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Posted by - 2024.05.11,Sat
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Posted by Ru Na - 2013.05.10,Fri
小中学校の校庭を出て、近くの畑へ。
こじんまりした耕作地は、木立や潅木に縁取られていて、
その向うに海が見える気持ちの良い場所。

   

ツグミに加えてアオジも方々で見かけた。



畦の蕗の葉にとまったのはノビタキらしい。



鳥見の人が、そこかしこからぽつぽつとやって来るので、挨拶して情報を聞く。
粟島まで来ているのは、ほとんど泊りがけのベテランらしい。
キマユホオジロ、クロジ、特にカラアカハラがこの先にいるというので、
水路沿いの林道に向かった。
畑も見渡せる林道の入り口付近には、木立から飛び出してまた木立に
潜り込む、小鳥が沢山いた。
あまりにも素早いので、撮影はおろか識別もできない。
ようやくキビタキやルリビタキの♀を数羽確認できた。





ルリビタキの♀はとても多かった。
最初コムクドリかと思ったこの子もそう。頭ばかり大きくてずい分やせている。
ここまで渡って来るのに相当体力を消耗したみたい。
お腹いっぱい食べてゆっくり休んでね。



アトリも方々で地面をつついていた。



鳥情報を教えてくれた人が言っていた“水場”。

       

細い管から水が流れ、それが畑まで続く水路に流れ込んでいる。
風景や植物を映していたプロのカメラマンらしい女性が、
-これは島で一番おいしい水。島の人たちはここまで水を汲みに来る。-
と教えてくれた。湧き水ではなくて、地下水を汲み上げているらしい。
飲んでみると、なるほど冷たくて柔らかくて美味しい。

その近くの不思議な一角。大きなこぶのある木の傍に石柱、
サルノコシカケ付の丸太まで置いてある。何が奉られているのだろうか。

      

この頃にはもう一箇所の鳥見スポット、岬の方に行くのを諦めていた。
近くの枝に、全身黒っぽい小鳥がとまったのを一瞬見た。
うわさのクロジかもしれない。
キマユホオジロかしらと撮影したビデオを、後で確認したらミヤマホオジロだった。

もう戻らないと帰りの船に間に合わない。
結局カラアカハラは見つからなかった。
港に向かう途中、民家横でジョウビタキの♀に会う。
海岸の岩には、ウミネコとウミウたち。



この子はウミネコの幼鳥?それともカモメの?



実はカモメ類の識別は難しい。
通年いるウミネコと、カモメ、セグロカモメなどの冬鳥が一緒にいる時期は、
嘴や尾の色などの違いで、何とか判別するが、
幼鳥となると、また色が変わってくるので、
私のような初心者には、なかなか確信が持てないのだった。

帰りの航路でも、またオオミズナギドリを見、
岩船港に近づくと、埠頭に多くのカモメたち。
セグロカモメにユリカモメも混じっているようだった。

  


      






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