がかかりすぎる。
 6コマ連続スキャンでも15分以上かかり、
 おまけに、このようなフイルムの黒い縁も写る。
 それを画像修正ソフトで一枚ずつカットする。


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 このように白とびしたものは、
 補正が必要。






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    このようなフイルム上のほこりなどは、
    拡大して、しらみつぶしに補正する。



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  ・・・・なんてことを、やらなければならないので、
  時間がいくらあっても足りないのは当たり前。
 
  長年愛用のフイルム1眼レフが壊れて、
  07年に仕方なくデジタル1眼レフに替えたけれど、
  デジカメは色んな点でつくづく楽、と思うこの頃です。


予告のみを作った2本目は、04年から09年の「内川・野外ワークの記録Ⅱ」。
05年にデジタルビデオカメラを導入したので、こちらは画像より映像が主になる予定。

問題の3本目。
みかんをめぐるメジロたちの攻防戦の、ドキュメンタリードラマで、
だいたい満足のいく出来になったが、
オーサリングソフトを使って、Video-DVDに仕上げてから
確認する時間もないまま、4日、ギャラリー花音に持っていった。

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今年は、実行委員でもあるギャラリー花音のオーナーの、小さいお孫さん二人が、
風邪で高熱を出し、住居であるギャラリーの二階に寝ていたり、
その看病をしていたオーナー婦人にも、風邪がうつって大変辛そうな御様子で、
また、6.7日の午後、竹林の会場にずっと居て、撮影などしている予定だった私自身も、
6日はついにダウンしていて、夕方からしか出られず、
ギャラリーで、どんな状態で自分の映像作品が流れているか、確認する時間がなく、
搬出してから改めて家でDVDを見たら、

な、なんと・・・・3本目の映像が・・・・紙芝居のような変な動きをしているではないか!
こ、こんな状態で発表してしまったのか~~~!

近頃はVideo-DVDの作成に失敗したことがなかったのにーーー。
DVDメディアが不良品だったせいか、酷使のせいでPCがくたびれていたのか。

その後見に来て下さった方々と電話で話したが、皆さん今年はギャラリー花音に
長居しなかったので、映像は見ていないとの事。  -少し安心-
実行委員の方々は、1本目だけ主に見て、なつかしいなどと話していたと
後で聞いて、とても嬉しく、苦労が報われた思いだった。

それにしても鳥たちの映像は、せっかく面白く仕上がった作品なのに、残念無念。
来年改めて発表しようかしら。
と、思うのだった。









Posted by Ru Na - 2010.11.10,Wed
Je viens de terminer l'exposition a Uchikawa cette annee.

7日、金沢市内川地区における鎮守の森ギャラリーが、無事終了した。
土、日は穏やかな晴天に恵まれ、作品を見ながら竹林を散策するには
格好の日和となった。


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今年の私の作品、「鳥魚の陣」は、道を挟んで左手には小高い丘、右側は奥に向かって
なだらかな傾斜が昇ってゆく地形の竹林に設置した。

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95年の第3回鎮守の森ギャラリーで、初めてこの場所に作品を設置したが、
その時できあがった自分の作品空間を眺めて、戦国武将が陣を張ったみたい、
となんとなく思い、当時連載していた新聞のエッセイにも、
そのようなことを書いたのだった。

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                         (中日新聞夕刊、「紙つぶて」 95.11.8)

その後、何回もこの竹林を使わせてもらっているが、
いっそ、一度本当にのぼり旗を立ててみたらどうだろう、と考えたのは、
去年の“鎮守”が、終わった直後。

野外の作品展示なので、布を細いロープで引っ張るという私の作品は、
いつも雨風で苦労する。
一度張ったひもも風で緩むので、張りなおしをしなければならない。
設置した後に、今年のように荒天が続くと、夜の強雨の音を聞きながら、
作品は大丈夫だろうかと、気持ちがざわつく。
毎年、来年こそはもっと楽に設置できて、メンテナンスも楽なものを作ろう、
などと思うのに、一向に実現したことがなく、性懲りもなく、同じ苦労を繰り返している。

のぼり旗について、去年の暮れから、楽に設置できる方法を探して、
店などが宣伝用に実際に使っているのぼり旗のポールや材料など、
何種類か購入してみて検討したり、あれこれ材料を探し回ってみたけれど、
どうもうまくいかない。それで、結局いつもの素材でいつも設置方法に収まった。




uchikawa95-01.jpg同じ竹林に展開したこれまでの作品





1995年の作品「内川・野外ワーク’95」







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 2005年「黄色いジグザグ」







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2006年「静かな帯」








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 2007年 「密やかな饗宴」





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2008年 「色いろ風戯」








旗のデザインには、縦長の四角形に白い円を、竹林に多数浮かべてみたいと、
この形を採用したのだったが、
偶然にも、祖先の一人が関が原で掲げたものに似た意匠となった。


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私の重要な同胞である鳥や魚を代弁して、
人間のあまりのもの身勝手な環境破壊に抗議するという思いも込めて、
のぼり旗の表面には鳥紋、裏面には魚紋を描き入れた。

制作しながら、ふと思った。
竹林に丸だらけで、鳥たちが怖がらないだろうか。
何しろ、カラスよけに円を描いた紙を家の外壁に貼る人もいるくらいだから。
しかし、それは杞憂にすぎなかった。
作品を設置している間も、ひもの張り直しをしたり撮影している間も、
頭上ではずっと、シジュウカラやヒヨドリや、ウグイス、スズメなどの
楽しげなさえずりが絶えなかった。


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陣の中ほどには、空間の流れを造る白の細帯を設置。
帯の裏面は薄紫色。

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斜面の奥には、青の大旗と流れ旗を置いて、
丘の上の赤の大旗と対峙させた。

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鎮守の森の作品風景
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