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Posted by - 2024.04.18,Thu
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Posted by Ru Na - 2017.05.21,Sun
記憶にとどめたい「鳥のいる風景」が溜まっている。
ソメイヨシノが散りかけた頃、農作業が始まって土起こししている水田に、
ケリがやって来た。

  

  
無事に安全な場所に営巣できるだろうか?
田植え前の水が張られた田んぼで、何か小さい鳥が小刻みに動いていた。
コチドリかと思ったが、イソシギだった。

  

  

イソシギもコチドリと同じように足を泥の中で震わせて、
餌になる虫などを追い出すと知った。
イソシギやムクドリ。ツグミにケリ、セグロセキレイ、カルガモ・・と
田植え前後の田んぼは色んな鳥の餌場になる。
期間限定なので、皆忙しそうである。
ふと見ると、遠くの方に見覚えのある足の長い白い鳥。

  

セイタカシギである!!

  

まさかこんな所で会えるとは! 一瞬目を疑った。
息をつめて、そっと遠くからズームで撮影していたが、
ちらりとこちらを見たセイタカシギ。飛んで行ってしまうのかと
思ったが、「あたしをもっとよく見てね」と言わんばかりに
かえって近くまで来てくれた。

  

  

セイタカシギには何か格別な気品と可愛らしさがある、と、
撮影するよりも見とれていたら、遠くでそれを見ていたケリの
癪に障ったらしく、ケリがセイタカシギに「あっち行け!」といった
ふうに、飛んで来てキックの攻撃。
セイタカシギは驚いて、また遠くの田んぼへ退散してしまった。
その間イソシギは、我関せずとばかり、尾を上下させながらひたすら採餌。

セイタカシギはまた優雅にのんびり、水田の中を歩き始めた。
それを遠くから見て、そっとその場を離れた。
セイタカシギが来たのは、この一日だけだった。

別の日、今度はコチドリがこの田の畦を歩いていた。

  

  


  



  





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