見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
Posted by Ru Na - 2012.01.22,Sun
今日は兼六園での探鳥会の日。9時少し前に集合場所に着いたのに誰もいない。
見回すと少し離れた所に知った顔が。
聞くと、今日は9時半からなのに早く来すぎてしまったとのこと。
私も、いつものように確か9時からだと思っていたのに。
しばらくすると少しずつ人が集まりだした。
待っている間、シジュウカラやエナガ、メジロたちが元気そうに
近くの木々の間を行き来するのを見ることができた。
今年は新年からエナガの群を見ることが多い。
しかし、ツグミやシロハラには、まだ一度もお目にかかっていない。
何だか冬鳥が少ないという声をよく聞く。
早朝から団体の観光客が多い今日の園内には、あまり鳥の姿がなかった。
霞が池にもカルガモが少しだけ、カイツブリも1羽しかいないようだった。
いつも兼六園の探鳥会では、けっこう多くの鳥に出会えるのに。
霞が池のコイたちに会いに行くと、みんなどことなくぼんやりしている。
ここ数日暖かな日が続いているので、水温が低くて動きが鈍いというはずはない。
水に洗剤の泡のようなものが少し浮いていて、水の状態が良くないのだろうかと
案じながら瓢池にむかうと、先に行った人たちが一箇所にかたまって何かを見ている。
池の中の小さな島陰にオサギがうずくまっていて、周囲の水に白い泡が・・・。
先程からずっとそうしているのだという。
時折、身体を低くしたまま羽を激しく動かして水を浴びているが、すぐまた
同じ姿勢に戻ってしまう。
その様子はまるで羽に付いた悪いものを早く取ってしまいたいといったふうにも見えた。
「あの周りの白いものは何なのでしょう。」
「フンじゃないのかな。」 「何か吐いたのかもしれない。」
みんな心配そうに長いこと見ていた。
そのうちやっと身体を起こして立ち上がり、
まだ時々羽を洗いながら、小島の方へ。
小島の上に登ってからも、羽の水を切るためか、長い間羽を揺すっていた。
やっと立ってくれたので少し安心したが、何か悪いものでも食べるか飲むかしたのだろうかと、
気が気ではなかった。
「ただ水浴びしていただけなんでしょう。」と、みんなはまたぞろぞろ歩きだしたが、
私は霞が池の白い泡や、先日金沢城址で見た、具合悪そうに草の中でうずくまっている
アオサギのこともあったので、水質が汚染されているのではと気になった。
兼六園を廻る水は辰巳用水から来ていて、その取水口の上では辰巳ダムの工事が
行われていた。現在貯水の実験中らしい。
貯水槽の外壁には真新しいコーティングがされているだろうし、去年ニュースになった
川の水質汚染の問題もある。
鳥たちがそれで健康を害しているのだったらどうすればいいのかと、気が晴れなかった。
追記:後で調べたら、アオサギが水浴びする時、独特の脂粉をまき散らす
ということが分かった。
あの白い泡状のものはどうやらその脂粉だったらしい。
探鳥会の終わりの鳥合わせ。
この日見た鳥は16種。
こんなに少ないのも珍しい。
探鳥会の後、広坂休憩館で、
野鳥の会の新年会があった。
幹事の手作り料理、
ベトナムのお菓子コーナーなど
美味しいものがいっぱい。
年間鳥合わせ、
鳥グッズオークションなどで
楽しいひと時を過ごした。
見回すと少し離れた所に知った顔が。
聞くと、今日は9時半からなのに早く来すぎてしまったとのこと。
私も、いつものように確か9時からだと思っていたのに。
しばらくすると少しずつ人が集まりだした。
待っている間、シジュウカラやエナガ、メジロたちが元気そうに
近くの木々の間を行き来するのを見ることができた。
今年は新年からエナガの群を見ることが多い。
しかし、ツグミやシロハラには、まだ一度もお目にかかっていない。
何だか冬鳥が少ないという声をよく聞く。
早朝から団体の観光客が多い今日の園内には、あまり鳥の姿がなかった。
霞が池にもカルガモが少しだけ、カイツブリも1羽しかいないようだった。
いつも兼六園の探鳥会では、けっこう多くの鳥に出会えるのに。
霞が池のコイたちに会いに行くと、みんなどことなくぼんやりしている。
ここ数日暖かな日が続いているので、水温が低くて動きが鈍いというはずはない。
水に洗剤の泡のようなものが少し浮いていて、水の状態が良くないのだろうかと
案じながら瓢池にむかうと、先に行った人たちが一箇所にかたまって何かを見ている。
池の中の小さな島陰にオサギがうずくまっていて、周囲の水に白い泡が・・・。
先程からずっとそうしているのだという。
時折、身体を低くしたまま羽を激しく動かして水を浴びているが、すぐまた
同じ姿勢に戻ってしまう。
その様子はまるで羽に付いた悪いものを早く取ってしまいたいといったふうにも見えた。
「あの周りの白いものは何なのでしょう。」
「フンじゃないのかな。」 「何か吐いたのかもしれない。」
みんな心配そうに長いこと見ていた。
そのうちやっと身体を起こして立ち上がり、
まだ時々羽を洗いながら、小島の方へ。
小島の上に登ってからも、羽の水を切るためか、長い間羽を揺すっていた。
やっと立ってくれたので少し安心したが、何か悪いものでも食べるか飲むかしたのだろうかと、
気が気ではなかった。
「ただ水浴びしていただけなんでしょう。」と、みんなはまたぞろぞろ歩きだしたが、
私は霞が池の白い泡や、先日金沢城址で見た、具合悪そうに草の中でうずくまっている
アオサギのこともあったので、水質が汚染されているのではと気になった。
兼六園を廻る水は辰巳用水から来ていて、その取水口の上では辰巳ダムの工事が
行われていた。現在貯水の実験中らしい。
貯水槽の外壁には真新しいコーティングがされているだろうし、去年ニュースになった
川の水質汚染の問題もある。
鳥たちがそれで健康を害しているのだったらどうすればいいのかと、気が晴れなかった。
追記:後で調べたら、アオサギが水浴びする時、独特の脂粉をまき散らす
ということが分かった。
あの白い泡状のものはどうやらその脂粉だったらしい。
探鳥会の終わりの鳥合わせ。
この日見た鳥は16種。
こんなに少ないのも珍しい。
探鳥会の後、広坂休憩館で、
野鳥の会の新年会があった。
幹事の手作り料理、
ベトナムのお菓子コーナーなど
美味しいものがいっぱい。
年間鳥合わせ、
鳥グッズオークションなどで
楽しいひと時を過ごした。
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性別:
女性
職業:
金沢市在住の美術家
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