見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by Ru Na - 2013.05.14,Tue
12日は愛鳥週間の探鳥会が県内3箇所で行われた。
例年なら私は城址公園に行くところ、気がかりな鳥がいるので河口の森へ。
3日前、河口近くの田植えが終わったばかりの水田でケリを見た。
1羽は鳴きながら飛び回ったり畦を歩いたり。
もう1羽は農道の真ん中に座り込んで動かない。
これはもしかしたら、こんな所に巣を作って抱卵しているのでは。
農作業の人も車も通る道なのに。
少し早めに家を出て、水田を見回してみたがかれらを見つけられなかった。
帰りにまた寄ってみようと森に向かう。
瑞々しい新緑が滴るように風に揺れ、小鳥たちの囀りがとても賑やか。
その数ずい分多そうである。鳥ばかりか巨大な望遠レンズのカメラを持った
野鳥カメラマンも相当数いるようだった。
森の着いて皆と合流するまでに、ルリビタキの♀らしい鳥に会った。
ルリビタキとキビタキの♀は、これまた識別が難しい。
ベテランの人たちと歩くと、正解を教えてもらえるのでとても助かるが、
この日は同じ場所に一度に多くの小鳥が飛び回っているので、
みんな其々別の場所を双眼鏡でのぞきながら、
「あれはルリビタキ」「いや、センダイムシクイでしょう」などと
言っているのが可笑しかった。
せわしなく動き回る鳥たちの中で、やっとオオルリ♂がしばらくじっとしてくれた。
ルリビタキは青い鳥。その羽に光が当たると、とても美しい。
サメビタキにも久しぶりに会った。
この日、皆で見た鳥は43種。
夏のように暑くて日差しが強い中、渡って来た夏鳥たちはとても活発で、
そのお陰で鳥見の人間たちも、元気いっぱいになっているようだった。
いつもよりゆっくり回った後、鳥合わせをして解散。
もう一つの気がかりな鳥の状態を確かめて、近くにいた鳥カメラマンと話す。
水場にムシクイたちが沢山集まっているというので、
帰りがけちょっと行ってみたら、
水車小屋の周辺は望遠レンズのカメラマンも大勢群れていた。
小川の小石の上を、センダイムシクイなどが忙しそうに飛び回るのを、
みんな黙って見つめていて、時々連写のシャッター音があちらこちらから。
小さな鳥たちを大きな人間の群がとり囲んでいる光景である。
そのうち1羽のキビタキが水浴びを始め、沈黙の群集に連写音だけが
ひときわ大きくなった。私もつられて何枚か撮影。
暑い上にお腹も空いたので、さあ帰ろう。
まだまだそこでねばっていそうなカメラマンたちの間からそっと抜け出した。
ケリが座っていた農道に、やはりケリの姿はなく、
心なしか道に小さな窪みだけが残っているよう、と見ていたら、
川の対岸からケリの鳴き声が聞こえてきた。
きっと巣の場所を変えたのだろう。
ケリは子育てに成功するまで1シーズン何度でも営巣するというから、
親鳥が無事でいてくれたのなら良かったと、少し安心して川沿いを行くと、
アオサギとゴイサギが並んで狩をする、初夏のおなじみの光景が
川に戻ってきていた。
例年なら私は城址公園に行くところ、気がかりな鳥がいるので河口の森へ。
3日前、河口近くの田植えが終わったばかりの水田でケリを見た。
1羽は鳴きながら飛び回ったり畦を歩いたり。
もう1羽は農道の真ん中に座り込んで動かない。
これはもしかしたら、こんな所に巣を作って抱卵しているのでは。
農作業の人も車も通る道なのに。
少し早めに家を出て、水田を見回してみたがかれらを見つけられなかった。
帰りにまた寄ってみようと森に向かう。
瑞々しい新緑が滴るように風に揺れ、小鳥たちの囀りがとても賑やか。
その数ずい分多そうである。鳥ばかりか巨大な望遠レンズのカメラを持った
野鳥カメラマンも相当数いるようだった。
森の着いて皆と合流するまでに、ルリビタキの♀らしい鳥に会った。
ルリビタキとキビタキの♀は、これまた識別が難しい。
ベテランの人たちと歩くと、正解を教えてもらえるのでとても助かるが、
この日は同じ場所に一度に多くの小鳥が飛び回っているので、
みんな其々別の場所を双眼鏡でのぞきながら、
「あれはルリビタキ」「いや、センダイムシクイでしょう」などと
言っているのが可笑しかった。
せわしなく動き回る鳥たちの中で、やっとオオルリ♂がしばらくじっとしてくれた。
ルリビタキは青い鳥。その羽に光が当たると、とても美しい。
サメビタキにも久しぶりに会った。
この日、皆で見た鳥は43種。
夏のように暑くて日差しが強い中、渡って来た夏鳥たちはとても活発で、
そのお陰で鳥見の人間たちも、元気いっぱいになっているようだった。
いつもよりゆっくり回った後、鳥合わせをして解散。
もう一つの気がかりな鳥の状態を確かめて、近くにいた鳥カメラマンと話す。
水場にムシクイたちが沢山集まっているというので、
帰りがけちょっと行ってみたら、
水車小屋の周辺は望遠レンズのカメラマンも大勢群れていた。
小川の小石の上を、センダイムシクイなどが忙しそうに飛び回るのを、
みんな黙って見つめていて、時々連写のシャッター音があちらこちらから。
小さな鳥たちを大きな人間の群がとり囲んでいる光景である。
そのうち1羽のキビタキが水浴びを始め、沈黙の群集に連写音だけが
ひときわ大きくなった。私もつられて何枚か撮影。
暑い上にお腹も空いたので、さあ帰ろう。
まだまだそこでねばっていそうなカメラマンたちの間からそっと抜け出した。
ケリが座っていた農道に、やはりケリの姿はなく、
心なしか道に小さな窪みだけが残っているよう、と見ていたら、
川の対岸からケリの鳴き声が聞こえてきた。
きっと巣の場所を変えたのだろう。
ケリは子育てに成功するまで1シーズン何度でも営巣するというから、
親鳥が無事でいてくれたのなら良かったと、少し安心して川沿いを行くと、
アオサギとゴイサギが並んで狩をする、初夏のおなじみの光景が
川に戻ってきていた。
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金沢市在住の美術家
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