見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by Ru Na - 2012.11.04,Sun
ずっと冷たい雨が降り続いた2012年度内川鎮守の森ギャラリーⅡ。
最終日の今日になってやっと穏やかに晴れ上がり、無事に閉幕した。
今年はこの鎮守の森ギャラリーが始まって20周年。
最初の頃のように、三小牛町から一番山手の住吉町までの広域が会場になった。
住吉町住吉神社には
ステンドグラス作家の
辺本良治さんの作品。
私同様、20回皆勤出品者。
欧羅巴の広場のお祭りみたい。
新保町から住吉町に続く道沿いに広がる
里山の美しい風景に、豊かな実りの秋を実感。
新保町八幡神社では、このアートイベントを
立ち上げた一人で、初回から皆勤参加の
グラフィックデザイナー小川修さんの
ポスター展が行われていた。
内川小中学校のグランドには、子供たちがワークショップで制作した大作。
広いグランドに
このような迫力ある
アクションぺィンティングが
ずらりと並んでいたが、
残念なことに
初日の暴風雨で
何点かが壊れてしまった。
木の香りがする木考房望峰には
写真家田村正昭さんの
「関係の無い4枚の写真」シリーズ。
2012年の時空が切り取られている。
右下は過激派の指名手配ポスター。
こんなものにはもう京都でしか
お目にかかれないのでは、と
田村さん談。
三小牛町八幡神社には
高田初恵さんのイラストと写真を
前伊知郎さんが映像に仕立てた作品が
お社の内壁に映写されていた。
参道の緑も同時に目に入る素敵な空間。
訪れた人はのんびり腰掛けて、
ゆったりとした雰囲気と里山の静けさを
心ゆくまで堪能している様子だった。
参道にはガラス球のオブジェ。
散り敷く落ち葉と共に、
こぼれ落ちた木の実のように
さり気なく光を浴びて美しい。
蓮華町の丸山家はいつも人気で、多くの作品が展示されている。
手前は白川郁栄さんの屋久島の自然をテーマにしたインスタレーション。
庭にも赤いオブジェが点々と緑の中に散らしてあった。
家の前では草を食む山羊の親子が
訪れる人をお出迎え。
蓮花町諏訪神社の境内で、軽やかなオブジェが風に揺れ、お社の内部には赤青の光が点滅。
ギャラリー花音では、陶芸の器や手織物などの小品販売があり、
私の映像作品もここで上映した。
公民館では20周年の資料展示。3日には記念のお茶会も開催された。
同日、九万坊さんの名で親しまれている薬王寺で、地元の「内川バンド」を中心とした
記念ライヴコンサートも行われ、熱気に包まれた。
竹の小径には、青く塗られた「踊り場」という木の台座の作品が出現したが、
雨続きで、その上で踊る機会を私は逃してしまって残念。
陶芸、織り、竹細工、紙工芸、絵画、彫刻、写真、ポスター、インスタレーション作品等々、
様々なジャンルの作品が、秋の内川を祝祭のように彩った4日間だった。
竹の小径に設置した私の作品の近くの作業小屋からは、のびやかな音楽作品が流れていた。
音の出る作品は、他の作品とぶつかって鑑賞の妨げになることも多々あるが、
今回の岩井美佳さんの音楽は、竹林の美しさと雰囲気をいっそう引立てていて、
熊よけにもなり、有り難かった。
ヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス、スズメが、竹林でよく可愛い声を聞かせてくれた。
コゲラやカワラヒワ、オナガの声も一瞬聞こえた。
かれらの生活圏に突然現れたこれらの作品を、そう邪魔に思っていないような様子で、
私が一人で竹林の方々を歩いて撮影している時など、むしろ興味津々に近づき、
頭上を追て回っているような、そんな気配すらしたのだった。
― 自分の作品については、また項目を改めて書きます。 ―
最終日の今日になってやっと穏やかに晴れ上がり、無事に閉幕した。
今年はこの鎮守の森ギャラリーが始まって20周年。
最初の頃のように、三小牛町から一番山手の住吉町までの広域が会場になった。
住吉町住吉神社には
ステンドグラス作家の
辺本良治さんの作品。
私同様、20回皆勤出品者。
欧羅巴の広場のお祭りみたい。
新保町から住吉町に続く道沿いに広がる
里山の美しい風景に、豊かな実りの秋を実感。
新保町八幡神社では、このアートイベントを
立ち上げた一人で、初回から皆勤参加の
グラフィックデザイナー小川修さんの
ポスター展が行われていた。
内川小中学校のグランドには、子供たちがワークショップで制作した大作。
広いグランドに
このような迫力ある
アクションぺィンティングが
ずらりと並んでいたが、
残念なことに
初日の暴風雨で
何点かが壊れてしまった。
木の香りがする木考房望峰には
写真家田村正昭さんの
「関係の無い4枚の写真」シリーズ。
2012年の時空が切り取られている。
右下は過激派の指名手配ポスター。
こんなものにはもう京都でしか
お目にかかれないのでは、と
田村さん談。
三小牛町八幡神社には
高田初恵さんのイラストと写真を
前伊知郎さんが映像に仕立てた作品が
お社の内壁に映写されていた。
参道の緑も同時に目に入る素敵な空間。
訪れた人はのんびり腰掛けて、
ゆったりとした雰囲気と里山の静けさを
心ゆくまで堪能している様子だった。
参道にはガラス球のオブジェ。
散り敷く落ち葉と共に、
こぼれ落ちた木の実のように
さり気なく光を浴びて美しい。
蓮華町の丸山家はいつも人気で、多くの作品が展示されている。
手前は白川郁栄さんの屋久島の自然をテーマにしたインスタレーション。
庭にも赤いオブジェが点々と緑の中に散らしてあった。
家の前では草を食む山羊の親子が
訪れる人をお出迎え。
蓮花町諏訪神社の境内で、軽やかなオブジェが風に揺れ、お社の内部には赤青の光が点滅。
ギャラリー花音では、陶芸の器や手織物などの小品販売があり、
私の映像作品もここで上映した。
公民館では20周年の資料展示。3日には記念のお茶会も開催された。
同日、九万坊さんの名で親しまれている薬王寺で、地元の「内川バンド」を中心とした
記念ライヴコンサートも行われ、熱気に包まれた。
竹の小径には、青く塗られた「踊り場」という木の台座の作品が出現したが、
雨続きで、その上で踊る機会を私は逃してしまって残念。
陶芸、織り、竹細工、紙工芸、絵画、彫刻、写真、ポスター、インスタレーション作品等々、
様々なジャンルの作品が、秋の内川を祝祭のように彩った4日間だった。
竹の小径に設置した私の作品の近くの作業小屋からは、のびやかな音楽作品が流れていた。
音の出る作品は、他の作品とぶつかって鑑賞の妨げになることも多々あるが、
今回の岩井美佳さんの音楽は、竹林の美しさと雰囲気をいっそう引立てていて、
熊よけにもなり、有り難かった。
ヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス、スズメが、竹林でよく可愛い声を聞かせてくれた。
コゲラやカワラヒワ、オナガの声も一瞬聞こえた。
かれらの生活圏に突然現れたこれらの作品を、そう邪魔に思っていないような様子で、
私が一人で竹林の方々を歩いて撮影している時など、むしろ興味津々に近づき、
頭上を追て回っているような、そんな気配すらしたのだった。
― 自分の作品については、また項目を改めて書きます。 ―
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金沢市在住の美術家
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