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見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
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Posted by Ru Na - 2017.02.12,Sun
先の雪が融けて、しばらく雪が無い状態が続いていたので、
この冬も暖冬かと気が緩んでいたら、やはり2月は厳寒の月、
低温と冬景色が戻って来た。
 
雪が積もりだした川原。

  

雪の中の鳥たち

  

  

  

  

吹雪いたまま、日が暮れゆく。

                



翌日は青空ものぞいた。

    

   

気温はとても低いのだけれど、雪も風も止んで、
どことなくホッとした様子のハクセキレイ。

  








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Posted by Ru Na - 2017.01.29,Sun
雪が積もると、庭の小鳥のレストランは大盛況。
メジロのつがいとウグイスのつがい4羽で、一日1個のみかんを
完食しているし、ヒヨドリはバナナとみかんを何度もおねだりする。

 

庭の保育園で育ったスズメに仲間が加わって、穀物皿はすぐに空になる。
雪の上のスズメ。あんよ冷たくないの?

 

シジュウカラのツピ子たちもひっきりなしにヒマワリやクルミを食べる。

 

 

小鳥たちの給仕で忙しい私である。

 

庭のメンバーではないが、ご近所さんのカワセミ君。

 





 




Posted by Ru Na - 2017.01.19,Thu
しばらく留守にしていて、戻ったら早速、川の仲間に会いに行った。
この冬、雪の日はまだ少ない。ようやくの白い景色。
雪で道が埋もれていて歩きづらいが、ひと気も少なく清浄な静けさがある。

 

             

路地から川原に出る前、ぽんぽこに丸くなった鳥が飛んで来たので、
一体誰? と、民家の壁に止まったのを見ると、イソヒヨ子さんだった。

 

赤い南天の実をくわえたまま、まるで置物のようにじっとしている。
あまりの寒さに身体が動かないといった態。
しばらく後、おもむろに実を呑み込んだ彼女は、再び不動の姿勢を続けていた。

5羽がいつの間にか8羽に増えていたホオジロガモ。

  

  

キンクロハジロやホシハジロ。皆元気そう。
首に漁網が引っ掛かったホシハジロも、網を引掛けたまま健在。

  

アイサたちにも御挨拶。雪がちらついて寒いのでじっとしていた。

  

おめかしに余念がないカワアイサ嬢。

  

河岸に人があまりいないと、カワセミも安心して出てきて餌取り。

  

珍しくカワウの子供が1羽だけ。今夜はこの小島で眠るつもりらしい。

  

川の仲間で何といっても、久しぶりに会えて嬉しいサギたち。
コサギ、アオサギ、そして戻って3日目にようやく会えたダイサギ。
話しかけながら写真を撮っていると、すぐ近くまで飛んで来て
ポーズを取ってくれたり、ダイも何だか嬉しそう。
ダイサギはよく連いて来たり、先導(私の進行方向に先に少し飛んで
私が追いつくのをそこで待つ、を繰り返す。)してくれたりするが、
この時も、私と一緒に移動しながらずっと側に居てくれた。

  

暗くなり身体も冷え切って、もう帰宅しなければならない時刻。
ダイサギと離れ難くて、このまま一緒に連れ立って家に帰りたいくらいだったが、
ダイサギは川辺の子、私は川辺では眠れない。
また明日、と約束して別れた。








Posted by Ru Na - 2017.01.02,Mon

        新年おめでとうございます。

 



川の仲間からの御挨拶です。

   




   




   

上から、イソヒヨ君、コウライ君、カンムリさん。

みんな元気で無事に冬を過ごせますように。


Posted by Ru Na - 2016.12.31,Sat


今年も後30分足らず。
ヒトが勝手に作った暦だけれど、年の切り替わりは、やはり何か特別。

2016年の世界を象徴するような言葉が二つある。

 同調圧力

国政から市民の小団体にいたるまで、
意見を同じにするのが美徳という雰囲気があって、
異なる意見を力ずくでも排除しようとする動きが強まった年。
何だかじわじわと、ファシスト的な圧力さえ感じる。

 正常性バイアス

異状なことが起こりそうな時、そこまで酷くはならないだろう、
ならないはずだ、と、人の理性に希望を託しすぎて
現実を十分把握していなかったと、後から気づく。
トランプ・ショックのような。

 

ベルリンでのテロの衝撃から、まだ立ち直れない。
来る年は、このような憎しみの連鎖が少しでも緩和されますように。

 









Posted by Ru Na - 2016.12.22,Thu
12月21日、冬至。
1年で最も昼が短い日だが、日没時刻は既に遅くなっている。
日の出時刻は、まだこれからもっと遅くなる。

ここ数日とても暖かく、天気も上々。
そういえば去年の冬至の日も晴れだった。
今日も、日暮れが早いとはいえ、この時期北陸に多い曇天の日よりは、
長く明るさが残っていた。

今日のダイサギ。

 

穏やかな夕刻の空を見上げるムクドリ。

 

とても可愛い表情でこちらを見るトビ。

 

日差しが気持ち良さそうなカワアイサ♀。
今日のカワアイサは、同性で行動しているものが多かった。

 

仲睦まじいマガモの求愛シーン。

 

冬至の夕陽に照らされたモズ。

  

私はどうもモズに好かれているようで、方々でモズに挨拶される。
こちらも挨拶を返すと、モズはすぐ近くまで来てくれるので
しばし一緒に過ごす。

  

カワウとカンムリカイツブリ。

               
 

いよいよ冬の到来を感じさせる、キンクロハジロとホシハジロ、
それに、ハジロカイツブリ。

 

ヨシガモ(左2羽)も加わると。冬の川の華やかさがいっそう増す。

 





 
Posted by Ru Na - 2016.12.16,Fri
12月に入り、とても寒い日があっても、何だか冬到来の実感が無かったのだが、
地面を覆う位の雪が積もって、ようやく季節なりの風景になった。

スズメたちは雪を被った屋根の上で、雪をものともせずいつもの定位置に
お行儀よく並んでいる。

  

庭のスズメ保育園で育ち、すっかり成長したこの子たち。
庭を囲む幾つかの屋根や何本かの木の上にある決まった居場所を、
大抵は集団行動で行き来している。
みなパラパラと向かいの屋根に飛び、1羽だけ残った。
   ― あんよ冷たくないの? ―

  

夕方の川原へ。

             

 

             

積雪はそう深くないが、一面白で覆われた冬景色になっていた。
ほとんど保護色のダイサギ。

    

カルガモは岸辺に寄って寒そうにしている。

  

寒いの平気なカワアイサたち。
私が岸辺を下流に向かって歩くと、かれらも下流へ泳ぎ、
引き返した私が今度は上流へ向かうと、かれらもまた上流へ。
まるでカワアイサの群のリーダーをさせられたような気分。

  

寒くても雪の上でも、やはり平気なハクセキレイたち。

  

   



Posted by Ru Na - 2016.12.06,Tue
Au clair de la lune
    Mon ami Pierrot
    Prête-moi ta plume
    Pour écrire un mot.

    Ma chandelle est morte
    Je n'ai plus de feu
    Ouvre-moi ta porte
    Pour l'amour de Dieu.

ご存知、フランス民謡の「月の光で」

 月の光で、我が友ピエロ
 書きものしたいのだけれど
 君のペンを貸してよ

 僕のローソク燃え尽きちゃった
 もう種火も残っていやしない
 お願いだから君の扉を開けてよ
 神の名の下で               (runa:訳)

ピエロが住む月のイメージは、満月ではなくてやはり三日月だろう。
三日月に腰掛けるピエロの絵が、昔からよく描かれてきたせいかもしれない。

その細い月を廻って、相次いで天体ショーが見られるこの頃。
12月3日は、月齢4の月と金星が近くに並んだ。
3日の日没後の南西の空に架かった細い月。

   

   

左下が金星。くっきりと大きく輝いている。

 

こんな細い月なのに、川面にはきらきらと明るい光の道ができた。

      

川面に上弦の月と金星が、逆さ鏡で映る。

      

上の画像が空の月、下が水の中の月。

   
   

12月5日。今度は月と火星が並んだ。

  

月齢6の月の右下には金星が輝く。

  

そして12月6日は、一年で一番日没が早い日。
日の入り時刻は、16:37:37である。






Posted by Ru Na - 2016.11.23,Wed
毎月第三土曜日に実施している中流域鳥調査。
19日が雨の為、1日延期となった。

今季初めてしっかり姿が見られたカワガラス。

 

以前はずい分数が多かったのだが、河川工事でめっきり少なくなってしまった。
コンクリートの水路化した川沿いの緑地公園は、とりどりの紅葉。

 

             

コースの上流区間。ここは河川敷にも木々が残っているが、
時々間引き的に伐採されるので、以前に比べ鳥は減っている。

  

しかも、遊歩道沿いにまた工事の目印が・・・・。

                

遊歩道を広げようというものらしい。
重機を入れるため、また沢山の木が伐採されるのだろう。

ジョウビタキ♀。

  

優雅な冬の大ダイサギ。

  

川の中の小石の上に、イカルチドリがいた。
地味な保護色なので、始めは気が付かなかったが、
数え始めると、そこにもここにも・・・・全部で12羽!

 

こんな沢山のイカルチドリが集まる光景は見たことがない。
越冬の為こういうふうに集まると、初めて知った。
ツグミも仲間に加わって、水浴びしていた。

 





    





Posted by Ru Na - 2016.11.22,Tue
このところ気温の寒暖差が大きくて、ずっと風邪気味。
鎮守の森ギャラリーが終わって何日も経過しているのに、
映像仕事で徹夜続きだった疲労からも回復せず、
色んな事が溜まりに溜まっているのに、ちっともはかどらず、で、
また日々が過ぎ・・・・・。

とりあえず、先ず13日の河口の森での探鳥会を載せます。

             

久しぶりの森はすっかり晩秋。この日は汗ばむくらいの快晴だった。

  

落葉しかけの林で、鳥たちが喜びそうな黒い実が目立っていた。

  

シロハラとマミチャジナイの小群がそこかしこと飛び回り、
それにツグミが加わると、いよいよ冬が近いと感じさせる。
小川で水浴び、マミチャジナイ。

 

流れにかぶさる小枝の上に、ヒヨドリとマミチャジナイが
交互にとまっては、さかんに鳴く。

 

どうもヒヨの群と、マミチャ・シロハラの群が、
水場の縄張りの攻防戦をくり広げている様相だった。

       

川では、まだ少ない冬の水鳥、キンクロハジロやマガモの間を、
冬羽になりかけのカンムリカイツブリたちが、滑るように泳いでは
潜り、ゆったりとした水の輪を川面に描いていた。

 







Posted by Ru Na - 2016.11.16,Wed
撮りっ放しでなかなか整理できない鎮守の森ギャラリーでの作品の写真。
少しづつピックアップしています。





  



  

  
   


   


         


 

              

他の人の作品も紹介。


              





               

               


 

        






Posted by Ru Na - 2016.11.11,Fri

 


 


      


     


    


    


    


    


    


    


    




    




Posted by Ru Na - 2016.11.06,Sun
超多忙の中、今年も内川鎮守の森ギャラリーが3日に始まった。

      

私は10月30日と11月2日に作品を“竹の小径”の竹林に設置。
今年は薄い紫色の帯状の作品である。 

  

紫には濃淡があって、おおむね裏側の方を濃くした。
黄色の縦線は、横長に流れるラインに空間のポイントを作るため。
それに呼応するように、黄色の長三角形を6点配置した。

  

  

第1回目にとりあえず設置した後、かなりの雨が降ったので、
2回目はひもの張り直しと、8点ある帯の位置や高さの調整をした。

初日の3日は、またまた雨・・・どころか、霰まで降る荒天。
自転車が足の私は会場に行けず、4日にまた暗くなるまで作品の張り直し
や手直しをして、何とか形を整えた。

 

今年は竹林の下草刈りがされてなくて、草が深く生い茂る斜面を
行ったり来たりするのは骨が折れ、いつもに増して時間がかかったが、
今年の作品には、草の緑が多いのがとても似合っている。

5日も穏やかな晴天。
この場所は午後、斜面の背後から陽が射すので、
作品の布をステンドグラスのように透かす光が、一瞬一瞬で変化し
移ろってゆく。

  

   

作品の背後にある草が、模様のように映っている。

   

     空間全体の様子など、また次回に。

 






Posted by Ru Na - 2016.10.30,Sun
ポーランドの映画監督、巨匠アンジェイ・ワイダの訃報。
「灰とダイヤモンド」は、見ないで済ませられる映画ではない。
以前は時々ワイダ監督作品をTVで放映していたが、近年は全くなし。
社会派のずっしり重いテーマ、抽象的で時には難解な印象も与える
映画は、敬遠されがちなのだろうか?

新潟県知事選、原発再稼動に慎重派が当選し、ひとまずホッ。

登山家、田部井淳子さんが亡くなった。
女性で始めてエベレスト登頂の偉業を成し遂げたすごい人だが、
その気さくで飾り気のなさで、私はとても尊敬していた。
真に一流の人は、虚飾も偉ぶるところが微塵もない。
Tvで語る田部井さんを通じて、まだ訪ねた事はない福島県の三春町の
美しさにイメージを膨らませていたのだが、それだけにいっそう
あの忌まわしい原発事故はショックだった。
福島の子供たちと一緒に富士山に登るプロジェクトで、
この夏その登山の様子を、たまたまTVで見た時は、もうずい分
お辛そうだったので、心を痛めていた。

訃報続きだが、中西夏之さんも亡くなって、
これでハイレッドセンターのメンバーが全て鬼籍に入った。

ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞。

アメリカ大統領選の泥沼試合。

自分の身の回りとしては、
鎮守の森ギャラリーの作品制作と同時に、渡って行って次第に数が少なく
なってゆくコロニーのサギの様子見やカウントにも通いづめ、
とにかくいつも時間と体力をぎりぎりに使う日々が過ぎた。
庭の作場の一つを解体し、隣の庭の大木も切られてしまったので、
住宅密集地にぽっかりと空が開いてしまったが、鳥たちにはかえって
なかなかの評判なのか、エナガの群などがやって来た。

そしてこの子たちも川に無事戻って来た。

 

       

もうすっかり互いに顔馴染みになったせいか、(昨冬は一時期、毎日のように
会っていたので。鳥は個体識別能力がとても高いらしい。)
私が割りと近くにいても、くつろいだ姿を見せてくれる。
どうかあまりカメラマンに追い回されませんように。









Posted by Ru Na - 2016.10.18,Tue
急に涼しくなった。
内川鎮守の森ギャラリーのための作品制作に追われながら、
相変わらずサギコロニー通いをしているので、ますます多忙になるばかり。
15日土曜日の鳥調査は、“鎮守”のチラシを渡すのに一寸顔出ししただけだが、
久々に晴れ上がって暑いくらいだった。
やはり秋の風情、ミゾソバの花。

  

冬の水鳥は、まだほとんど来ていない。
明るい水辺では、コサギや夏のチュウダイサギが採餌していた。

  

調査隊のメンバーは、大きなイモムシを食べるツツドリを
間近で見たらしい。

一仕事の後、夕方サギコロニーへ。
だいぶ渡って行って数が少なくなったサギは、近頃は暗くならないと
塒の木立にとまらない。
コロニーの水辺で過ごすサギたち。主にコサギとダイサギである。

 

夏鳥のチュウダイサギはまだいるが、冬鳥の大ダイサギも既に来ている。

 

この日は、もういなくなったと思っていたチュウサギが1羽いた。
草むらでバッタを捕まえてゴキゲンの様子。



1羽で色んな声で鳴いていたモズ。百舌とはよく言ったもの。

  

日没後30分くらいして、サギたちはようやく樹上に落ち着く。
もう真っ暗で何も見えないので、三脚にミラーレスを乗せて
長シャッターで撮影。(肉眼では闇。ほとんど何も見えない。)

 

十三夜の月が明るい灯を空に燈した。













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プロフィール
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Ru Na
性別:
女性
職業:
金沢市在住の美術家
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