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Posted by Ru Na - 2011.08.09,Tue

金沢美大OB展―大展覧会―の企画、「わart展」 東京会場、金沢会場用の作品を
やっと今日発送した。

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先に送ったNY会場用と
合わせて3点。
どれにも木の輪と
金箔は使わずじまい。






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東京会場用の、「ワルト‘11-02」。
気に入ったシワを作るのに結構手間取った。


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金沢会場用の、「ワルト‘11-03」。
どの方向を上下にしようか、最後まで迷った。

小品3点に思ったより時間がかかってしまった。
何はともあれ、作品を送り出してようやく一息。





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Posted by Ru Na - 2011.08.05,Fri
8月3日の蒸し暑い夕方、川べりを自転車で走って、そこかしこでカルガモの群れを見た。
室生犀星碑の近くには、水底をつついている2羽。

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桜橋と下菊橋の
中間には、15羽。
先日の12羽から
また増えていた。












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 下菊橋近くでは、
 2羽が泳いでいた。











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川の中程にアオサギも。
雨があまり降らないので、
水底は浅そう。










下菊橋の下をくぐる。
少し前まで、この辺は見事な中州があって、キジがいたり、
冬にはムクドリの集会場になっていた。シギ類も沢山いたらしいが、無残に削られてしまった。

resize2999.jpg  

 しかし、水害対策といっても
 何故か大きな石を
 ごろごろ残しているので、
 自然の力は素晴らしい、
 もう草が生え始めていて、
 石の間は、カモたちの
 楽しい遊び場に
 なっているよう。
 ここには3羽。






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セグロセキレイのカップルも
石や草の間を
飛び回っていた。

上菊橋をすぎて
上流に向かうと、
中洲が残っていて、
葛が今を盛りと茂っている。



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城南―大桑の堰の上。
ここはいつでも、カモたちの溜まり場だけれど、ずいぶん数が多い。

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数えてみたら、何と20羽もいた!

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散歩がてらの近所の人達が近くで眺めていても、てんで気にするふうもなく、
それどころか、何かもらえると思うのか、私が撮影しながら傍を移動していると、
ぞろぞろ従いてくる。

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日没の陽を受けて
川面は金に染まり、
水を渡る風が涼しい。





30分あまりで
40羽以上に会った、
カルガモづくしの
日だった。



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Posted by Ru Na - 2011.08.01,Mon
先日、仕事で韓国の慶州に行って来たつれあいが撮ったビデオ映像から、
鳥の写真を切り出してみた。

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逆光でよく分からないけれど、ホオジロかもしれない。

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まごうことなくカササギ。
日本では主に九州地方に生息するカササギは、秀吉の朝鮮出兵の時に
連れてこられたという説がある。元々日本にはいなかったらしい鳥。
朝鮮半島にはこのように普通にいて、さすが本家本元。

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この可愛い小鳥は誰?
ベニマシコの♀じゃないよね。ヒワ類のような嘴をしている。
誰か分かる方がいたら、教えて下さい。

      -後に、ダルマエナガと判明。-

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韓国にも雀はちゃんといる。

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おなじみ、シジュウカラ。
何だか痩せていて、弱々しく鳴いていたらしい。
その他にも、ヒヨドリの声がよく聞こえたという。
ヒヨドリは、日本や韓国など東アジアにしかいないというけれど、
韓国でのヒヨの大活躍を聞くと、ヒヨドリ大好きの私は嬉しい。



Posted by Ru Na - 2011.07.25,Mon
2ヶ月に一度の恒例の池の水換え。
今年もようやく、夏前の(と言っても、もうすっかり夏だけれど。)水換えができた。
去年は梅雨明けに、いきなり猛暑になった日にしたが、その後さらに暑くなり続け、
記録的な暑い夏になったが、
今年は6月前半から気温が急上昇。なんとかせねばとタイミングを図っていた。

先週月曜日に予定したのだけれど、その数日前から、
週末週明けは35〜6℃の猛暑日になるとの予報。
炎天下での作業の大変さはもちろん、水を汲み置いてもお湯になってしまう。
一度に大量の汲み置き水が必要なので、池の水換えには準備に2〜3日かかる。
一週間先送りにして、天候の様子を見ていたら、
台風のおかげで少し涼しくなった。

今日は昨日より暑くなったけれど、汲み置き水の温度はそう上がっていない。

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池を洗っている間、臨時に衣装ケース水槽で待っている金魚たちも
快適そうな顔をしていた。

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きれいになった池で、気持ちよさそうにしている金魚たち。

その後、池に角材を渡しネット(狸、鳥よけ)を張ってから、夏の熱気や日差しを
避けるための波板を被せた。
池はそのままの方が人間の目には見好くて庭らしいが、
波板とその上のすだれのおかげで、猛暑の夏も水温が27℃以下に抑えられ、
冬は寒さと雪を防ぐこともできる。

片付けが終わる頃にはもう暗くなり、雨がざっと降ってきた。




Posted by Ru Na - 2011.07.23,Sat
ノルウェーの首都オスロでの、爆弾テロ、銃乱射というショッキングなニュースに続いて、
福島県相馬市の野馬追が開催したと報じられた。
今年はこの酷い震災の影響で、開催が危ぶまれていたので、
思わず姿勢を正して、この嬉しいニュースを聞き、夜のTVニュースでその映像も見た。

nomaoi.jpg 
 平将門とその家臣たちの子孫が
 甲冑に身を固め、
 馬で野を駆ける勇壮な祭りは、
 国の重要無形民族文化財。
 まだ直に見たことがないが、
 日本の数ある祭りの中でも、
 特に心惹かれている。

 
 野馬追の公式HP

 http://www6.ocn.ne.jp/~nomaoi/







人も馬も多くが被災し、メイン会場は福島第1原発から30kmの
緊急避難準備地域にあるので、規模を縮小して行われるというが、
復興を目指す旗印として、今日の北陸地方の夕刊でも大きく取り上げられていた。

その自然、歴史文化、産業。いずれの分野でも日本で重要な位置を占めているのに、
わりと控えめなので、私は福島県が、北海道、岩手についで3番目に大きな面積を持つ
県とは知らなかったのだった。
地震と津波、原発事故による放射能汚染で傷だらけの「うつくしま」福島県。
よくぞこの困難な状況で開催にこぎつけたと、日本中でエールを送っているだろう。
私もその一人である。

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関係ないけれど、
京都のとあるお寺の
庭にある、
柱頭が馬の、謎の柱。










Posted by Ru Na - 2011.07.22,Fri
金沢美大OB企画展が、この秋開催される。
題して、 東京・銀座―金沢―N.Y.大展覧会。
銀座のギャラリー街を、ある期間、金美OBの多数の展覧会で埋め尽くして
乗っ取ってしまおう、という企画は、過去すでに二回行われているが、
今年は会場に、金沢とニューヨークが加わった。

たまたまその時期に二人展を計画していたので、大展覧会に混ぜてもらうことにし、
ついでに、大展覧会合同企画展の 「わart展」にも参加することにした。
同じサイズの木の輪と金箔を自由に使って制作した作品群が、
東京、金沢、ニューヨークの会場に、同時に並べられる、というもの。

ニューヨーク展だけ〆切が少し早いので、
先に1点仕上げて、今日発送した。

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支給された輪や金箔は使わず、芯に布や紐をぐるぐる巻きつけて作品にした。

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他の2点はまだ制作中。
結局どれにも
木の輪を使っていない。


アレルギー性皮膚炎で
指先はぼろぼろだけれど、
布のぐるぐる巻が面白くて、
やみつきになりそう。








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 関係ないけれど、
 畑のすぐりスイカ。








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今日の川の
カルガモたち。
水流をものとせず
苔か何かを
つついていた。










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同じところに
10羽いたが、
つい一週間前、
草陰で
親子連れを
見たばかり。
ヒナたちは
なかなか
人目に付く所に
出てこない。







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 近頃
 気になっているのは
 川面に洗剤のような
 白い泡が
 多数見られること。
 カモたちは
 平気で遊んでいるが
 水質は大丈夫
 なのだろうか。











Posted by Ru Na - 2011.07.19,Tue
接近している台風6号のおかげで久しぶりに雨の一日となった。

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 予報では、この週明けは
 35〜6℃超えの
 猛暑日になると、
 一週間くらい前から
 さかんに言うので
 覚悟をしていたが、
 昨日は33℃くらい。
 そして今日は、
 静かに降り続く雨の
 おかげで、
 久々に少し涼しくなった。



実をつけ始めたブルーベリーにも恵みの雨。

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道端のネコジャラシも水浴している。

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夕方用事で出かけると、
熱を貯め込んでいた道路も
建物も、ようやく冷やされて、
こんなに息するのが楽なのは
何週間ぶりかしら。










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川原の葛の葉の水滴もすがすがしい。

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 台風に直撃されている所は
 それどころではないだろうけれど、
 連日猛暑の金沢には
 暑さの中の息抜きの日になった。



 今夜は月下美人の花が
 ひとつ開いて、よい香り。













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Posted by Ru Na - 2011.07.11,Mon
金沢美大の傍を通ってホームセンターに行ったおとついの事。
以前から、美大に通じる坂道にあるこんな看板が、いつも気になっていた。

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 “落マメ”って何だろう。
 不動産屋の看板らしい
 けれど、名前からして
 園芸店も兼ねていて、
 配達のトラックから
 時々種子がこぼれるので、
 通行車両はスリップしない
 ように気をつけてね、
 という意味かしら。
 くらいに思っていた。







坂を登って石引通りを渡り、美大に近づくと、こんな大きな看板が目の前に現れた。

resize2918.jpg一体いつから
こんなものが。
どうもやはり、
園芸店ではなく
学生用の本物の
不動産屋のよう。
この書き方では、
あの“落マメ”も
何かのシャレに
相違ない。

と思いつつ
美大の裏の
鶴間坂を
降りる。





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 この坂は歩行者専用。
 木々に覆われ、
 いつもひんやりしている。
 斜面にいろんな植物が
 生えているので、
 ここを通るのは
 いつも楽しい。

 
 

 



坂を降りきって浅野川に向かう途中、小さな葡萄畑があって、

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そこにもこんな看板が・・・












川を渡って、ショッピングセンターなどが建ち並ぶ大通りの向かい側に・・
・・・・出ました、ご本尊!

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営業かつ昼寝中・・・・・・・・。

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・・・・・。 何を申せましょう。

その昔、美大生の下宿は、 「古い・汚い、でも安い・広い」 が定番だった。
最近は小奇麗な所に住む学生が多いのだろうか。
それとも依然、 「古い・汚い、でも安い・広い」 ばかりが人気で、
このようなのぼりを立てないと、こんなきれいで高価そうな不動産屋さんは、
美大生に振り向いてもらえないのであろうか。
場所がら金大生もターゲットだと思われるが。

そして同じ道を帰る時、またまた目に入った看板群。

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   注釈無用。









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   マメで催眠術をかけて
   どうする!













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戻れ、と言われたって・・・。








この蒸し暑いのに、こんなものを見つけてしまい、脱力しっぱなしの帰路でした。





Posted by Ru Na - 2011.07.09,Sat
昨日に続き夜も冷えぬまま、今日も猛暑。
夕方小立野台地を自転車で登って降りて、浅野川の向こうのホームセンターへ行った。
日中時折陽が翳ったりもしていたのに、5時を回っても気温は依然32℃。
仕方がない、他に出られる日が近々なさそうなので、そのうち少しは涼しくなるかと
出かけてみたけれど、陽はぎらぎら照りつけて真昼と変わりがない。

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 坂の途中でヤマモモを発見。
 赤く実っておいしそうだけれど、
 小さな木なので実も僅か。
 多分近所の人たちが
 楽しみに眺めているのだろうと
 試食はせずに通り過ごす。








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浅野川沿いの遊歩道は
木立に囲まれ
いつ来ても気持ちが良い。
そして幾分涼しい。
対岸の台地を覆う
木々からは、
ヒヨドリやシジュウカラの
さえずりが聞こえる。
皆涼しい場所を
よく知っている。

買い物をすませても
まだ日差しは強い。
夕方から雨の予報だった
はずなのに。



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浅野川を再び渡る橋の上、山の方角に虹の端っこが現れた!

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山の方では多分雨が降っている。
しばらく眺めていたけれど、弧を描かぬままに虹は大気に溶けていった。
むせ返るような熱風の中、ほんの一瞬でも暑さを忘れる天からの贈り物だった。

  虹を見れば心おどる           My heart leaps up when I behold
   幼い頃はそうだった                      A rainbow in the sky
  大人の今もそうである                  So was it when my life began
  老いた時にもそうでありたい           So is it now I am a man
  さもなくば死んでしまいたい            So be it when I shall grow old
  子供は大人の父親だ                     Or let me die! 
  願わくば私の各々の日々が           The Child is father of Man
  自然への敬意と結ばれますように     And I could wish my days to be     
                                             Bound each to each by natural piety

        - ワーズワース -


今日の空は何だか異様な感じがする。

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日没とともに、日の沈む方の海側の空は、まるで溶岩の流れのような
様相になった。


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Posted by Ru Na - 2011.07.08,Fri
昨夜エアコンの控えすぎは危険、と書いたが、
今日の金沢は36℃まで気温が上昇し、全国一の暑さになった。
夜9時現在でも31℃を超えている。
金沢は地形の関係か、夜中に気温がぐんぐん上がることが、ここ近年増えているよう。
昨夜も26℃まで一旦下がった気温が、夜半過ぎから再び上昇に転じた。

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先日も夜中の気温が日中より高かった。
これでは、南仏流避暑術も効かないではないか。

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“南仏流避暑術”とは・・・
私が昔住んだことのある
南仏の伝統的家屋は、
壁が厚くて窓が小さい。
暑い日中は窓をぴったり
閉めて、熱風が室内に
入るのを避ける。
夕方外気が涼しくなったら
窓を大きく開けて、
夜の間に冷たい空気を
室内に溜めておく。

日本の夏は、南仏より
暑いのに、家屋の窓や
開口部は大きい。
そこらじゅう木があって地面が土だらけの昔だったら、
すだれを吊って、戸や窓を開け放って風を通せば、それなりに涼しかった。
けれども今では、コンクリートとアスファルトだらけ。それに平均気温はかなり高くなっている。
そこで、朝暑くなる前に、窓を閉めて熱気を避けて、夜涼しくなったら外気を入れる。
これで次の日の午前中いっぱいくらいは、冷房なしで家の中が涼しい。
ということをやってきたが、近頃は夜も冷えないので、この方法も効果がなくなりつつある。
で、結局深夜の余剰電気を使って、エアコンで朝まで冷やして、午前中はその冷気で過ごす
ということになる。

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一般家庭の電力消費量は、全体の1割程度。そのピークは夜7時頃らしい。
昼間のピークは、主に企業よ工場、商業施設などによるものという。
就業時間のシフトなどによって、この夏は皆、節電の努力をかなりしているようだが、
それでも、戸を開け放って道路まで冷やしている商店街や、
外の明るさで、点いているのがほとんど気がつかないのにつけっ放しの照明など、
無駄としか思えない電力消費はやめて欲しい。
その分を、熱中症弱者の健康管理のために回してもらいたい。
一般家庭でも、白熱電球をやめて、蛍光電球に換えるだけでも(LED電球はまだ高価い。)
かなりの節電になる。
単純に計算して、一日10時間使う60W電球を、その四分の一の消費量の蛍光電球に
換えるだけで、ひと月に1万3千5百W/hの節電ができることになる。

resize2893.jpg それにしても今年は
 体が慣れる間も無く
 気温が高くなったので、
 さらに熱中症になる
 人数が増大しそう。
 節電を言うなら、
 もっときめ細かに
 いろんな情報を
 出すべき。そして、
 まるで戦時中のように
 我慢を強いるだけなら、
 せっかくの、
 電力無駄遣いを
 見直す機会が、
 一過性で終わってしまう。

ところで、被災地の暑さ対策は、どの程度整っているのだろうか。
避難所でも、仮設住宅でも、ただでさえハードな思いをしている同邦人が、
さらに猛暑の追い打ちに悩まされないように、何かいい対策がなされるのを願っている。
Posted by Ru Na - 2011.07.08,Fri
この夏は去年ほどの猛暑にはならないだろう、と言われているけれど、
既に6月は、全国的に気象観測始まって以来の高温記録を更新したという。
昨夏の熱中症による病院搬送者は、石川県でも600人を超えていたらしいが、
今年は既に40数人が搬送されたという。
全国でも、搬送者は去年のこの時期の3倍を超えているらしい。

resize2891.jpg震災による福島第1原発事故
の影響で、点検中の
他の原発の再稼働が
出来なくなっているのは、
結構な事と思うが、
-原発を動かさないと
こんなに電力が足りなくなるよ-
と、まるで脅しのような
一律〇%の節電が
呼びかけられているので、
こんなことになるのではと、
危惧していた。

この際、無駄なエネルギー
消費を見直す良い契機では
あるけれど、
あまりにも杓子定規では、
生命の危機にさらされて
しまう。

やっと最近、熱中症弱者は
エアコンを控えすぎるのを
やめましょう、と言われるように
なった。
年配者だけでなく、
暑さで持病が悪化する者も
要注意である。
皮膚疾患を持つ私にも、暑さは大敵。

電力が足りなくなる可能性がある時間帯は、昼間の2〜3時間。
そのピーク時にあわせて発電しているので、
その他の時間帯は余った電力を捨てていると聞いた。
暑さに強い健康な人でも、夜は涼しくして質の良い睡眠を取りましょう、
とTVで呼びかけていた。

それでも、せっかくだから我が家でも何かもっと涼しくなる工夫をと、
いつもの簾に加えてグリーンカーテンを試してみようということになって、
プランターにアサガオ、フウセンカズラ、ゴーヤを植えた。

resize2882.jpg
 本当は午後の陽が
 一番当たる場所に
 置きたかったが、
 庭に出るための踏み台
 やら、いろんな物で無理。
 それでもしばらくは
 強い日差しを遮って
 くれる。
 
 一番伸びているのは
 アサガオ。
 その葉を見るだけで
 涼やかな気分になる。





Posted by Ru Na - 2011.07.01,Fri
用事で出かけると、帰りはなるべく川ベリを通るようにし、川の様子を見ている。
6月半ばにいきなり30℃を超えてから、ずっと夏日が続いて夜も気温があまり下がらない。
梅雨入りしてからも、そうまとまった雨が降っていないが、
それでも水量は増えて、汚染が問題化した頃に比べ水が水らしくなっている。
「流れる水は生きている。」

57f7b9ea.jpeg アオサギが
 対岸の草むらにいた。
 最近は、アオサギも
 普通に見られる
 ようになった。

 夕方、下流に向かう
 サギの姿を
 幾つも見る日もある。
 やはり夜は
 河北潟辺りに
 帰るのだろうか。

 川の中程には
 ゴイサギが。




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今年はオオヨシキリを間近であまり見ていないので、欲求不満がたまっている。
もうそろそろ鳴かなくなるので、ますます見つけにくくなってしまう。
と思っていたら、今日は久々に賑やかな鳴き声がした。

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桜橋のオオヨシキリの木が無残に伐採されてから、2〜3mの至近距離で見る、
という訳にはいかなくなったが、今日は対岸のヨシの見易い場所にいた。

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雀たちも
この暑さにめげず、
川岸とヨシの間を
行ったり来たり。
楽しそうに
遊んでいるよう。
時々ヨシに
横向きにとまったり
している。

気がつくともう、
立葵の花が
かなり開いている。





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 立葵は私にとって、
 子供の頃から
 夏を告げる花である。
 丈高い茎の
 下から咲いていって
 上の花が開くと
 夏休みが来た。









 
んん たちあおいの
うす紅色の
しわしわ紙の
花びらの
下の方から
順々に
天をさして
開いていって
いちばん上まで
咲いたなら
ああ夏が来る





16才の頃、こんな詩を作っていた。
あの頃は今ほど暑くはなかったし、
夏は大好きな季節だった。
よく早朝や夕方の川辺で、
葛の甘い香りを胸いっぱい
吸い込みながら、散策していた。

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 それから今日は、長らく
 一つがいしか見かけなかった
 カルガモたちが、
 こんなに大勢集まっていた。

 カルガモのいない川は
 気の抜けたソーダー水のよう。
 水量が増えたので
 戻ってきてくれたのかな。
 これからもよろしくね。





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Posted by Ru Na - 2011.06.27,Mon
やれやれ、金属アレルギーのパッチテストがやっと終了した。

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ぐらぐらしている歯があって、去年から気になっていた。
暑くなると悪化する私のアレルギー性皮膚炎も、もしかして歯と関係があるのではと、
疑っていた。
歯の治療に使われる金属のアレルギーを調べてくれるらしい歯医者が、
少し遠いけれど、なんとか通えそうな所にあると知って、
そのうち行ってみなければ、と思いつつ、雑多な用事に追われ、
ついつい先延ばしにしていたら、別の歯の被せものが取れてしまった。

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 それで、思い切って
 その歯科に電話してみると、
 予約でいっぱい。
 2週間後にやっと診察が
 受けられたが、
 金属アレルギーのテストは、
 紹介された他の皮膚科に
 行かねばならなかった。




ずっと通っている皮膚科は、パッチテストを行なっていないので、初めての検査体験である。
テストを受ける3日前から、抗ヒスタミンのかゆみ止め飲み薬をやめなければならなかった。
急に暑くなったので、かゆみ止めなしというのは、かなりきつい。

resize2864.jpg背中に17種類の金属の試験薬液を
染込ませたパッチを、4列に貼られ、
2日間は背中を濡らせない。
とても蒸し暑い気候、
背中にお湯がかからないよう
髪や手足を洗うのは、
結構な苦労だった。
しかも、どんなに痒くとも
背中を掻くことはできない。

2日後、パッチテープは
剥がされたが、
背中をゴシゴシ洗うことも
掻く事も、してはいけない。

パッチを剥がした日と翌日、皮膚の反応を調べられたら、5種類の陽性反応が出ていた。
状態はどんどん変化するので、最終判定まで分からない、というのが
このテストの性質らしい。

そして、パッチを貼ってから1週間後の今日、最終判定があった。
その間、かゆみ止めの飲み薬も飲めず、背中にはかゆみ止めの塗り薬も塗れず、
掻く事もできず、こんな大変な思いは二度としたくない、と思った。

resize2861.jpg 何しろ私は蚊に一回刺されると、
 毒が回って、全身が無茶苦茶
 痒くなる体質。
 よりによってこんな時期に 
 連日8月のような暑さ。
 蚊は大量発生しているし、
 この間でも、庭の金魚たちの
 世話をしないわけにはいかない。

 蚊取線香や蚊よけグッズを
 総動員し、エアコンも強めにかけて、
 何とかしのいだのだった。

結果、一番恐れていた検査のやり直しはまぬがれ、最終判定では、
金属アレルギーの陽性反応が全て消えていた!
よかった。これで歯の治療が保健の適用範囲でできる。

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歯の金属がアレルギーの元では
なさそうなことが分かったが、
歯茎を治すと皮膚炎が改善する
可能性が大、と皮膚科のお医者様に
言われたのだった。

さて、これから歯科に通うのは
また大変。



Posted by Ru Na - 2011.06.26,Sun
木魚と言えば、お寺でお坊さんがポクポクと叩く、中が空洞の木でできた丸いもの。
さる筋(?)からの情報によると、韓国のお寺には、本当に木でできた魚がいるという。

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仕事で韓国の慶州に行って来たつれあいが、こんな写真を撮ってきた。
慶州は新羅の王都だったところで、日本で云うと奈良のような感じの古い都らしい。
世界遺産だらけで、その世界遺産のお寺、仏国寺で見つけたという。
長さが大人の背丈ほどありそうな大きなものらしい。
どんな意味があるものなのか、韓国の他のお寺にもあるものなのか、
魚だから、何か水に関係していると想像できるけれど、
説明もなく、ガイドブックにも載っていないというので、不明。


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この絵葉書の写真は、新羅時代の離宮に造られた曲水の一部という。
まるでランドアートみたい。

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慶州銘菓、皇南パン。
パンといっても、
中身が黒あんの
おまんじゅう。
味は、日本のお菓子と
そう変わらない。










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 CDくらいの大きさの
 厚みが5cmほどある
 ずっしり重い箱。





 何だろうと
 開けてみると、




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中はメモ帳。といっても、一枚ずつ違った美術・工芸品の写真がプリントされていて、
まるで小さな画集のようで、こんな贅沢なメモ帳、もったいなくて使えない。
三つの箱はそれぞれ、朝鮮王朝絵画の一部、衣類の布や刺繍・アクセサリーなど
古い服飾工芸、女性の伝統的なパッチワークといった民芸品、のシリーズである。
数えてみたら、一箱には32通りの図版が1セットになっていて、それが10セット入っていた。

日本と似たところが多いように思われる韓国。
(仏留学時代、韓国人学生とはよく意気投合したものだった。)
近くて親しみを感じている国だけれど、私はまだ訪ねたことがない。
日本は昔から随分、文化面でも影響を受け、そして、“韓流”のおかげで、
韓国の文物が随分紹介されるようになったけれど、
まだまだ知らない美しいものが沢山ありそうな心惹かれる地である。

ヒヨドリもいっぱいいて、日本と同じように鳴いていたらしい。





Posted by Ru Na - 2011.06.21,Tue
緑の木立と咲き乱れる野花に縁どられた
小道をresize2818.jpg、上流に向かってゆっくり歩き続ける。


オオヨシキリの声。
しばし留まって姿を探すが、
見つからない。
叢でキジも鳴いている。






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 ヤマボウシの花が
 まるで雪のよう。



 木の上のコムクドリを
 フィールドスコープで
 アップで見せてもらった。
 なるほど、ムクドリを
 白くしたような鳥である。
 当のムクドリも、群れで
 草地をつついていた。






聞きなれた声がすると思ったら、おなじみのヒヨドリ。


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探鳥会では、「なーんだ、ヒヨか。」とか、「あんなもの (注目すべき) 鳥じゃねえ。」 
など、さんざんな事を言われているヒヨドリだけれど、
私には可愛くて面白くて、興味が尽きない鳥である。
この子が飛び立った後に、「ピーヒョロロ〜」や、「ツーピー、ツーピー」 と聞こえたので、
みな、トビやシジュウカラか、と辺りを見回したけれど、ちょっと何かが違う。
どう聞いても、ヒヨの声音である。
どうもこのヒヨドリは、格別上手に、他の鳥の鳴き真似ができるようだった。

河川工事をしている区間は、鳥がいそうもない。草木が全く無くなっているのだから。
暑い中、かなり歩いて、イワツバメの営巣地へ。

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鮎釣りをしている人たちの近くの地面にイワツバメが集まっていた。
釣りの餌でも落ちていたのかしら。

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川を渡る高架の裏に、
イワツバメの巣が沢山。
親鳥が飛び交っては
餌を雛に運んでいる。
50羽以上いるようだ。
あまりにも暑いので、
そこで一旦解散。
希望者だけ
さらに進んで、かって
眼鏡橋があった
所まで行く。

途中、良い声で囀る
ホオジロに会った。




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 これは何の木?
 赤い細かい実が
 まるで宝石のよう。













昔、河原の細い砂利道を自転車で苦労しながら通って、よく遊びに来た眼鏡橋の辺りは、
すっかり様変りしていた。


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誰でも簡単に車で来ることができる、開けた場所になってしまった。
川の中ほどで壊れかけていた眼鏡橋はもう無く、上に普通の橋が架かっている。

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小石が流れで回転し、
砂岩に穴を穿っている、
“殴穴”は、方々にあるが、
一番見事だった
眼鏡橋のたもとの穴は、
跡形もなかった。
















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