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Posted by Ru Na - 2017.02.17,Fri
思うところあって、今度絶対D.ボウイのCDを大人買いしてやろうと
決めていたのだが、そして最近、ポップスやロックもクラシックのように
廉価版のBoxセットが割りと出ていると知ったのだが、
いざ買うとなると、それなりにまとまったお金が要るので、
目ぼしいものみんな片っ端からカートに入れる大人買いは、
いざやろうとしても、なかなか出来ないものである。

CDをこれ以上増やすまいといつも思うのだが
長年念願だったJ.S.バッハ全集147枚組の旧バージョンが
年末に大安売り。つい購入。まだ一部しか聴いていない。
増え続けていつの間にか家の中のスペースを圧迫しているCDは、
主にクラシック。2千枚を超えた頃からもう数えていない。
いくら沢山あっても、一度に聴けるのは1枚だけ。
1日に平均3枚聴いたとして、1年で聴けるCDは約1100枚にすぎない。
気に入ったCDは繰り返し聴くので、長年聴いていないかわいそうなCDが
どうしてもできてしまう。

デビット・ボウイのCD は、つい繰り返して何度も聴いてしまう部類。
初期から1枚づつゆっくり購入していこうかとも思ったのだが、
ベルリン時代の5枚組(ベルリン3部作+ライブ2枚)を先ず入手。
そしてボウイの変化に富んだ面白さを再認識した。
1枚のアルバムに色んなタイプの曲が入っているが、それらが
有機的に繋がって全体が一つの作品のようになっている。
もちろん、個々の楽曲を部品としてアルバム全体を作品に仕立てるやり方は、
ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
で、世界初の「コンセプト・アルバム」が誕生して以降、
色んなミュージシャンが試みるようになったが、
ボウイのアルバムは、一見控えめに、しかしアルバム全体の構造が
実にしっかりしている、と、それが何度聴いても飽きさせない
大きな要素なのかもしれない。

ボウイに関する評論など、色んな書籍も出ているが、読んだ事はない。
だから、世の中でボウイの其々の楽曲がどんなふうに評価され
評論されているか、ほとんど知らないのだが、
ボウイというと必ずついて回るビジュアルな要素を抜きに
音の世界だけでも何かが格別に面白くて、その面白さが何であるか、
ズバリと言い当てる言葉をまだ見つけられずにいる。




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金沢市在住の美術家
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