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Posted by - 2024.04.27,Sat
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Posted by Ru Na - 2014.02.15,Sat
ソチオリンピック、太平洋側の記録的大雪等々、ニュースの中の喧騒をよそに、
こちらは珍しく雪があまり積もらない、しかしひどい低温続きの静かな冬。
金メダルや首都圏の交通渋滞よりも、河川工事の進行具合の方が、
この町の重大事である。

今朝は雨が次第に雪に変わる悪天候の中、中流域の鳥調査を行った。
水気をたっぷり含んだ重たい雪に、視界はあまり良くない。
アオサギが木の中途半端な所にとまって、じっと雪をしのいでいた。

   

どうせこの季節、いつだって天気は悪いんだからと、鳥調査メンバーは
雪をものともせず、楽しくおしゃべりしながら歩く。

     

白い雪の中の白いダイサギ。この子は我々の後をずっとついて来た。

  

賑やかに群れて、河岸で採餌したり木の上で囀りのよい声を聞かせてくれたのは、
黄色い嘴のイカルたち。

  

 

バレンタインデーを境に、鳥たちは囀り始めると言われるが、
セグロセキレイもさかんに歌い、この雪の中でも野鳥たちにはもう春が来ているよう。
シメも元気に活動していた。

 

先日河川工事人さんが、もっと下流の方でオシドリを見たと話していた。
オシドリは時々この川を通過するようだが、長居はしないので、
ちょうどタイミングよく姿を見られたらラッキーなのだが、
何とその噂のオシドリが、雪で霞む対岸に垣間見えた!

 

その近くに2羽のカルガモがいた。
2年前もっと下流にしばらく滞在していたオシドリは、いつも2羽のカルガモと一緒に
仲良く行動していたが、もしかしたら同じ子たちなのかもしれない。
鳥調査メンバーがもっと上流まで行ってから、引き返した時にはもういなくなっていた。

近頃、持病の腰や背中痛みが治まらないので、解散してから長い帰り道を
ちょくちょく立ち止まりながら、一人でゆっくりと歩いた。
そんな私に付き合ってくれるように、ノスリがすぐ近くにずっといてくれた。

    

 

声は聞こえるけれど、怖がりさんでなかなか姿を見せないアオジたちも、
立ち止まる私を見物しに出てきた。

 

シロハラも降る雪の中、せっせと落ち葉を掘り返して餌探し。

 

工事が始まって以来、居場所がどんどん狭められて数が少なくなったキジ。

 

イカルの群は、まだ同じ場所にいた。

 




   
  
  
  
   
   
   
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