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Posted by Ru Na - 2013.08.18,Sun
日本列島を覆っているしつこい猛暑に連日の熱帯夜。
暑い時期は庭の池の水温管理が大変で、長い外出はできない。
新潟のつれあいはもうじき1年間の予定の海外研修に出かけるが、
出発直前まで仕事が山積みで、新潟から動けない。

そこで、体調が少し回復したので、新潟に日帰りしてきた。
早朝5時半に家を出た頃はわりと涼しく、小鳥たちもこの時間帯は
けっこう活動している様子。金沢駅に着く頃はすでに汗ばむほどの気温。
新潟も34℃位あり、容赦なく太陽が照りつけていた。

 鳥屋野潟のほとりにある図書館へ。
この周囲の木立に数年前からフクロウが住み着いているという。
最初は4羽いて、図書館のアイドルとして名前まで付いているらしい。
行ってみると建物のすぐ脇の木に2羽のトラフズクがとまっていた。

   

図書館に入る人たちは、この木の脇を通る時息をひそめて

梢を見上げたり、声を出さずにそっと指差したりしている。
トラフズクたちは人がすぐ近くにいても、てんで平気で、
1羽は完全に眠っている様子、もう1羽は時々目を開けて
それなりに周囲を見張っているらしいが、ほとんど動かない。

 

じっと寝ている子のふわふわした後ろ姿。尾の辺りのトラ模様が見える。

 

大きな望遠レンズで写真を撮り始めたおじさんもいたが、

こちらを向いている子は、脚でちょっと頭を掻いてから翼をだらっと下げて、
まるで日光浴しているアオサギのような格好で、完全にリラックスしている様子。 





図書館を利用する人が皆、この子たちを怖がらせないよう気遣いし、
木陰でもこんな暑い日はのんびり昼寝するしかない、といった
すっかり安心しきった様子が、
なんとも可愛らしかった。

明るい洒落たレストランでお昼を食べてから白山神社へ。
ここは新潟市の観光スポットだが、今まで側を通るだけだった。

    

お社を囲む建物や回廊の造りがなかなか凝っていて、風鐸に風情がある。
 


神社の庭園、白山公園の一角には、財閥斉藤家の建物の一部を移築した
燕喜館があって、木漏れ日が涼を醸していた。

 

 

白山公園には、蓮が所狭しとその巨大な葉を広げている池がある。

  

 

炎天を忘れさせるような蓮の花や実の爽やかな色。

 



もう一つの池では、噴水が涼しげにきらめく水滴を噴き上げていた。

  
 
 
 
   
   
   
   
   
    
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