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Posted by Ru Na - 2018.02.16,Fri
記録的と言われる大雪はとりあえず過ぎて、
幹線道路は別に、買い物にも出られないくらい
大量に積もった路地の雪も消えつつあるが、
雪に地表がすっぽり覆われた数日間で、
どれだけの生きものが飢えて、危機的状況に
追い込まれたことだろう。

植物や山岳、時には野鳥を撮りに、県内方々に
足を伸ばしている自然写真家である知人が言うには、
「この雪で食べ物が見つからないせいか、 鳥たちは
日頃食べないものまでつついている。」

先日、私が良く通る道に沿った石垣に、
丸く膨らんだ茶色の鳥がへばりついていた。
ふくら雀ならぬ、ふくら鶫だった!
石垣に縦に取り付いて、羽を時々ぱたぱたさせて、
何をしているのか、と見ると、
石垣に積もった雪から滴る水を呑んでいるらしかった が、
同時に石垣の苔をつついて毟り取って食べていた。
私が3m位の至近距離に来ても、それどころじゃない、
といった切迫した様子。 他の通行人が来たら、
さすがに逃げてしまったが、 何とかしてあげたい。
近頃いつもポケットに忍ばせているビスケットを 砕いて、
ツグミがいた場所に撒いてきたのだが・・・。

庭の小鳥たちは、当然のように人のすぐ側に来て
ごはんが出てくるのを待っている。
日頃は怖がりのヒヨ子も、すぐ目の前の枝にとまって、
大好物のバナナが出てくるのが待ちきれない様子。
みんなお代わりも当たり前のように要求。
せめてこの子たちにはひもじい思いをさせたくない。
野鳥だけれど、ほとんど家族のようになっている。

やはりよく通る道沿いの生垣。
この辺はスズメがよくいたからと、通るたびに ビスケット
などの粉を撒いていたら、 ハシボソガラスが2羽、
食べに来るようになった。
天敵が少なく、賢く融通が利いて、街中であんなに 逞しそうに
生きているカラスだけれど、 普通の冬でも、生まれて1年目の若鳥で
無事に冬越し 出来るものは少ないという。
ましてや、こんな厳冬では・・・。

ボソは私の姿を遠くからでも認めると、嬉しそうに
可愛い顔をして飛んで来て、お口汚しの小さな欠片を 食べる。
そのうちスズメの小群も出てくるようになった。
スズメに混じって、ヒヨが1羽。
それこそ2m位しかない私の目の前で、平気で ビスケットの欠片をつつく。
そのうち手の上からでも 食べそうな雰囲気。
私は初対面の野鳥たちでも、すぐ仲間と思われることが
割と多いタイプのようだが、
それにしても、こんなに警戒心なくしてどーするの?
と心配になるほど。
みな切羽詰っていて、余裕を失っているようだ。
早く普通並みの冬に戻ってよね。

先に食べたボソたちは、近くの木にとまって、
スズメや ヒヨから横取りするわけでもなくただ見ている。
こういう緊急事態。
何だか野鳥たちも譲り合いや 助け合いの気持ちを結構持っている、
というのは、 情緒的に考えすぎだろうか?




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