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Posted by Ru Na - 2013.03.05,Tue
夜明けと共に1番賑やかに鳴き出すのはヒヨドリ。
ヒヨドリは、日本ではどこにでもいるありふれた鳥だけれど、
実はほとんど日本と韓国にしかいないらしく、
欧米のバードウォッチャーには憧れの的らしい。
昭和の初期まであまり街中には出てこなくて、山に住む鳥だったらしい。
だから、TVの時代劇の背景に、よくヒヨドリの鳴き声が入っているのは、
ほぼ間違いなのである。

冬の庭にミカンなど置いて、餌の少ない時期に小鳥たちに食事を供する者のうち、
ヒヨドリが来るとメジロたちが追い払われて来なくなるからと、
ヒヨを目の敵にしている人も時々いるのだが、
この賢くて表情豊かな鳥のファンも増えてきているような気がする。
私もヒヨドリ大好き人間で、ヒヨたちにおねだりされるとすっかり嬉しくなってしまう。

毎年秋の終わり頃、我が家やお隣の槇の木の実をヒヨたちが
食べに来るようになると、冬の到来を感じて、
そろそろ小鳥レストランを開かねばと思う。



毎年来るヒヨ子。嘴の付け根の毛の乱れが特徴。
女の子だと思っていたら、どうも男の子らしい。
ヒヨ乃と一緒に、よくアンテナの上で庭の様子を見ていて、
庭に果物を出すのが遅れると、鳴いて催促する。



冬の初め頃は、まだ警戒心が強くて、人影が見えるとすぐ逃げてしまったが、
段々打ち解けて、私が近くにいても2羽で庭を飛び回ったりしている。

ヒヨたちのため、カットしたバナナとリンゴなどを
庭に出る踏み台の手すりに並べておくと、上手にサッと取って行く。

 

食べ終わると、「食べたよー。次の早くちょうだい。」といった調子で
可愛く鳴くので、私は日に何度もお給仕しなければならない。
メジロたちもこのカットバナナが大好きで、ヒヨと交代でつついている。

山茶花の枝にもリンゴの芯や皮を刺してあるのだが、
こちらはカットバナナを食べ終わってから、おもむろに食べている。

















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Ru Na
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金沢市在住の美術家
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