見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by Ru Na - 2015.01.15,Thu
ガンカモ調査の翌日13日の午後から、サギのコロニーと
その上流区間の工事の説明や話し合いを、現地で施工業者も一緒に
河川課と行った。
行く途中、気がかりなカンムリカイツブリの様子を見に行く。
カンムリは同じ場所にいて、嘴の上の物体は着いたままだったが、
元気そうにしていた。安心して先を急ぐ。
コガモと一緒に休んでいたカワアイサ。後姿も美しい。
去年の河川工事でお気に入りの木が切られてしまい、今年はもう
この場所に来ないかもしれないと思っていたツグミがいた!
木は無くなったけれど、河岸の草に居場所を見つけたらしい。
集合時間までまだ間があったので、サギコロニーに打たれた杭を確認したり
していたら、対岸のマガモにに小さな白い子が混じっていた。
何とミコアイサ♂ !
年に一度くらいこの付近に来るらしいとは聞いていたが、何とラッキー!
工事は3つの区間に分かれていて、其々業者が違う。
まず問題のサギコロニー右岸に行って、中州の手前の右岸をどれだけの幅で
掘削するか話し合う。
工事予定が出来た9月の現地立会いで、河川課が示した図面では
相当幅が削られる事になっていたが、その後も河川課に電話したり
写真資料を持っていったり、右岸と中州の間が離れすぎるとサギたちに
不都合になると主張し続けた事をもう一度主張。
河川課もこの区間については最終決定をしていなかったので、
その場で中州と右岸との間に通す水路の幅を決めた。
切られるのを心配していた木も残ることになった。
水路がはっきり残っている中州の下流部分も、その幅が結構広げられることに
なったが、それでも思っていた最悪の状態より掘削部分は少なくなった。
サギコロニーの上流区間は河川敷が広く、中州が沢山出来ている。
去年の大規模な河川工事でも、この場所だけは豊かな緑に覆われて、
真夏の暑い日も澄んで甘い香りの空気がひんやりとしていた。
ただ長年溜まった土砂で川幅が狭い場所もできて、増水時に勢いづいた水が
左岸の土をどんどん削ってゆくので、工事が必要なのは納得していた。
右岸の施工業者に、ここをこのようにあそこの杭まで掘削する、
向うの木立は残るが、この木は切らざるを得ない・・等々
詳しく説明を受け、了承。必要以上に草木を刈らないことは念押しした。
左岸へ。こちらは特に河川敷が広く、草が茂る季節には入っていけない場所に
踏み込んで、水際の状態を見る。写真の木や水溜りは残される場所である。
枯れ草と蔓が幾重にも重なったふかふかの上を進むのは、結構骨が折れたが、
普段は歩けない場所を歩くのは、一寸素敵な心持にさせてくれた。
この区間の業者さんも、工事する水際以外の草木には絶対手を付けないと、
とても協力的で信頼が置けそうだった。
秋には一面のススキ野原になる風景が壊される心配もなくなった。
河川課と3業者に、用意したこの川で見られる野鳥の映像集のDVDを渡し、
―工事している間にもきっといろんな鳥に出会えますよ。
デスクワークしている人より、面白い光景に出会えるチャンスも多いと
思うので、せっかくだから気をつけて見られるといいですよ。
と、伝えた。1時半から4時半近くまで冬枯れの叢を歩き回ったのだった。
我々が歩きながら話す間も、いろんな鳥が現れては飛び回っていた。
アトリの群、草に飛び込むキジやアオジ・・、ちょっとした鳥見もできた。
その上流区間の工事の説明や話し合いを、現地で施工業者も一緒に
河川課と行った。
行く途中、気がかりなカンムリカイツブリの様子を見に行く。
カンムリは同じ場所にいて、嘴の上の物体は着いたままだったが、
元気そうにしていた。安心して先を急ぐ。
コガモと一緒に休んでいたカワアイサ。後姿も美しい。
去年の河川工事でお気に入りの木が切られてしまい、今年はもう
この場所に来ないかもしれないと思っていたツグミがいた!
木は無くなったけれど、河岸の草に居場所を見つけたらしい。
集合時間までまだ間があったので、サギコロニーに打たれた杭を確認したり
していたら、対岸のマガモにに小さな白い子が混じっていた。
何とミコアイサ♂ !
年に一度くらいこの付近に来るらしいとは聞いていたが、何とラッキー!
工事は3つの区間に分かれていて、其々業者が違う。
まず問題のサギコロニー右岸に行って、中州の手前の右岸をどれだけの幅で
掘削するか話し合う。
工事予定が出来た9月の現地立会いで、河川課が示した図面では
相当幅が削られる事になっていたが、その後も河川課に電話したり
写真資料を持っていったり、右岸と中州の間が離れすぎるとサギたちに
不都合になると主張し続けた事をもう一度主張。
河川課もこの区間については最終決定をしていなかったので、
その場で中州と右岸との間に通す水路の幅を決めた。
切られるのを心配していた木も残ることになった。
水路がはっきり残っている中州の下流部分も、その幅が結構広げられることに
なったが、それでも思っていた最悪の状態より掘削部分は少なくなった。
サギコロニーの上流区間は河川敷が広く、中州が沢山出来ている。
去年の大規模な河川工事でも、この場所だけは豊かな緑に覆われて、
真夏の暑い日も澄んで甘い香りの空気がひんやりとしていた。
ただ長年溜まった土砂で川幅が狭い場所もできて、増水時に勢いづいた水が
左岸の土をどんどん削ってゆくので、工事が必要なのは納得していた。
右岸の施工業者に、ここをこのようにあそこの杭まで掘削する、
向うの木立は残るが、この木は切らざるを得ない・・等々
詳しく説明を受け、了承。必要以上に草木を刈らないことは念押しした。
左岸へ。こちらは特に河川敷が広く、草が茂る季節には入っていけない場所に
踏み込んで、水際の状態を見る。写真の木や水溜りは残される場所である。
枯れ草と蔓が幾重にも重なったふかふかの上を進むのは、結構骨が折れたが、
普段は歩けない場所を歩くのは、一寸素敵な心持にさせてくれた。
この区間の業者さんも、工事する水際以外の草木には絶対手を付けないと、
とても協力的で信頼が置けそうだった。
秋には一面のススキ野原になる風景が壊される心配もなくなった。
河川課と3業者に、用意したこの川で見られる野鳥の映像集のDVDを渡し、
―工事している間にもきっといろんな鳥に出会えますよ。
デスクワークしている人より、面白い光景に出会えるチャンスも多いと
思うので、せっかくだから気をつけて見られるといいですよ。
と、伝えた。1時半から4時半近くまで冬枯れの叢を歩き回ったのだった。
我々が歩きながら話す間も、いろんな鳥が現れては飛び回っていた。
アトリの群、草に飛び込むキジやアオジ・・、ちょっとした鳥見もできた。
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