見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by Ru Na - 2014.03.31,Mon
気が付いたら3月ももう末。
冬中我が家の庭に来ていた鳥たちにも春は訪れて、
ウグイスは時々囀っているし、(まだあまり上手ではないけれど。)
ヒヨドリやメジロも、近所の梅の花と庭の餌籠の間を行き来している。
まだしばらくはこのも庭、食事する小鳥たちで賑わっていそうだが、
ある日パタッと誰も来なくなり、急に寂しくなる。桜が咲き、子育て時期に入るのだ。
メジロやウグイスは夏の間どこか涼しい山の方へ行ってしまうらしい。
とはいえ、古くからこの辺りを縄張りにしているウグイスは、
秋の早い時期から時々見回りに来るし、ヒヨドリは大体近くにいるようだ。
シジュウカラは、春が過ぎても頻繁に周囲に出没する。
春、小鳥たちが庭に来なくなったら、餌籠などを片付けるのだが、
去年、春以降も牛脂を吊るしっぱなしにしていたら、
いつの間にかつついた跡が付いている。
それで籠に砕いたクルミを入れてみたら、ほぼ年中食べに来るようになった。
去年の初夏など、しばらく姿が見えないと思ったら、
突然4羽でやって来て、縁側のガラス戸近く方々にとまっては、
縁側にいる私を見ながらひとしきり鳴いていた。
どうも育った子供たちを見せに来てくれたらしい。
それからまたしばらくどこかへ行ってしまい、秋からはまた2羽で
クルミを食べに来るようになった。
一番人なつっこくて、庭に出てもすぐ近くを羽音をさせて飛んだり、
目の前の木の枝にとまって、何か話しかけるように鳴く。
その度に私は、かれらを怖がらせないように、目を伏せて後ずさりする。
きっとツピ(シジュウカラ)たちは、私のことを
近寄るとすぐ逃げるこわがりの大鳥だと思っているだろう。
こわがりなのはヒヨドリで、木の陰からそっと辺りをうかがって、
室内の人影が見えない時しか食べない。
そのくせ、お代わりをさいそくしたり、食べ終わると機嫌の良い可愛い声で
「おいしかったよー。」というふうに鳴くので、
私が家の中から外を見ないように話しかけると、よく返事してくれる。
私が出かけようとすると、バナナやブドウのお代わりが心配になるらしく、
屋根にとまって、「どこ行くの?」と不満そうに鳴く。
メジロは秋に寒波が幾度も来たせいか、例年より早く、12月の始めに姿を見せた。
その後しばらく来なくなり、雪が降るとまたやって来るようになった。
お腹がいっぱいになると、ミカン籠に座ったままうつらうつらしていて、
ガラス戸が間にあるといっても2m位の至近距離の縁側に私がいても
気にする様子もなくのんびりしている。
しかし、写真を撮りたいと思ってカメラを取り出すと、脱兎のごとく逃げるので、
滅多に写真は撮らなくなった。
同種のつがいで食べたり、交代したり、ウグイスとメジロとシジュウカラが
同時に一緒に食べていたり、その合間にヒヨドリが踏み台の手すりの上の
バナナをさっとくわえていったり、おおむね皆仲良く食事しているが、
ひとまわり大きいオナガが来る時だけは別である。
オナガは、1-3羽で、「キューイ、クェ、クェ、クェ。」と鳴きながら、
山茶花の枝に刺したリンゴやバナナを一瞬でさらっていってしまうので、
その間皆はどこかに隠れている。
「オナガは綺麗だけれど声が悪くってね。」などと家の中で話していたら、
それが聞こえたかどうか、ひっそりとやって来るようになった。
そして、食べ終わってから改めて鳴くので、オナガが来たと分かる。
もうじき桜が咲く。冬の庭の仲間もしばし解散となる。
冬中我が家の庭に来ていた鳥たちにも春は訪れて、
ウグイスは時々囀っているし、(まだあまり上手ではないけれど。)
ヒヨドリやメジロも、近所の梅の花と庭の餌籠の間を行き来している。
まだしばらくはこのも庭、食事する小鳥たちで賑わっていそうだが、
ある日パタッと誰も来なくなり、急に寂しくなる。桜が咲き、子育て時期に入るのだ。
メジロやウグイスは夏の間どこか涼しい山の方へ行ってしまうらしい。
とはいえ、古くからこの辺りを縄張りにしているウグイスは、
秋の早い時期から時々見回りに来るし、ヒヨドリは大体近くにいるようだ。
シジュウカラは、春が過ぎても頻繁に周囲に出没する。
春、小鳥たちが庭に来なくなったら、餌籠などを片付けるのだが、
去年、春以降も牛脂を吊るしっぱなしにしていたら、
いつの間にかつついた跡が付いている。
それで籠に砕いたクルミを入れてみたら、ほぼ年中食べに来るようになった。
去年の初夏など、しばらく姿が見えないと思ったら、
突然4羽でやって来て、縁側のガラス戸近く方々にとまっては、
縁側にいる私を見ながらひとしきり鳴いていた。
どうも育った子供たちを見せに来てくれたらしい。
それからまたしばらくどこかへ行ってしまい、秋からはまた2羽で
クルミを食べに来るようになった。
一番人なつっこくて、庭に出てもすぐ近くを羽音をさせて飛んだり、
目の前の木の枝にとまって、何か話しかけるように鳴く。
その度に私は、かれらを怖がらせないように、目を伏せて後ずさりする。
きっとツピ(シジュウカラ)たちは、私のことを
近寄るとすぐ逃げるこわがりの大鳥だと思っているだろう。
こわがりなのはヒヨドリで、木の陰からそっと辺りをうかがって、
室内の人影が見えない時しか食べない。
そのくせ、お代わりをさいそくしたり、食べ終わると機嫌の良い可愛い声で
「おいしかったよー。」というふうに鳴くので、
私が家の中から外を見ないように話しかけると、よく返事してくれる。
私が出かけようとすると、バナナやブドウのお代わりが心配になるらしく、
屋根にとまって、「どこ行くの?」と不満そうに鳴く。
メジロは秋に寒波が幾度も来たせいか、例年より早く、12月の始めに姿を見せた。
その後しばらく来なくなり、雪が降るとまたやって来るようになった。
お腹がいっぱいになると、ミカン籠に座ったままうつらうつらしていて、
ガラス戸が間にあるといっても2m位の至近距離の縁側に私がいても
気にする様子もなくのんびりしている。
しかし、写真を撮りたいと思ってカメラを取り出すと、脱兎のごとく逃げるので、
滅多に写真は撮らなくなった。
同種のつがいで食べたり、交代したり、ウグイスとメジロとシジュウカラが
同時に一緒に食べていたり、その合間にヒヨドリが踏み台の手すりの上の
バナナをさっとくわえていったり、おおむね皆仲良く食事しているが、
ひとまわり大きいオナガが来る時だけは別である。
オナガは、1-3羽で、「キューイ、クェ、クェ、クェ。」と鳴きながら、
山茶花の枝に刺したリンゴやバナナを一瞬でさらっていってしまうので、
その間皆はどこかに隠れている。
「オナガは綺麗だけれど声が悪くってね。」などと家の中で話していたら、
それが聞こえたかどうか、ひっそりとやって来るようになった。
そして、食べ終わってから改めて鳴くので、オナガが来たと分かる。
もうじき桜が咲く。冬の庭の仲間もしばし解散となる。
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