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Posted by Ru Na - 2015.10.16,Fri
時間がまた遡ります。

9月1日、コロニーの色々問題が多かった左岸下流の木立で
遅く生まれたアマサギのヒナの最後の1羽が、川を渡って
中州まで飛べるようになり、ほとんどのサギたちは中州を
塒にするようになった。
それで私もホッと一息。9月3日は早朝の飛び立ちを見に行った。

夜明け前の中州の様子。左岸下流には誰もいない。

  

日の出時刻の前後から、数羽づつぱらぱらと飛んでいたが、
日の出数分後、中州のサギたちが一斉に流れるように飛び立った。

  

中州で遅く生まれて中州に残ったヒナと、まだあまり飛べなくて、左岸下流の木立の
元の巣までとりあえず移動したヒナなど、十数羽のみになったコロニー。

  

がらんとしたコロニーを眺めていて、木立のひとつの薄暗い陰に
ボロ雑巾のようなものが引っ掛かっているのに、ふと気付いた。
何だろうとカメラでズームして見たら、

 

何と、オオタカ!
この木の上にも、先ほどまでサギがびっしりとまっていたのだった。

  

左の三角の中央にいるのがオオタカ、右は中州の先端部で、
まだ飛べなくて残ったアマサギのヒナと親鳥がいる。
オオタカに気付いているのかどうか、サギたちは普通の様子。
オオタカものんびりと羽づくろい。休んでいるようである。
でもさすが猛禽、時々鋭い目つきで、こちらをキッとにらむ。



左岸上流の木立を見ると、木陰にじっとして動かないコサギのヒナが1羽。

 

具合でも悪いのかしら?
心配して見ていると、兄弟らしいもう1羽のヒナが飛んで来て、
更に親鳥が飛来。給餌を始めたら2羽は大騒ぎ。

 

先の1羽は、単に寝ぼスケなだけだったらしい。

   

川沿いを通って帰ると、コロニーから飛び立ったコサギやダイサギが
方々で餌取りにいそしんでいる。
普段は田畑に出勤するアマサギの幼鳥まで、川辺に来ていた。

 








 
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金沢市在住の美術家
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