見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by Ru Na - 2012.03.12,Mon
震災から1年目の3月11日。河口の森で定例探鳥会が行われた。
数日もう春のような暖かな日が続いた後にまた寒波。
午後からは暴風雪になるとの予報を気にしながら出かけた朝は、
風は冷たかったものの青空が広がり、
すっかり雪の消えた川ベリの自転車道を、向かい風に逆らいながら海方向へ下って行った。
1年前は冷たいみぞれの降る日で、扇子のデザイン版下を届けに、顔にみぞれを受けながら
同じ道を自転車で走っていたのだった。
道中程まで来ると、枯れ草に覆われた中洲の風景が広がり、
この辺はまだ自然破壊の工事が来ていないと、すっかり嬉しくなった。
朝の明るい陽を
浴びて、
カワアイサたちが
気持ちよさそうに
早い流れに乗って
泳いでいるのを
眺めるために
何度も足を止めた。
川岸の木で賑やかに
鳴いていたのは
モズ。
またしばらく土が剥き出しの工事だらけの風景。
河口近くの森が対岸に見えてくると、ゆったりとした水面に点々と散らばる水鳥たちの
姿が急に多くなる。キンクロハジロに混じってマガモたちもけっこういる。
上流から
こちらに移動
してきた子たちも
いるのかしら。
ここなら安心。
岸辺にはオオバン。
去年の今頃、同じ場所にはオオバンが沢山いて大判振舞だったのに、数は少ない。
ヒドリガモも2つがいだけ姿が認められた。
橋を渡って森と川の間の小道を行くと、そこでもモズに出会った。
途中あちらこちらで引っ掛かっていたので、集合場所に着いたのは9時15分過ぎ。
こんなふうに私は遅刻常習犯だけれど、みんなゆっくり歩くのですぐに追い付く。
まだ芽吹きが見られない丘を越えて、再び川べりに出ると、メジロの群が騒いでいたり、
コゲラが幹をつついていたり、小鳥たちが活発に動き回っている。
誰かが川岸の藪で動き回る小鳥の群の中にベニマシコを見つけた。
一生懸命双眼鏡で探して、ベニマシコの赤くて可愛い姿を初めて見ることができた!
写真や動画を
撮ろうとしたが、
手前の枝が
邪魔して
なかなか
ピントが
合わない。
やっとこれだけ。
川にはキンクロハジロに混じって、ずいぶん多くのホシハジロがいた。
ホシハジロはよくキンクロハジロと一緒にいるらしい。
白黒に赤茶が混じってお互いに引き立て合っているのは、自然の素敵なデザイン。
アオサギが5羽
まとまっていたり、
平ったくて地味な
オカヨシガモも
見ることができた。
海岸に出る。
風は強いが、波は
12月の時ほど高くない。
この時、加賀方向の海面に
蜃気楼のような陸の影を
見た人が何人もいたと
後で聞いた。
私は気付かなかった。
今日見た鳥の
「鳥合わせ」をして
お昼近くに解散。
参加者31名で
見た鳥は36種。
他のメンバーとカメラの話などしていたら、空も陰りだし、しだいに風も強まってきた。
早く帰らねばと、再び通った川べりの草の中に、アオジが1羽、少し眠そうにしていた。
これから来る嵐を避けようとするのか、薮の中に潜り込んだ。
帰路の自転車道は強風にあおられ、真直ぐ走るのが難しいくらい。
ゆっくり進む。
川面が波立っている。
満潮の時、
河口付近のこの辺では
川の水が一時的に
上流に向かって
逆流すると、
先日教えてもらったが、
その逆流と強風が
重なって、
こんな波模様を
作っているようだった。
家近くなり雨がちょっとパラついたが、帰り着くまで何とか天気は持ちこたえてくれた。
暴風雨になったのは3時頃から。
TVで放映している震災の追悼式典や追悼番組に、吹きすさぶ風の音が重なった。
数日もう春のような暖かな日が続いた後にまた寒波。
午後からは暴風雪になるとの予報を気にしながら出かけた朝は、
風は冷たかったものの青空が広がり、
すっかり雪の消えた川ベリの自転車道を、向かい風に逆らいながら海方向へ下って行った。
1年前は冷たいみぞれの降る日で、扇子のデザイン版下を届けに、顔にみぞれを受けながら
同じ道を自転車で走っていたのだった。
道中程まで来ると、枯れ草に覆われた中洲の風景が広がり、
この辺はまだ自然破壊の工事が来ていないと、すっかり嬉しくなった。
朝の明るい陽を
浴びて、
カワアイサたちが
気持ちよさそうに
早い流れに乗って
泳いでいるのを
眺めるために
何度も足を止めた。
川岸の木で賑やかに
鳴いていたのは
モズ。
またしばらく土が剥き出しの工事だらけの風景。
河口近くの森が対岸に見えてくると、ゆったりとした水面に点々と散らばる水鳥たちの
姿が急に多くなる。キンクロハジロに混じってマガモたちもけっこういる。
上流から
こちらに移動
してきた子たちも
いるのかしら。
ここなら安心。
岸辺にはオオバン。
去年の今頃、同じ場所にはオオバンが沢山いて大判振舞だったのに、数は少ない。
ヒドリガモも2つがいだけ姿が認められた。
橋を渡って森と川の間の小道を行くと、そこでもモズに出会った。
途中あちらこちらで引っ掛かっていたので、集合場所に着いたのは9時15分過ぎ。
こんなふうに私は遅刻常習犯だけれど、みんなゆっくり歩くのですぐに追い付く。
まだ芽吹きが見られない丘を越えて、再び川べりに出ると、メジロの群が騒いでいたり、
コゲラが幹をつついていたり、小鳥たちが活発に動き回っている。
誰かが川岸の藪で動き回る小鳥の群の中にベニマシコを見つけた。
一生懸命双眼鏡で探して、ベニマシコの赤くて可愛い姿を初めて見ることができた!
写真や動画を
撮ろうとしたが、
手前の枝が
邪魔して
なかなか
ピントが
合わない。
やっとこれだけ。
川にはキンクロハジロに混じって、ずいぶん多くのホシハジロがいた。
ホシハジロはよくキンクロハジロと一緒にいるらしい。
白黒に赤茶が混じってお互いに引き立て合っているのは、自然の素敵なデザイン。
アオサギが5羽
まとまっていたり、
平ったくて地味な
オカヨシガモも
見ることができた。
海岸に出る。
風は強いが、波は
12月の時ほど高くない。
この時、加賀方向の海面に
蜃気楼のような陸の影を
見た人が何人もいたと
後で聞いた。
私は気付かなかった。
今日見た鳥の
「鳥合わせ」をして
お昼近くに解散。
参加者31名で
見た鳥は36種。
他のメンバーとカメラの話などしていたら、空も陰りだし、しだいに風も強まってきた。
早く帰らねばと、再び通った川べりの草の中に、アオジが1羽、少し眠そうにしていた。
これから来る嵐を避けようとするのか、薮の中に潜り込んだ。
帰路の自転車道は強風にあおられ、真直ぐ走るのが難しいくらい。
ゆっくり進む。
川面が波立っている。
満潮の時、
河口付近のこの辺では
川の水が一時的に
上流に向かって
逆流すると、
先日教えてもらったが、
その逆流と強風が
重なって、
こんな波模様を
作っているようだった。
家近くなり雨がちょっとパラついたが、帰り着くまで何とか天気は持ちこたえてくれた。
暴風雨になったのは3時頃から。
TVで放映している震災の追悼式典や追悼番組に、吹きすさぶ風の音が重なった。
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金沢市在住の美術家
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