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見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたこと。
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Posted by Ru Na - 2010.08.21,Sat
思わず“閑話”と書いたが、閑なんてとんでもない。
いつ果てるとも知れぬ猛暑の中で、池の水温が上がらないよう、
庭での水撒きを、一体日に何度していることか。
暑ければ暑いほど回数も増やさねばならず、熱帯夜続きなので、日が落ちても何度も庭に出る。

波板で池のあらかたに波板を被せ、その上に隙間なくすだれを敷いている。
カンカン照りの陽が当たるすだれや、まわりの焼けた石や土を水で冷やす。
それで何とか水温は26度以下に抑えられて、(それでも金魚にとっては高すぎるのだけれど)
池の金魚たちは何とか元気。

シャワー口の付いたホースで散水すると、小さな虹ができ、
トカゲたちはあわてて逃げ、蝶や蜂が寄ってくる。

今日初めてみんみんゼミの声に気が付いた。
子供の頃から、みんみんが鳴きだすとそろそろ夏の終わり、
夏休みの手付かずの宿題を片つけるのに、あせりだしたものだった。

それにしても、今年の夏はまだ当分終わりそうもない。
6月半ばからずっと、最低気温、最高気温ともに平年より3℃位高い日が続いている。
若干涼しくなったのは、台風の後の1日だけだった。

40℃を経験したことがある。
昔、モロッコのマラケシュに行った時のこと。
9月も半ば頃だったが、駅に降り立ったとたん、ものすごい熱空気に包まれた。
土も赤いが、空気もまるで燃えるようで、喉がひりひりしたのを覚えている。

それでも、ほとんど湿度がない土地なので、日陰に入るとひんやりとし、
広場で陽にさらされながら大道芸を見ていても、汗をかいたという記憶はない。
現地に駐在している海外青年協力隊の人に偶然出会ったが、
「今日は涼しいなあ。なんせ40℃しかないんだから。」などと言っていた。

かって、ヨーロッパは地中海のほとり、南欧といえるマルセイユに留学し、
夏休みは欧州の方々に出かけたけれど、
汗が流れて、それだけで疲れてしまうような暑さには、めったに会わなかったような。

ただでさえ湿度が高くて過ごしにくい日本の夏は、(特に金沢はいつでも高湿度)
温暖化で増々やりきれないほど暑くなっていくのかしら。

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この暑さの中で、プチトマトは実を付け続けているけれど、
さすがに近頃、葉がしおれ気味。
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