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Posted by - 2024.04.29,Mon
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Posted by Ru Na - 2011.02.27,Sun
久しぶりに旧友が訪ねてきて、一緒に川べりを散歩した。

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会うのは10年以上ぶり。
私がフランス留学から帰国した時、彼女は東京で仕事していて、
一緒に銀座を歩いたり、歌舞伎座に歌舞伎を見に連れて行ってもらったりもした。
(歌舞伎座に入ったのはこの時の一度だけ。)
彼女が実家のある金沢に仕事場を移してから、しばらくお互いの家を行き来し、
鍋を囲んだり、当時私がよく作っていたアラブ料理クスクスを食べながら、
よもやま話をしていたものだった。
長く会わないでいても、そんな空白期間がなかったみたいに、すぐ夢中でおしゃべりできる、
昔なじみっていいな、とつくづく思う。

友人も現在、私同様アレルギー性皮膚炎に悩んでいる。
酸性雨や黄砂の害の話などしながら、雪がほとんど消えた川原を歩き、水鳥たちを眺めた。
カルガモは相変わらず元気。枯れ草の中には、キンクロハジロがことんと座っている。
2つがいのカワアイサが、さかんに潜ったり羽づくろいしていた。

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resize2320.jpg 対岸の草地でダイサギが
 ゆっくり歩くのを見ていたら、
 バサッと音をたて
 アオサギが我々の頭上を通って、
 近くの電柱にとまった。
 電柱の上のアオサギなんて
 不思議な光景。
 次に気が付くと、いつの間にか
 ちゃんといつもの場所にいた。


  

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少し冷えてきて、さて帰ろうと土手の上から振り返ったら、
何と、桜橋の潅木がみな切られて無くなっていた!
雪が多い時には気が付かなかったが、一体いつの間にこんな・・・。
初夏には必ずオオヨシキリが来て営巣し、さかんに鳴いて飛び移る、
あの美しい葉むらがすっかり失われてしまった。
どうしてこんなひどい事に。


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resize2326.jpgこんな細い木立が岸辺にあっても、
水害時に何か影響するようには
思えないのに。
どこまで木々を伐採すれば
気が済むのだろうか。
鳥たちにはもちろん、
川辺を歩く人間にも
憩いを与えてくれた優しい木々に
どうしてこんな酷いことが
平気でできるのだろう。

そして、かわいそうなオオヨシキリは
一体どこで生活したらよいのか。





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これは去年の6月の写真です。






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