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Posted by Ru Na - 2012.03.19,Mon
冬の間ビニールシートで覆った波板の下で、大雪も大寒波もしのいできた池の金魚たち。
今日は今年初めての池の水換えをした。

朝まで雨やみぞれが降り、その後天気は回復したが空気はかなり冷たい。
ずっと庭で人が行き来していると、リンゴやミカンを食べに来ている小鳥たちがこわがって、
十分食事できないのでは、と心配ではあるが、池の金魚たちの健康上必要な行事なので
今日だけ我慢してもらう。

resize4337.jpg

 水を2〜3日前から汲み置き
 するために、
 庭に水バケツなど
 運び込むたび
 メジロが文句を言って
 いるようだった。



 池を洗っている間
 衣装ケースの中で
 待っている金魚たち。




resize4336.jpg

ここのところ
夜が冷えるので
水は冷たく
みんなちょっと
寒そうな顔をしている。












resize4334.jpg

「お家のお掃除、まだすまないのかしら。」と、ひたすら待つ金魚たち。

時々近くでヒヨが「まあだ?」といったふうに鳴く。
近頃メジロは誰かが庭に出ると、「早う向うに行ってよ。落ち着いて食べられないやないの。」
と言うように、キチキチキチと声を張り上げるが、
今日も両隣の庭木を行き来して、盛んに抗議している様子。
途中何度かお茶休憩と称して、鳥たちのため家の中に入るのではかどらない。

やっと池に新しい水を入れて金魚たちを戻した。

resize4335.jpg

「明るくなったねえ。でもまだ寒いね。」

でもこれで終わりではない。
金魚たちを狙う動物よけと、黄砂など大気汚染物質混じりの雨が池に入らぬよう、
池に網を被せて透明な波板で覆いを作らなければならない。
その波板を、メジロたち用のミカンかごを吊るした場所からなるべく遠い場所で洗っていると、
メジロがすぐ側で、鳴きすぎて少しかれてしまったような声を張り上げて鳴くので、
もう辛抱できなくなったのだろうと、中断して家の中にに引っ込んで
窓からそっとのぞくと、

resize4333.jpg

早速、ミカンかごに止まってずっと食べ続けていた。
結局薄暗くなってから作業の続きをしなければならなかった。

― メジたちに つるべとられて もらい水 ―

こんな風に一生懸命自己主張する小鳥たちが可愛くてしようがないのである。
桜花などの食べ物がいっぱいになる季節まで、我が家の庭で安心して過ごしてほしい。

resize4331.jpg

先日、バナナとミカンの間で、加賀鳶(ハシゴ登り)のような器用な止まり方を
していたメジロ。





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