忍者ブログ
見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
[283] [282] [281] [280] [279] [278] [277] [276] [275] [274] [273
Posted by - 2024.04.16,Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by Ru Na - 2013.04.23,Tue

        

高校の同窓会による三桜美術展が、今日から金沢21世紀美術館で始まった。



昨日は午後から同窓生が美術館に集まり、会場設営と作品設置を行った。

 

 

設営に慣れた画材屋さんの協力で、高い天井にフックを取り付けたり、
水平を図ったり、スムーズに事が運ぶので大助かり。

       

私の作品も何とか壁から少し離して設置できて、やれやれと思っていたら、
作品の横に割と大きなスペースが空いてしまった。
他の人の作品の位置もほぼ決まったので、この展覧会の発起人である先輩が、
作品を追加してもいいよ、と言って下さったので、
急きょ家に他の作品を取りに戻った。
それで、短時間でこのような形に設置してみた。

   

いつもは展覧会前に、使えるスペースの形や大きさが分かっていて、
その空間に合わせた作品の形、サイズ、点数を用意するのだが、
今回はやってみるまでどんな形に設置できるのか見当がつかなかった。
各作品の位置調整に不満が残るが、3つ並んだ展示室の奥の方からも
見通せるアングルは気に入った。



作品のタイトルは、「森の再生」。
あの東日本大震災の年に制作した、竹林でのインスタレーション作品、
「流された森の再生を願う」の一部である。
私にとっての理想郷、仙台平野の屋敷林「いぐね」の安否が分からぬまま、
同じ年の熊野の水害にも衝撃を受けながら、
自然の猛威が森を破壊するなら、同じ自然の力で再生してほしいと
願いつつ、筆を運んでいたのだった。

帰りがけ、カワラヒワが囀っている美術館横の八重桜に、
シジュウカラのつがいが飛んで来たと思ったら、
同じ白黒の小鳥でも、ネクタイ紋がないエナガだった。



 
 


PR
ブログ内検索
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
Ru Na
性別:
女性
職業:
金沢市在住の美術家
訪問者
最新TB
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]