見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by Ru Na - 2010.11.25,Thu
今夜、県立音楽堂の邦楽ホールで、桂米團治の “おぺらくご” フィガロの結婚
の公演があった。
音楽堂のエントランスには、
こんなツリーが。
米團治といえば、桂米朝のご子息で元の小米朝。
2年前に襲名したが、今でもつい小米朝と呼んでしまう。
かなり前、もらったチケットでオーケストラ・アンサンブル金沢の公演に行ったら、
小米朝がモーツァルトの格好で出てきて、-私はモーツァルトと申します。-などと
ドイツ語で話して、司会をし、指揮をし、はてにはピアノでモーツァルトのソナタを
弾き、ずいぶん面白い人だと思っていたら、
本当に、自分はモーツァルトの生まれ変わり、だと公言していると、後で知った。
ドイツにも留学していたらしく、NHKの独語講座の生徒役になっていたこともある。
新聞で、小米朝がモーツアルトのオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」をもじって、
京都の老舗和菓子屋が舞台の「こしあん取って」という劇を作って上演したとの
ニュースを読んで、「み、見たいっ・・!」とずっと思っていた。
今回この公演を、新聞の折込チラシで見たその日すぐ、
音楽堂に電話して、チケットの予約をしてしまった。
前半は、枝雀の弟子紅雀と、米團治が落語を一席づつ。
(長屋の泥棒の噺と師走の借金取りをかわす噺)
そして後半がいよいよ「フィガロの結婚」落語版。
OEKのメンバー4人による序曲の演奏から始まり、
米團治が進行役と何役もこなし、途中地元出身の声楽家が、
ケルビーノとスザンナのアリアを歌ったが、米團治もなかなかすばらしい声で、
フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」を歌って、
このややこしいドタバタ喜劇を、30分でやってしまった。
上等の和菓子を上等のお茶で頂いたような、楽しい宵になった。
邦楽ホールの入り口の陶板。
音楽堂には様々な楽器のほか
文楽人形も飾られている。
の公演があった。
音楽堂のエントランスには、
こんなツリーが。
米團治といえば、桂米朝のご子息で元の小米朝。
2年前に襲名したが、今でもつい小米朝と呼んでしまう。
かなり前、もらったチケットでオーケストラ・アンサンブル金沢の公演に行ったら、
小米朝がモーツァルトの格好で出てきて、-私はモーツァルトと申します。-などと
ドイツ語で話して、司会をし、指揮をし、はてにはピアノでモーツァルトのソナタを
弾き、ずいぶん面白い人だと思っていたら、
本当に、自分はモーツァルトの生まれ変わり、だと公言していると、後で知った。
ドイツにも留学していたらしく、NHKの独語講座の生徒役になっていたこともある。
新聞で、小米朝がモーツアルトのオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」をもじって、
京都の老舗和菓子屋が舞台の「こしあん取って」という劇を作って上演したとの
ニュースを読んで、「み、見たいっ・・!」とずっと思っていた。
今回この公演を、新聞の折込チラシで見たその日すぐ、
音楽堂に電話して、チケットの予約をしてしまった。
前半は、枝雀の弟子紅雀と、米團治が落語を一席づつ。
(長屋の泥棒の噺と師走の借金取りをかわす噺)
そして後半がいよいよ「フィガロの結婚」落語版。
OEKのメンバー4人による序曲の演奏から始まり、
米團治が進行役と何役もこなし、途中地元出身の声楽家が、
ケルビーノとスザンナのアリアを歌ったが、米團治もなかなかすばらしい声で、
フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」を歌って、
このややこしいドタバタ喜劇を、30分でやってしまった。
上等の和菓子を上等のお茶で頂いたような、楽しい宵になった。
邦楽ホールの入り口の陶板。
音楽堂には様々な楽器のほか
文楽人形も飾られている。
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性別:
女性
職業:
金沢市在住の美術家
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