忍者ブログ
見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
[426] [425] [424] [423] [422] [421] [420] [419] [418] [417] [416
Posted by Ru Na - 2015.03.01,Sun
サギコロニーの中州に始めて入った翌日は雨。
翌々日も小雨に時々雪が混じる天候だったが、中州に入れる間に
なるべく手入れをしておきたい。合羽を着て出かけた。
枯れかかった木を覆う冬枯れの蔓をなるべく取り除き、
ゴミの回収。自転車で持ち運ぶしかないので、木に悪影響しそうな
緊急性の高いものだけ拾い集める。

24日の中流域鳥調査日の午後も行って、作業の続き。
園芸用のハサミを持参して、なるべく蔓の根元を切る。きりがない。

25日は鳥調査のメンバー2人が手伝ってくれた。
一人は鎌を持ってきて、蔓の根元を効率よく切り、回収したゴミも
車で持ち帰ってくれた。
私は見なかったが、中州先端にキツネが入り込んでいたらしい。
中州が岸から切り離されれば、サギの天敵になるこんな動物も入れなくなる。
この日も、他のメンバーが帰った後も1時間残って、
あたりが真っ暗になるまで作業を続けた。

冬枯れの木に去年の巣が残っている。

  

しばらく雨続き。29日夕方に行くと、工事人さんたちが、
明日から中州に入れなくなると言う。
ひたすら蔓の除去を続ける。倒木を完全に覆っている蔓を少し切ってみたら、
まだ生きている枝があった。
それで、もう駄目かとあきらめていた倒木の蔓の除去にも手を付ける。

中州に生えている木は主にタチヤナギである。
他県では、河川やダムの工事の後、土が崩れるのを防ぐため、
わざわざ植林することもある、岸辺の保全に役立つ植物である。
生きのいいタチヤナギの枝先を切って、根付く事を願って
枯れた木の側の地面に挿したりもした。

悪天候が続くが、幸い雪は少なく道は雪に埋まっていない。
2月1日、雪がちらつく中サギコロニーまで自転車で行くと、
まだ中州に入れた。
出来る限りのメンテナンスをする。

中州下流端を望む。

  

タチヤナギ密集地帯の更に先端は地面が窪み、水溜りができていた。

  







PR
ブログ内検索
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
プロフィール
HN:
Ru Na
性別:
女性
職業:
金沢市在住の美術家
訪問者
最新TB
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]